2022/10/20

🟧基礎疾患なくコロナワクチンの接種歴ない10歳代女性が死亡 さいたま市

 さいたま市は20日、新型コロナウイルスに感染し、自宅で療養していた10歳代の女性が9月に死亡したと発表しました。

 女性は基礎疾患がなく、ワクチンの接種歴はなかったということです。

 さいたま市によりますと、死亡したのは市内で1人暮らしをしていた10歳代の女子学生で、9月13日に37度9分の発熱と全身のけん怠感があり医療機関を受診したところ、感染が確認されました。

 軽症と診断されたため自宅療養を行い、医療機関や県の支援センターが携帯電話や、健康状態などを自分で登録する「My HERーSYS」などを通じて、健康観察を行ったということです。

 その後、36度台に熱が下がり、血液中の酸素の値も正常で「体調が改善している」と話していましたが、9月17日には携帯電話のショートメッセージで医療機関に心臓の痛みを訴えました。

 この後、連絡がこなくなり、19日になって家族が救急車を要請したところ、自宅で死亡しているのが見付かりました。

 女性に基礎疾患はなく、ワクチンの接種歴はないということですが、さいたま市は遺族の意向で死因を公表しないとしています。

 19日に、翌日療養解除をすると通知されていたということで、さいたま市は「健康観察を担当した医師の対応が適切だったかどうかは評価が難しい。ご遺族の方々に心よりお悔やみを申し上げます」と話しています。

 2022年10月20日(木)

🟧コロナワクチン3回目以降の接種、5カ月の間隔を3カ月に短縮へ 厚労省部会

 厚生労働省の専門部会は19日、新型コロナウイルスワクチンの接種間隔を現在の5カ月以上から3カ月以上に縮めることを了承しました。21日にも適用します。オミクロン型の感染が主流の中、対応したワクチンを重症化リスクが高い高齢者らが前倒し接種できるようにして、冬のインフルエンザとの同時流行に備えますが、若者など幅広い層の接種拡大が課題となります。

 オミクロン型対応のワクチンは、アメリカのファイザー製とアメリカのモデルナ製が実用化されています。接種間隔はヨーロッパ連合(EU)やイギリスでは3カ月以上、アメリカは2カ月以上となっています。国内では5カ月以上の間隔を空ける必要があり、政府は海外の事例を参考に短縮する方針です。

 20日に開く別の専門家分科会後に、臨時接種の規則を変更し、早ければ21日から短縮した間隔で打てるようにします。

 オミクロン型対応ワクチンの接種は、2回接種済みの12歳以上を対象に9月20日に自治体の会場で始まりました。10月には自衛隊の大規模接種会場や一部企業の職場でも打てるようになりました。

 3カ月に縮まれば、従来ワクチンの4回目を9月に接種した人も年内に5回目を打てることになります。4回目の接種ピークは7~8月でした。8月に受けた高齢者は年をまたいだ1月まで打てず、年末年始に感染拡大すれば接種が間に合わない恐れがありました。

 2022年10月19日(水)

2022/10/19

🟧新型コロナ、国内で新たに4万3555人感染 死者68人、重症者125人

 厚生労働省によりますと、19日に発表した国内の新たな感染者は、空港の検疫などを含め4万3555人となっています。前週水曜日と比べて1916人減り、8日ぶりに前週の同じ曜日を下回っています。

 国内で亡くなった人は68人、累計で4万6014人となっています。

 都道府県別の新規感染者が最も多かったのは東京都の4204人で、北海道3912人、大阪府2876人、神奈川県2221人、愛知県1983人、埼玉県1916人と続きました。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、19日時点で125人となっています。重症者の数は18日と比べて9人増えました。

 10月17日に行われた自主検査を除くPCR検査などの数は、速報値で5万9098件でした。

 一方、厚生労働省は19日、大阪府内で新たに2876人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

 これで大阪府内の感染者の累計は213万9175人となりました。

 また、7人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて6548人となりました。

 重症者は17人です。

 2022年10月19日(水)

🟧東京都、4204人の新型コロナ感染確認 5日ぶりに前週の同曜日の人数を下回る

 東京都は19日、新型コロナウイルスの感染者を新たに4204人確認したと発表しました。前週の水曜日(12日)から586人減って、前週の同じ曜日の人数を下回るのは10月14日以来、5日ぶりです。60歳代から90歳代の男女4人の死亡も発表されました。

 19日までの1週間の感染状況をみると、感染者数は1日当たり3398・7人で前週(2729・9人)の124・5%となりました。

 19日の新規感染者を年代別にみると、最多は20歳代の724人、次いで40歳代の686人、30歳代の684人、50歳代の560人と続きました。重症化しやすいとされる65歳以上は409人でした。

 病床使用率は19・6%。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者数は、前日より2人増えて11人でした。

 2022年10月19日(水)

🟧新型コロナ、新たに4万2294人が感染 7日連続で前週上回る

 新型コロナウイルスの国内感染者は18日、新たに4万2294人が確認され、5日ぶりに4万人を超えました。新規感染者は前週の同じ曜日から約3万人増え、7日連続で1週間前の感染者数を上回りましたが、前週は3連休の影響で検査数が少なかったことが原因とみられます。新たな死者数は72人でした。

 新規感染者数を都道府県別にみると、最多の東京都は4213人で前週より2709人多く、7日続けて前週を上回りました。18日までの1週間の感染者数は1日当たり3482・4人で、前週(2626・6人)の132・6%となりました。2番目に多かったのは北海道の4008人、3番目は大阪府の3314人でした。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、18日時点で116人となっています。重症者の数は17日と比べて2人減りました。

 10月16日に行われた自主検査を除くPCR検査などの数は、速報値で1万7483件でした。

 一方、厚生労働省は18日、大阪府内で新たに3314人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

 これで大阪府内の感染者の累計は213万6299人となりました。

 また、2人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて6541人となりました。

 重症者は18人です。

 2022年10月18日(火)

🟧東京都、新たに4213人のコロナ感染確認 7日連続で前週上回る

 東京都は18日、新型コロナウイルスの感染者を新たに4213人確認したと発表しました。前週の同じ曜日(11日)より2709人多く、7日続けて前週を上回りました。50歳代から90歳代の男女5人の死亡も発表されました。

 18日までの1週間の感染状況をみると、感染者数は1日当たり3482・4人で前週(2626・6人)の132・6%となりました。

 18日の新規感染者を年代別にみると、最多は40歳代の698人、次いで30歳代の685人、20歳代の639人、10歳代の602人と続きました。65歳以上は358人でした。

 病床使用率は18・8%。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者数は、前日と同じ9人でした。

 2022年10月18日(火)

2022/10/18

🟧ワクチン接種後に死亡した72歳男性に一時金支給 コロナワクチンでの認定は4例目に

 厚生労働省の感染症・予防接種審査分科会は17日、新型コロナウイルスのワクチンの接種後に死亡した72歳の男性について、死亡一時金の請求を認めました。コロナワクチン接種後の死亡例の一時金支給は、計4人になりました。

 厚労省によりますと、72歳の男性は、新型コロナワクチンの接種後、「免疫性血小板減少症」が疑われる症状と「脳静脈洞血栓症」を起こし死亡しました。

 同分科会は男性について、「接種後の症状がワクチンによるものであることを否定できない」として、死亡一時金と葬祭料の支払いを認めました。

 接種したワクチンの種類や回数などは明らかにされていません。

 2022年10月18日(火)

🟪「がん予防」うたう再生医療で敗血症、厚労省がクリニック運営法人などに改善命令

 医療法人輝鳳(きほう)会(東京都豊島区)が運営する医療機関で自由診療の再生医療を受けた2人が敗血症となった事案で、厚生労働省は24日、再生医療安全性確保法に基づき、輝鳳会と都内の医療機関代表2人に対し、再発防止策の策定などを求める改善命令を出しました。調査では複数の法令違反や...