「接触障害」ではなく「摂食症」へ――。日本摂食障害学会が、日本摂食症学会に名称を変えた。治療で回復できる病気という正しい認識を広め、早く適切な治療につなげる狙いがある。
摂食症は、食事量や食べ方などを制御しづらくなり、心身に影響が出る症状を指す。患者は拒食、過食、意図的な嘔吐(おうと)などを繰り返してしまう。
要因は、体形や体重への不安による過度なダイエットやストレスなどさまざま。うつ病や不安症などの精神疾患を併発していることも多い。厚生労働省の精神保健福祉資料によると、患者数は2022年時点で約21万7000人という。
長く摂食障害と呼ばれてきたが、2014年には、精神科医らでつくる日本精神神経学会が「摂食症」と表すようになった。
「障害」だと「回復できない」という誤解や偏見を生む心配がある、などがその理由。子供の場合、障害という診断が与えるショックの大きさも指摘されていた。
ただ、その後も社会に広まっていないとして、日本摂食障害学会も昨年10月、名称変更を決定。年明けごろから、ホームページや会則などを変え始めた。
2026年1月17日(土)
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