2022/09/14

🟧全国で新たに10万277人が新型コロナ感染 死者184人、重症者は376人

 国内では14日午後6時の時点では、東京都で1万593人、大阪府で7719人、愛知県で7155人、埼玉県で6039人、神奈川県で5139人、兵庫県で4572人、千葉県で4416人など全47都道府県と空港検疫で、新たに10万277人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。

 1日当たりの新規感染者は前週の水曜日(7日)より2万9493人少なく、21日連続で前週の同じ曜日を下回りました。新規感染者が10万人を超えるのは6日ぶり。

 また、埼玉県で18人、大阪府で17人、東京都で16人、千葉県で14人、神奈川県で13人、京都府で7人、兵庫県で7人、愛知県で7人、沖縄県で7人、福岡県で7人、宮城県で6人、栃木県で6人、三重県で5人、北海道で5人、広島県で5人、茨城県で5人など、計184人の死亡の発表がありました。

 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め2041万4505人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて2041万5217人となっています。

 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が4万3211人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて4万3224人です。

 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より36人減って14日時点で376人となっています。

 大阪府は14日、新型コロナウイルスの新たな感染者を7719人確認したと発表しました。感染者数は前週同曜日(9598人)と比べ1879人減りました。府内の感染者の累計は202万9299人。

 新たに50~90歳代の男女17人の死亡が判明し、府内の累計死者数は6281人。

 14日時点の重症者は前日から2人増の52人で、重症病床(596床)の同日の実質使用率(重い持病などを抱える軽症・中等症患者らを含む)は14・9%になりました。軽症・中等症病床には1690人が入院しており、軽症・中等症病床(4154床)の使用率は40・7%となりました。

 新規感染者のうち、感染者と同居して症状があり、PCR検査を受けずに医師の診断で陽性と判断された濃厚接触者は197人でした。自宅療養者は5万4082人。公費によるPCR検査などを2万7585件実施。

 2022年9月14日(水)

🟧東京都の新型コロナ感染、6日ぶり1万人超 新たに1万593人確認

 東京都は14日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の1万593人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

 1週間前の水曜日(1万3568人)より2975人減り、24日続けて前の週の同じ曜日を下回りました。新規感染者が1万人を超えるのは6日ぶり。14日までの7日間平均は8960人で、前の週の79%となりました。

 新規感染者を年代別にみると、10歳未満が1844人と最も多く、40歳代が1757人、30歳代が1742人と続きました。65歳以上の高齢者は956人でした。

 ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが6229人、未接種は2337人でした。

 病床使用率は、35・0%。また、都が緊急事態宣言の要請を判断する指標を30~40%としている重症者用病床使用率は、24・3%。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者数は、前日から2人減って26人でした。

 一方、都は、感染が確認された40歳代と、70歳代から100歳以上の合わせて男女16人が死亡したことを発表しました。

 また、確認された感染者のうち、都外から持ち込まれた検体を都内の医療機関で検査したのは126人でした。他県内の陽性者登録センターなどを通じた申請はありませんでした。

 東京都の累計の感染者数は306万7749人となり、累計の死者数は5691人になりました。

 2022年9月14日(水)

🇬🇭体臭

■体臭のメカニズム■

《汗と体臭と、個性と》

 広辞苑によると、「体臭」とは「皮膚の汗腺・皮脂腺の分泌物から生ずる一種の臭気」、現代実用辞典に至っては、「からだのにおい」と素っ気ない表現で片付けています。

 しかし、汗をかく季節には、体臭を気にしないでいられる人は、少ないのではないでしょうか。特に潔癖症、臭い過敏症ともいえる現代人にとっては、自分や他人の体臭が気になります。そこで、そもそも体臭とは何かといった点から、考えてみましょう。

 体臭ができるメカニズムは、ほぼ解明されています。皮脂や汗など脂質の酸化が、その大きな原因です。同時に、体臭が「HLA」という遺伝子に関係しており、人によって臭いの種類も違えば、臭う強さも違うなど個人差があることも、わかっています。 

  私たち人間が動物である以上、他の動物と同様に、その個体を識別するものが「体臭」といったところが、妥当な認識ではないでしょうか。このように考えれば、「一般的に体臭が薄い」といわれる日本人でも、人によって臭いがほとんどなかったり、あるいは体臭そのものがよい香りだという幸運な人がいる一方、臭いが強かったり、あるいは自分の体臭は悪臭だと思い込んで悩む人がいるのも、納得できます。

 「自分の体臭は悪臭で、人に嫌われるのではないか」といった不安や悩みを持つことこそが、現代人の深刻な心の病の一つだとも、一説にいわれています。まずは、自分の個性の一つとして、体臭を前向きにとらえることから、対処してみたいものです。

《体臭の発生源とその理由》

発生源
働き
体臭となる理由
皮脂腺

皮脂を分泌し、体の表面を守り、潤いを与える。

空気に触れることで酸化し、臭いが生じる。

汗腺(エクリン腺)

汗を出すことで、体温と水分を調整している。

汗そのものは、ほとんど臭いがない。ただ、上記の皮脂と混ざり合い、雑菌が繁殖するなどして、臭いを発生させる。

汗腺(アポクリン腺)

異性へのアピール!?

脇の下、乳輪、外陰部など限られた部分にのみあり、この腺から分泌される汗には脂肪、鉄分、尿素、アンモニアなどが含まれ、汗そのものに大なり小なり臭いがある。

《実は、においに恋してる?》

 興味深い調査結果が、あります。未婚の女性に、男性の着たTシャツの「におい」をかいでもらい、好き嫌いの関係を探ったところ、父親由来のにおいの遺伝子(HLA)を多く持つ男性に対して、好意を持つ傾向があったというのです。

 これを推測していくと、女性は父親の、男性は母親のにおいと似ている異性を好むという仮説も、成り立ちます。また、特に脇の下のにおいは、思春期以降に出てくるため、フェロモンと関係しているといった説も、根強くあります。とかく否定されがちな存在ですが、体臭はもしかしたら、異性に好き嫌いを判定させる好材料なのかもしれませんね。

 因みに、日本ではあまり発達してこなかった化粧品に、香りの強い順に「香水」、「オードトワレ」、「コロン」などの種類がある「フレグランス」があります。まことしやかに語られてきた説では、「体臭が日本人より強い欧米人がにおいを隠すために、フレグランスを使う文化を発達させてきた」としていますが、まったくの俗説に属します。彼らが体臭を気にし始めた歴史より、香料を愛用し始めた歴史のほうが、圧倒的に古いからです。 

 このフレグランスを選ぶ際、おおかたの人は「香りが好き」といった基準で、つい選びがちなのではないでしょうか。しかしながら、フレグランスは自分の体臭や体温と相まって香りを醸し出すもの。最初から「体臭ありき」で発想し、選ぶのが正解なのです。

 かの女優、マリリン・モンローがシャネルNo.5をネグリジェにしていたという話は、あまりにも有名です。シャネルの香水がモンローの体臭と組み合わされた時、とても魅惑的な香りを放ったことと想像されます。

 自分の体臭と体温、それとの組み合わせで選ぶフレグランス。そのような視点で楽しめば、体臭そのものが自分の魅力をいっそう引き出す要素となるのです。香水やオードトワレの場合は、香りが強くて持続性もあるので、使用する量に気を付けましょう。自分にとってはよくても、周囲に不快感を覚えさせたり、必要以上に「派手な人」といった印象を与えることもあるので、配慮をお忘れなく。

《こんな臭いにはご用心》

 体から発せられるにおいには個人差があり、においの強さもまた人それぞれではありますが、時には、臭いの原因が病気に基づくこともあります。

 例えば、糖尿病になると甘い臭いがするようになり、甲状腺機能亢進症やパーキンソン氏病になると、皮脂腺が刺激され、独特の体臭が出るようになるといわれます。また、口臭がひどい場合は、内臓疾患の可能性もあります。

 大切な体をしっかりセルフチェックするためにも、日頃の自分の体臭を知っておくことが、大切となります。「体臭がいつもと違う」、「体のにおいが変わってきた」、「ケアをいろいろしても、臭いが軽減されない」…こんな時は、一度専門医に相談してみましょう。

■体臭防止の傾向と対策■

《清潔第一。食べ物注意》

 体臭は個性、あなたの魅力とはいえ、猛暑の夏に体臭が強くなっては、自分でもうっとうしいもの。周りから「汗くさい」なんていわれないためにも、生活や食事に一工夫していきましょう。

 臭い対策でまず最初に押さえておきたいのが、気持ち的なポイント。「汗をかきたくない」、「汗をかくと臭い→人に嫌われる」といった頭の中の思考回路を一

度、断ち切ることです。

 なぜかといえば、気にすれば気にするほど、汗をかく要因になるからです。これを「精神性発汗」といいます。例えば、緊張すると冷や汗が出たり、手に汗が浮いたりするのが、精神性発汗です。「汗をかくことは自然なことで、汗へのケアをすればよい」と気持ちを切り替えて、必要以上の心配は抑えていきましょう。

 次にケア。こちらは清潔第一。毎日、お風呂に入る、まめに下着を取り替えるといったことが基本ですが、近年はさまざまな制汗剤が出回っているので、出掛ける前に使用しておくのもよいでしょう。

 因みに、制汗剤とデオドラント剤では、もともとの発想が違うことをご存知ですか。制汗剤は、汗腺に働きかけて汗を出にくくするもの。デオドラント剤のほうは、臭いを作り出す雑菌を退治したり、繁殖を阻止するもの。覚えておくと、何かと便利でしょう。

 第三に、汗をかいたら、こまめの対処を。汗を拭(ふ)き取り、サッパリと。こちら用にもシート状の拭き取り剤が多数市販されているので、便利です。汗をかけば、誰でも気持ちが悪いもの。肌だって、同じなのです。汗をかいたまま放置されれば、肌が臭いを発生させる。つまり、汗臭さや体臭が強くなるのは、「不快だ」という肌からのサインともいえましょう。

 そして、もう一つ気を付けたいのが、食生活。下表で示すように、基本的に肉類の多い食生活をしていると、体臭は強くなるといわれています。欧米人の体臭が強いのも、食生活に一因があるとされています。

 逆に多く取りたいのが、抗酸化食品。先にも述べた通り、体臭の原因は脂質などの酸化。酸化を防げば、体臭も抑えることができるわけです。

《体臭を抑えるために控えたい食品》

控えたい食べ物
その理由
動物性たんぱく質

動物性たんぱく質や脂肪を多く含む肉や乳製品を多く摂取すると、脂質の分泌が増え、臭いのもととなる。汗も、かきやすくなる。肉・牛乳・チーズなどは、控えめにしよう。

辛いもの、臭いの強いもの

辛いものを食べると汗が出るのは、誰もが経験したことがあるはず。また、ニンニク・ニラ・ネギ・ラッキョウなどが臭いの原因であることも、周知の事実。夏は食べる時間や場所を選びたい。

《意識して取りたい抗酸化食品》

種類
多く含まれる食品
ビタミンE

小麦胚芽、植物油、アーモンド、ピーナッツ、うなぎ、緑黄色野菜など

ビタミンB2

どじょう、うなぎ、レバー、さば、干ししいたけ、強化米、納豆など

《部位別の臭いの原因とケア法》

 特に気になる部位には、適材適所の臭い対策を。

部位
臭いの原因
対策

頭皮や髪に皮脂がたまると、細菌に分解されて、臭いが発生。たばこなどの臭いが移りやすいことも、悪臭の原因に。

まめの洗髪を心掛ける。また、濡れていると臭いが移りやすいので、よく乾かす。

口 

唾液の分泌が少なくなると、細菌が繁殖し、食べカスの分解や発酵が進むために、悪臭が発生。

よく噛んで食べて、唾液の分泌を促す。食後は歯磨きをし、臭いの原因となる食べカスを残さない。口の中が渇いたら、適度な水分を補給する。ない場合には、ガムなどでも。

脇の下

アポクリン腺による独特の臭いが発生。

吸汗性の高い下着を身に着ける。消臭剤を利用する。食生活に注意する。

生殖器

アポクリン腺と恥垢によって、臭いが発生。

こまめに洗う。ただし、石鹸などの洗い残しがあると、それ自体が臭いの原因に。シャワーなどで洗い流す程度が、最もよい。

足の裏に密集したエクリン腺からの汗を、雑菌が分解。脂質とも混ざり合い、悪臭が発生。

程よいゆとりがあり、通気性の高い靴を選ぶ。2日続けて、同じ靴を履かない。とりわけ冬は体が汗をかかないぶん、手足が汗をかきやすくなる。時々、靴内をアルコールで拭くなどして、靴内の雑菌を排除する。足も、アルコールの入ったウエットティッシュで拭いたり、汗を抑える足用スプレーを使う。

 

🇹🇷脱毛、薄毛

■脱毛のメカニズム

 なぜ、人間は髪の毛が抜け落ちて、ハゲや薄毛になるのでしょうか。ハゲることに関しては、「ホルモン悪人説」と「血統・遺伝説」という二大原因説があります。

●ホルモン悪人説とは

 性別を問わず、私たち人間の毛髪はさまざまホルモンの影響を受けていますが、ハゲや薄毛には男性ホルモンが深く関わっています。中でも、人間の毛髪に影響を及ぼす男性ホルモンは、「テストステロン」と「DHT(5α-デヒドロテストステロン)」の2種類で、とりわけDHTはハゲや薄毛の引き金となる怖いホルモンです。 

 DHTは、毛根鞘にある5α-リダクターゼという還元酵素によりテストステロンが変身したもので、頭髪以外の体毛には多毛化を促す反面、頭髪に対してだけは成長を抑制するため、結果的にハゲ・薄毛へと導くことになります。これが「ホルモン悪人説」です。 

 このDHTは皮脂腺活性も高進させる作用を有するため、ハゲの人は皮脂過多になりやすい状況にあります。そのため、頭髪の皮脂軽減が発毛の根幹のように宣伝される傾向がありますが、皮脂の取りすぎはリバウンドで、さらに脱毛を悪化させることもありますので、適度がよいでしょう。 

 「ホルモン悪人説」の元凶とされるDHT以外に、人間の毛髪に影響を及ぼすホルモンには次のようなものがあります。

人間の毛髪に影響を及ぼすホルモン

1. テストステロン(男性ホルモン)

 テストステロンは、筋肉の増強を促し、男らしい体付きをつくります。

2. エストロジェン(女性ホルモン)

 頭髪が成長し続ける期間を長くする作用があり、全体からみれば頭髪の成長にプラスに働いているといえます。男性の頭髪成長期よりも、女性のほうが時間的に長いため、女性は腰のあたりまで髪を伸ばすことが可能なのです。

3. サイロキシン(甲状腺ホルモン)

 休止期にある頭髪の成長開始(成長活動)を早くするように、促す役目を持っています。同じ頭部でも、側頭部や後頭部はこの支配を受けているため、ハゲにくいといえます。

4. コルチゾン(副賢皮質ホルモン)

 甲状腺ホルモンとは逆に、頭髪成長期の開始を遅くします。しかし、分泌が過剰になると、全身多毛ということになります。   


 このように頭髪にはいろいろなホルモンが複雑に関係し、毛の成長をコントロールしています。その中でも、脱毛、抜け毛、ハゲ、薄毛に大きく関わってくるのが男性ホルモンであることは、間違いのないところです。

●血統・遺伝説とは 

 若いうちからハゲてしまう若ハゲ(若年性脱毛症)は、遺伝性であることが非常に多く、それも家系の中で男性だけに現われる遺伝形式(伴性優性遺伝)で受け継がれていきます。男性型禿髪症の実に80%以上が遺伝性といわれるほどで、この場合もDHTに影響されやすい体質が受け継がれてしまうのです。これが「血統・遺伝説」です。 

 では、どのように血統が遺伝していくのでしょうか。私たちは両親から一個ずつの毛髪に関する遺伝子をもらいます。その遺伝子の組み合わせは、下の主な3つです。 

両親から受ける毛髪遺伝子の組み合わせ

 1. 正常な遺伝子と正常な遺伝子

 2. ハゲ・薄毛の遺伝子と正常な遺伝子

 3. ハゲ・薄毛の遺伝子とハゲ・薄毛の遺伝子

  男性は優性遺伝のため、ハゲ・薄毛の遺伝子が一つでもあればハゲてしまう確率は高くなります。

 その確率は次のとおりです。

遺伝子によってハゲる確率

 A. 父親にハゲ・薄毛の遺伝子が一つでもある→50%

 B. 母親にもハゲ・薄毛の遺伝子がある→75%

 これに比べて、両親ともに正常な遺伝子を持っていた場合、子供にハゲ・薄毛が現われることは、遺伝子学的にはありません。ただし、食生活や生活環境の乱れ、ストレスなどで薄毛になることもありますので、注意しましょう。 

 ちなみに女性にはハゲが少なく、あっても薄毛程度なのは、頭髪の成長にプラスに働く女性ホルモンが常に男性ホルモンより優位にあることのほかに、脱毛の仕方に違いがあるからです。

 毛は通常、一つの毛根から2〜3本が生えています。脱毛の時、女性はその中から1本だけが抜けますが、男性は一つの毛根から生えているすべての毛が一度に抜けてしまうのです。

■脱毛、薄毛を予防する3ポイント

 遺伝的要因を退治することは、不可能です。それでは、日常生活でできる中でハゲないためには、どうしたらよいのでしょうか。ポイントは、頭皮を清潔に保つことと、健康的な生活習慣を心掛けることにあります。 

ハゲを予防する3つのポイント

 1、効果的なシャンプー

 2、効果的な食事

 3、ストレスからの解放

●効果的なシャンプー

 毎日たくさんの脱毛に悩み、「シャンプー時には生きた心地がしない」という人は、意外に多いものです。だからといっても、頭皮を清潔に保つためにもシャンプーは欠かせません。

 脱毛の悩みのある人は、皮脂過剰でベタつきがちな頭皮の場合が多いのですが、使用するとスッとするミント感覚のシャンプーや、「フケ防止」とうたう硫黄分が配合されているシャンプーは、かえって頭皮を刺激しすぎる結果となり、リバウンド現象としてますます皮脂を出してフケを増やしてしまうことがあります。

 頭皮を保護するために最もお勧めできるのは、「ベビー用の低刺激性シャンプー」。頭皮を傷付けないように、毎日サッと洗うことです。もし、頭皮がパサついているようなら、シャンプー前にベビーオイルかオリーブオイルでマッサージしてから、髪を洗うようにしましょう。 

●効果的な食事

 ハゲ、薄毛によいというので、海藻類を多く食べるようにしたけれども、大した変化はみられなかった。こんな経験をお持ちの方も、少なくないと思います。その他にも、毛の成分であるタンパク質を多く取るのがよいという人もいます。

 確かに、海藻などは毛髪の質を良くする効果はあるでしょう。しかし、それを食べることが髪が生えるための重要なポイントであるとはいえません。

 より大切なことは、体の健康を保つための基本的な方法として、バランスのとれた食生活を心掛けることです。特に注意する点としては、皮脂が過剰にならないように、脂っこいものを食べすぎないようにすることです。

●ストレスからの解放

 大きすぎるストレスは、脱毛を促進させるだけでなく、心身全体に悪い影響をもたらします。そこで、毎日のリラックス法をいろいろと考えましょう。

 普通、人はストレスが高じるとイライラして髪をかきむしったり、食事、飲酒、喫煙などで発散させようとします。ところが、度がすぎると睡眠不足なども加わり、当然のように体や髪の健康に悪影響をもたらすことになります。

 暴飲暴食は頭皮の血行を悪くしてしまい、喫煙も毛細血管を縮めるので、やはり血行を害してしまいます。髪にうまく栄養が送られなくなれば、脱毛はますます進むことになります。

 また、いろいろな悩みで苦しんだりすると、精神だけでなく頭皮にも緊張が生まれ、血行が悪くなってしまいます。自分自身の心身を絶えずチェックして、ストレスを解消するように工夫し、体全体の代謝バランスを整えることが、髪にも必要なのです。

🟧オミクロン型対応ワクチン、無料の公的接種に 5カ月間隔、20日開始

 新型コロナウイルスのオミクロン型に対応したワクチンの接種について、厚生労働省は、無料で受けられる公的接種に位置付けた上で、来週20日から始める方針を決めました。

 厚労省は年末年始に懸念される感染拡大に備え、希望する人が年内に接種を終えることを目指すとしています。

 厚労省は14日、専門家でつくる分科会を開き、アメリカの製薬会社、ファイザー社とモデルナ社のワクチンを使用して無料の公的接種を開始する方針を決めました。

 対象となるのは、従来のワクチンで2回目までを終えている12歳以上のすべての人で、前回の接種から少なくとも5カ月以上経過していることが条件となります。

 9月20日に4回目をまだ接種していない高齢者や医療従事者などから開始され、10月半ばまでに順次、対象が拡大されます。

 3回目までを終えた多くの人にとって、4回目としてオミクロン型に対応したワクチンが接種できるようになるほか、すでに4回目を接種した人の5回目や、2回目まで接種した人の3回目として使用されます。

 効果について厚労省は、オミクロン型に対し従来のワクチンを上回る重症予防効果や、持続期間が短い可能性はあるものの感染予防効果や発症予防効果が期待されるとしています。

 厚労省は年末年始に懸念される感染拡大に備え、希望する人が年内に接種を終えることを目指すとしています。

 2022年9月14日(水)

🟧コロナ接触確認アプリ「COCOA」機能停止へ 感染者の全数把握簡素化で

 新型コロナウイルスの接触確認アプリ「COCOA(ココア)」について、河野太郎デジタル大臣は、感染者の全数把握が簡素化されることに伴って、機能を停止にする方針であることを明らかにしました。

 COCOAは、新型コロナウイルスに感染した人と濃厚接触をした可能性がある場合に通知される、国が運用するアプリです。

 このアプリについて、河野大臣は、13日の閣議後の記者会見で「ルールが変わり、COCOAを活用する前提が変わるので機能停止ということになる」と述べ、機能を停止にする方針を明らかにしました。

 感染症法に基づいて医療機関に求めていた、すべての感染者の届け出を高齢者などに限定する運用が9月26日から全国一律の措置として始まることに伴い判断したとしています。

 COCOAの機能を停止する日程などについては、今後発表するとしています。

 また、河野大臣は「総括をしっかりとして、次のパンデミック(世界的大流行)につないでいくということをやらなければいけない」と述べ、COCOAを運用する上での課題などについて検証する考えを示しました。

 松野博一官房長官は記者会見で、委託先企業などとの累計契約額はおよそ13億円で、ダウンロード数は4000万件程度だったと明らかにしました。「行動変容を促す効果が一定程度あった」と評価しました。

 COCOAは2020年6月の提供開始の直後から不具合が相次ぎました。2021年2月には接触しても通知されない状態が4カ月ほど続いていたことが発覚し、会計検査院が厚生労働省に是正改善を要求しました。

 2022年9月13日(火)

2022/09/13

🟧全国で8万7572人が新型コロナ感染 前週より2万4602人減、死者220人

 国内では13日午後6時の時点で、大阪府で9617人、東京都で8855人、愛知県8757人、神奈川県で4279人、兵庫県で3859人、静岡県で3181人、福岡県で3179人、千葉県で3131人など全47都道府県と空港検疫で、新たに8万7572人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。

 前週の同じ曜日(6日)より2万4602人少なく、20日連続で前週の同じ曜日を下回りました。10万人を下回るのは5日連続。

 また、東京都で20人、大阪府で19人、埼玉県で18人、千葉県で16人、愛知県で13人、静岡県で11人、神奈川県で10人、広島県で8人、沖縄県で8人、福岡県で7人、長野県で7人、京都府で6人、北海道で6人、石川県で6人、兵庫県で5人、大分県で5人、宮城県で5人、鹿児島県で5人など、計220人の死亡の発表がありました。

 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め2031万4248人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて2031万4960人となっています。

 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が4万3027人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて4万3040人です。

 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、12日時点で412人となっています。

 大阪府は13日、新型コロナウイルスの新たな感染者を9617人確認したと発表しました。感染者数は前週同曜日(1万2093人)と比べ2476人減りました。府内の感染者の累計は202万1581人。

 新たに60~90歳代の男女19人の死亡が判明し、府内の累計死者数は6264人。

 13日時点の重症者は前日から10人減の50人で、重症病床(595床)の同日の実質使用率(重い持病などを抱える軽症・中等症患者らを含む)は13・8%になりました。軽症・中等症病床には1795人が入院しており、軽症・中等症病床(4158床)の使用率は43・2%となりました。

 新規感染者のうち、感染者と同居して症状があり、PCR検査を受けずに医師の診断で陽性と判断された濃厚接触者は271人でした。自宅療養者は5万7728人。公費によるPCR検査などを1万4876件実施しました。

 2022年9月13日(火)

🟧岐阜県の特別養護老人ホームでインフルエンザ集団感染 計31人が感染、90歳代女性が死亡

 岐阜県は7日、加茂郡の特別養護老人ホームで、入所者と職員計31人がインフルエンザに感染する集団感染が発生し、90歳代の女性入所者が死亡したと発表しました。同日午後5時時点で19人に症状があり、うち入所者6人が入院しています。  県内でインフルエンザの集団感染により死亡者が発生...