2022/10/08

🟧国内の新型コロナ新規感染2万6785人 土曜日に3万人を下回るのは3カ月ぶり

 厚生労働省は8日、新型コロナウイルスの感染者が全国で新たに2万6785人確認されたと発表しました。土曜日に3万人を下回るのは7月2日以来で、約3カ月ぶり。1週間前の土曜日から約8600人減少しました。

 また、国内で亡くなった人は83人、累計で4万5404人となっています。

 都道府県別で感染者が最も多かったのは、東京都の2605人。次いで大阪府の1850人、北海道の1808人、神奈川県の1690人、愛知県の1307人、埼玉県の1294人、千葉県の1110人でした。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、8日時点で153人となっています。重症者の数は7日と比べて3人増えました。

 6日に行われた自主検査を除くPCR検査などの数は、速報値で4万3607件でした。

 一方、厚生労働省は8日、大阪府内で新たに1850人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで大阪府内の感染者の累計は211万4377人となりました。

 また、9人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて6496人となりました。重症者は24人です。

 2022年10月8日(土)

🟧東京都で新たに2605人が新型コロナ感染 11日連続で1週間前を下回る

 東京都は8日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2605人確認したと発表しました。前週の同じ曜日(1日)から1229人減り、11日連続で1週間前を下回りました。60~90歳代の男女6人の死亡も発表されました。

 8日までの1週間の感染状況をみると、感染者は1日当たり3167・6人で、前週(5146・0人)の61・6%でした。

 8日に発表された新規感染者数を年代別でみると、最多は20歳代の458人で、40歳代が442人、30歳代が432人、50歳代が353人と続きました。重症化しやすいとされる65歳以上は214人でした。

 病床使用率は22・7%。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者数は、前日比1人減の9人でした。

 2022年10月8日(土)

🟧新型コロナ感染者、全国で新たに2万9443人 前週より約7000人減

 厚生労働省は7日、新型コロナウイルスの感染者が全国で新たに2万9443人確認されたと発表しました。1週間前の金曜日(9月30日)から約7000人減少しました。また、国内で亡くなった人は73人、累計で4万5321人となっています。

 都道府県別で新規感染者が最も多かったのは、東京都の3016人。次いで神奈川県が2050人、大阪府が2021人、北海道が1814人、埼玉県が1473人、愛知県が1372人でした。

 新型コロナウイルスへの感染が確認された人で人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、7日時点で150人となっています。重症者の数は、6日と比べて1人増えました。

 5日に行われた自主検査を除くPCR検査などの数は、速報値で4万7351件でした。

 一方、厚生労働省は7日、大阪府内で新たに2021人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで、大阪府内の感染者の累計は211万2527人となりました。

 また、8人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて6487人となりました。重症者は24人です。

 大阪府の吉村洋文知事は6日、新型コロナウイルスの感染状況を示す府の独自基準「大阪モデル」について、11日にも警戒を示す「黄信号」から、警戒解除の「緑信号」に切り替える見通しを示しました。府内の病床使用率は4日から20%未満が続き、10日に警戒解除の基準となる7日連続を満たすため。緑信号が点灯すれば、7月11日に黄信号に切り替わって以来、約3カ月ぶりとなります。

 府内の新規感染者数は9月23日以降、1日当たり5000人を下回っており、病床使用率も4日以降、警戒解除の基準である20%未満が続いています。

 吉村知事は6日、府庁で記者団に「陽性者が減少傾向にあり、病床使用率も低下している。緑信号の基準に入り始めた」と説明。基準を満たせば11日に対策本部会議を開き、切り替えを決定するとしました。

 2022年10月8日(土)

🟧東京都で新たに3016人が新型コロナ感染 10日連続で1週間前を下回る

 東京都は7日、新型コロナウイルスの感染者を新たに3016人確認したと発表しました。前週の同じ曜日(9月30日)から1542人減り、10日連続で1週間前を下回りました。40~90歳代の男女7人の死亡も発表されました。

 7日までの1週間の感染状況をみると、感染者は1日当たり3343・1人で、前週(5296・6人)の63・1%でした。

 7日に発表された新規感染者数を年代別でみると、最多は30歳代の547人で、40歳代が533人、20歳代が525人、50歳代が395人と続きました。重症化しやすいとされる65歳以上は253人でした。

 病床使用率は23・3%。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者数は、前日と変わらず10人でした。

 2022年10月7日(金)

2022/10/07

🟧1週間平均での新型コロナ新規感染者数、すべての都道府県で前週より減少

 新型コロナウイルスの新規感染者数を6日までの1週間平均で比較すると、すべての都道府県で前の週より少なくなっており、全国では1カ月半にわたって減少が続いています。

 9月8日までの1週間では前の週に比べて0・71倍、9月15日は0・77倍、9月22日は0・71倍、9月29日は0・77倍、6日まででは0・70倍となっていて、6週連続で減少しています。

 1日当たりの全国の平均の新規感染者数は、最も多かった今年8月下旬と比べると19万人以上減って、約3万3000人となっています。

 新型コロナウイルス対策に当たる政府の分科会のメンバーで、東邦大学の舘田一博教授は、今の感染状況について「全国的に緩やかな減少傾向が続いているが、一部の地域では減少の幅が小さくなり、下げ止まりの傾向が見られている。また、依然として全国で1日3万人を超える感染者が出ていて、ウイルスは市中に潜んでいる状況だ。秋の行楽シーズンを迎え、会食や飲酒の機会が増えて人と人との接触機会が増えてくる中で、油断すると感染が広がって増加に転じるリスクがある。基本的な感染対策をもうしばらく続けることが必要だ」と話しています。

 その上で、冬場にかけて懸念されているインフルエンザとの同時流行への備えについて「発熱患者が全国で1日に50万人を超すレベルで発生し、夏の第7波以上に、外来診療がひっ迫する最悪の事態を想定する必要がある。重症化リスクが高い人たちを優先して診療できる体制を維持するため、リスクがなく軽症ですみそうな人は自宅療養してもらって、オンライン診療やフォローアップセンターをうまく使いながら対応していくことも重要だ。コロナは簡易の検査キットで自宅で検査できるが、インフルエンザも同様に自宅で検査できるようになれば医療機関を受診するか自宅で療養すればよいか、よりスムーズに判断できるようになると考えられる」と指摘しました。

 2022年10月7日(金)

🟧新型コロナワクチン3回目接種後、11歳の男児死亡 因果関係は評価できず

 5歳から11歳の子供を対象にした新型コロナウイルスワクチンについて、厚生労働省は11歳の児童が3回目の接種後に死亡していたと発表しました。5歳から11歳のワクチンの3回目の接種後に子供の死亡が確認されたのは初めてで、接種との関連は現時点では評価できないとしています。

 厚労省は、7日に開いた専門家部会で、アメリカのファイザー社製のワクチンの3回目の接種を受けた11歳の男子児童が、9月24日に死亡したと医療機関から報告を受けたことを明らかにしました。

 この男児はこれまでに熱性けいれんなどの病気を経験していたといいます。9月19日にワクチンの3回目を接種した後、20日に発熱やけいれんが起き、医療機関に搬送。24日に死亡しました。主治医の報告では、死因は急性脳症や敗血症による多臓器不全とみられるということです。

 一方、専門家部会では、男児の髄液などから少量の「ヒトヘルペスウイルス6(HHV6)」が検出されたことや、けいれんの既往歴、服用していたぜんそく薬が影響した可能性も否定できないと判断され、現時点で情報不足のために接種との因果関係は評価できないとしています。今後も解剖結果などの情報を集めるといいます。

 5歳から11歳を対象にした新型コロナのワクチンについて、接種後に死亡したケースは2人目で、3回目の接種後に子供の死亡が確認されたのは初めてです。

 5歳から11歳のワクチンの3回目の接種は9月上旬から開始されており、9月29日までに推計で1万8000回余り接種されたということです。

 2022年10月7日(金)

🟧熊本市の慈恵病院院長、内密出産ガイドライン明文化は評価 国内6、7例目の内密出産も公表

 妊婦が医療機関にのみ身元を明かして出産する「内密出産」を独自に導入している慈恵病院(熊本市)の蓮田健院長は6日に記者会見を開き、国のガイドライン(指針)公表について、「これまで公的なよりどころがなかった。明文化されたことは評価したい」と述べました。新たに国内6、7例目となる内密出産も公表しました。

 内密出産は、慈恵病院が自宅などで1人で出産する孤立出産を防ぐために3年前に導入しましたが、内密出産に関する法律はなく、厚生労働省と法務省が医療機関や自治体の対応を示したガイドラインを共同で策定し、9月30日に初めて公表しました。

 このガイドラインでは、身元情報を明らかにして出産するよう妊婦を説得することを医療機関に求めたものの、蓮田院長は「陣痛を抱えながら新幹線で到着し、その後1時間で出産するケースでは、妊婦に身元を明かすよう説得ができない」と指摘。同院では「分娩(ぶんべん)室で確認し、退院までに一部の職員へ明かせば内密出産、誰にも明かさなければ匿名出産」との運用方法を取るとしました。

 また、妊婦の説得に行政機関の同席が望ましいとしたことについて、「妊婦は行政に不安感や不信感を抱えている。病院の後に行政が説得するのが望ましい」と述べました。

 ガイドラインが示さなかった子供への出自情報の説明方法に関し、「何らかの方針を作らないといけない」と話しました。

 同院によると、国内6、7例目はいずれも西日本在住の成人女性。身分証明書のコピーを提出して退院し、生まれた子は乳児院へ預けられたといいます。

 2022年10月7日(金)

🟪小中学生の体力調査、中学生男子はコロナ感染拡大前を上回る

 全国の小学5年生と中学2年生を対象に、50メートル走など8つの項目で体力や運動能力を調べる今年度の国の調査で、中学生の男子の合計点は新型コロナウイルスの感染拡大前を上回りました。一方で、小学生の男女は低下傾向にあり、スポーツ庁は運動の機会を増やす取り組みに力を入れていく方針で...