笹川スポーツ財団は9日、18歳以上の男女の運動実施状況などを昨年調査した「スポーツライフ・データ2024」を発表し、20歳以上で年1回以上のジョギング・ランニング実施率は7・4%、推計758万人だった。過去最高だった2020年と比べて2・8ポイント減り、推計で約300万人減少した。
実施率は男性が11・4%、女性が3・3%。女性は1998年の調査開始以来最低となり、20歳代は2020年と比べて約3分の1と大幅に減少した。
調査は昨年6~7月、全国の18歳以上の男女3000人を対象に実施。
財団の担当者は、「ライフスタイルの変化によるSNSやスマホゲームの利用、動画視聴といった余暇活動の選択肢拡大が、運動・スポーツ実施率全体の減少傾向の一因となっていると推測される」としている。
2025年10月10日(金)
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