4月下旬に静岡県を訪れていた女性が、はしか(麻疹)に感染していたことが、5月2日にわかりました。東海道新幹線に乗って静岡県内を訪れていたということで、静岡県は女性と接触した疑いがある人は届け出てほしいと話しています。
県によると、女性は30歳代で、2日に東京都が患者として確認しました。東京都の保健医療局や静岡県の感染症管理センターによりますと、女性は4月26日、品川駅を午前9時04分に発車した東海道新幹線こだま711号・新大阪行きの3号車(自由席)に乗車し、同10時34分ごろ掛川駅で降りたということです。
県では女性が県内で接触した人は特定できていて、体調チェックなど健康観察を行っています。そのほかで不特定多数の人との接触は確認されていません。
はしかに感染した女性は海外渡航歴があり、発熱やせき、発疹などの症状が出ているということです。
はしかは感染力が極めて強く、感染すると約10日から12日後に風邪のような症状が現れ、2~4日熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が現れるということです。
県は、はしかの症状が疑われる場合は医療機関に相談の上、速やかに受診してほしいと呼び掛けていて、5月3日、県感染症管理センター内に相談窓口を設置し、窓口でははしかに関して心配のある県民からの相談を受け付けています。
相談窓口は<電055(928)7220>。当面の間、午前9時から午後5時まで受け付けます。
2025年5月4日(日)
0 件のコメント:
コメントを投稿