茨城県は12日、県内在住の20歳代女性がはしか(麻疹)に感染したと発表しました。竜ケ崎保健所管内の医療機関から報告がありました。発症前、守谷市内のスーパーに出入りしていました。11日に感染を公表した20歳代男性の妻で、家庭内の感染とみられます。県内の今年の発症者は計6人となり、直近で感染が確認された2023年1年間の患者1人を上回っています。
県感染症対策室によると、女性は夫のはしか感染を受けて健康観察中だった11日、発熱と倦怠感があったことから医療機関を受診しました。県衛生研究所で同日検査した結果、陽性が確定しました。現在は自宅で療養しています。
女性は10日午後2〜5時ごろ、スーパー「カスミ松ケ丘店」を利用していました。同対策室は同じ日時に店舗や病院を出入りした不特定多数の人に感染の可能性があるとし、利用から10日前後経過して発熱や発疹などはしかの症状が出た場合、最寄りの保健所に電話連絡した上で、医療機関を受診するよう呼び掛けています。
2025年4月13日(日)
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