介護保険からの給付や利用者負担を含めた2024年度の介護費用は11兆9381億円で過去最多を更新した。前年度比3・7%増。高齢化による利用者の増加や、サービス提供事業者が受け取る介護報酬が2024年度にプラス改定されたことも押し上げ要因となった。厚生労働省が9月30日に発表した。
集計を始めた2001年度の4兆3782億円から約2・7倍に膨らんだ。
介護費用のうち、要介護認定を受けて利用する介護サービス分は11兆6179億円、状態が軽い人向けの介護予防サービス分は3202億円だった。
利用者数は、介護サービスが前年度比1・1%増の573万1100人、介護予防サービスが4・8%増の130万3900人だった。
1人当たり介護サービス費用(2025年4月審査分)を都道府県別に見ると、鳥取県が22万9900円で最も多く、新潟県が22万500円で続いた。
介護保険制度は2000年度に始まった。
2025年10月2日(木)
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