2022/10/24

🟧国民年金保険料、納付期間45年へ延長検討 厚労省

 厚生労働省は25日、社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の年金部会を開き、国民年金(基礎年金)制度改革の議論を本格化させます。保険料の納付期間を現行の20歳以上60歳未満までの40年間から、65歳未満までの45年間に延長する案を検討します。自営業者や、60歳以降は働かない元会社員らは負担が増します。企業の雇用延長などで65歳まで働く人は現在も保険料を払っており負担は変わりません。

 5年に1度行っている年金の財政検証に合わせて、2024年に結論を出し、2025年の通常国会に関連法改正案の提出を目指します。

 社会保障制度改革は、少子高齢化に伴う現役世代の減少により年金の受給水準が低下するのを少しでも食い止め、財源を確保するのが狙い。

 公的年金制度は、20歳以上60歳未満のすべての国民が加入する国民年金を1階部分、会社員や公務員などが加入する厚生年金を2階部分とする2階建ての仕組みとなっています。国民年金の保険料は月1万6590円で、40年間納付し続けた場合の受給額は月約6万5000円。

 年金部会では保険料の納付期間の延長に加え、厚生年金の財源の一部を国民年金に回すことも検討する見通し。これらを加味した厚労省の試算によると、自営業者らだけでなく、会社員らの受給額も現在とほぼ同水準を保てる可能性があるといいます。

 人口動態を巡っては、2025年に団塊の世代が75歳以上となり、2042年には高齢者人口が3935万人でピークを迎えます。制度を持続可能なものにするため、年金の伸びを物価や賃金の伸びより低くする給付抑制策「マクロ経済スライド」があるものの、これにより国民年金のみの高齢者の生活はより苦しいものになることが予想されます。こうしたことを踏まえ、厚労省は見直しを急ぎます。

 ただ、政府・与党は公的年金制度を「100年安心」とうたった経緯があり、保険料納付期間の延長には反発も予想されます。厚生年金の財源の一部を国民年金に回すことについても、会社員らから理解を得るのに時間がかかりそうです。

 厚労省幹部は、「納付期間延長の話は前回の2019年の財政検証の際にも選択肢としてはあった。年金制度を維持するためには現行からの変更は待ったなしだ」と語っています。

 2022年10月24日(月)

🟧東京都で新たに1735人が新型コロナ感染 前週月曜より147人増

 東京都が24日に確認した新型コロナウイルスの新たな感染者は1735人でした。新規感染者は先週の月曜日の1588人から147人増えました。

 東京都の直近1週間の感染者の平均は3217人で、前の週と比べて103・9%となっています。

 新規感染者1735人のうち、596人は医療機関を受診せずに自主検査などで陽性と判明し、都の「陽性者登録センター」に登録した患者です。

 1240人が入院していて、そのうち重症者は14人です。

 重症者用の病床使用率は前日から0・3ポイント上がって7・9%、全体の病床使用率は1ポイント上がって22・1%でした。

 また、80歳代の男女3人の死亡が確認されました。

 一方、国内の新型コロナウイルス感染者は24日午前10時現在、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」乗船者を含めた累計で2201万8844人となりました。1週間の新規感染者は23万4001人で、前週(21万8847人=修正後)と比べ1万5154人増加しました。

 都道府県別の1週間の新規感染者は東京都が2万2370人で最多。北海道(2万1604人)、大阪府(1万6453人)、神奈川県(1万2748人)と続きました。

 死者は1週間で421人増え、累計で4万6334人となりました。 

 2022年10月24日(月)

🟧新型コロナ、全国で新たに1万6852人感染 前週より1400人増 

 厚生労働省は24日、新型コロナウイルスの感染者が全国で新たに1万6852人確認されたと発表しました。前週の月曜日より約1400人多く、前週から増えたのは2日連続。

 また、国内で亡くなった人は東京都で6人、大阪府で5人、滋賀県で4人、北海道で3人、秋田県で3人、大分県で2人、愛知県で2人、群馬県で2人、三重県で1人、京都府で1人、佐賀県で1人、和歌山県で1人、山形県で1人、福井県で1人、福岡県で1人、高知県で1人の合わせて35人、累計で4万6309人となっています。

 都道府県別で新規感染者が最も多かったのは東京都の1735人。北海道1582人、神奈川県1123人、大阪府1034人、広島県940人、埼玉県725人、兵庫県620人と続きました。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、24日時点で115人となっています。重症者の数は23日と比べて変わりませんでした。

 一方、厚生労働省は24日、大阪府内で新たに1034人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで大阪府内の感染者の累計は214万9474人となりました。

 また、5人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて6577人となりました。重症者は19人です。

 2022年10月24日(月)

🟧新型コロナ、全国で新たに3万873人感染 前週より1209人増

 厚生労働省は23日、新型コロナウイルスの感染者が全国で新たに3万873人確認されたと発表しました。前週の日曜日より1209人増えました。
 また、国内で亡くなった人は、愛知県で6人、大阪府で5人、東京都で4人、滋賀県で4人、神奈川県で4人、千葉県で3人、北海道で2人、埼玉県で2人、山形県で2人、広島県で2人、茨城県で2人、佐賀県で1人、兵庫県で1人、和歌山県で1人、宮城県で1人、山梨県で1人、群馬県で1人、青森県で1人、高知県で1人の合わせて44人、累計で4万6274人となっています
 都道府県別で新規感染者が最も多かったのは東京都の2805人。北海道2487人、大阪府2146人、神奈川県1807人、埼玉県1363人、兵庫県1348人、愛知県1346人と続きました。
 新型コロナウイルスへの感染が確認された人で人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)つけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、23日時点で115人となっています。重症者の数は22日と比べて8人増えました。
 10月20日に行われた自主検査を除くPCR検査などの数は、速報値で4万6393件でした。
 一方、厚生労働省は23日、大阪府内で新たに2146人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 これで大阪府内の感染者の累計は214万8440人となりました。
 また、5人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて6572人となりました。
 重症者は19人です。

 2022年10月24日(月)

2022/10/23

🟧東京都で2805人が新型コロナに感染 40歳代女性含む6人死亡

 東京都は23日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2805人確認したと発表しました。前週の同じ曜日(16日)より91人増え、5日ぶりに1週間前を上回りました。40歳代の女性1人と70歳代から90歳代の男女5人、計6人の死亡も発表しました。

 23日までの1週間の感染状況をみると、感染者数は1日当たり3195・7人で前週(3064・6人)の104・3%となりました。

 23日の新規感染者を年代別にみると、最多は30歳代の493人で、40歳代461人、20歳代407人、10歳代394人と続きました。65歳以上は273人。

 重症者用の病床使用率は前日から0・2ポイント上がって7・6%、全体の病床使用率は0・3ポイント上がって21・1%でした。

 「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者数は、前日と同じ11人でした。

 2022年10月23日(日)

2022/10/20

🟧新型コロナ、全国で3万6110人感染 71人死亡、113人重症

 厚生労働省は20日、全国で新たに3万6110人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。また、全国で発表された死者は71人、累計で4万6085人となっています。

 新規感染者が都道府県別で最も多かったのは、東京都の3489人。北海道3362人、大阪府2483人、神奈川県1991人、埼玉県1605人、愛知県1571人と続きました。

 新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、20日時点で113人となっています。重症者の数は19日と比べて12人減りました。

 10月18日に行われた自主検査を除くPCR検査などの数は、速報値で5万9426件でした。

 一方、厚生労働省は20日、大阪府内で新たに2483人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

 これで大阪府内の感染者の累計は214万1658人となりました。

 また、6人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて6554人となりました。

 重症者は17人です。

 2022年10月20日(木)

🟧東京都で3489人のコロナ感染を確認 2日連続で1週間前を下回る

 東京都は20日、新型コロナウイルスの感染者を新たに3489人確認したと発表しました。前週の同じ曜日(13日)より849人減り、2日連続で1週間前を下回りました。30歳代から80歳代の男女6人の死亡も発表されました。

 20日までの1週間の感染状況をみると、感染者数は1日当たり3277・4人で前週(2838・1人)の115・5%となりました。

 20日の新規感染者を年代別にみると、最多は40歳代の676人、次いで30歳代の596人、20歳代の584人、50歳代の485人と続きました。65歳以上は330人でした。

 病床使用率は20・3%。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者数は、前日より2人減って9人でした。

 東京都内で新型コロナウイルスの新規感染者数の7日間平均が11週間ぶりに増加し、専門家はインフルエンザとの同時流行に備え、基本的な感染防止対策の徹底とそれぞれのワクチンの早期接種が必要だとしています。

 都は20日、都内の新型コロナの感染状況と医療提供体制について、専門家による分析結果を公表しました。

 それによりますと、新規感染者数の7日間平均は、19日時点で3396・7人で前週に比べて669人増え、11週間ぶりに増加しました。

 また、減少傾向が続いていた入院患者数は19日時点で1100人で、1週間前と比べて9人増えました。

 専門家は「ほぼ横ばい」だと分析し、感染状況と医療提供体制の4段階ある警戒レベルは、いずれも上から3番目を維持しました。

 2022年10月20日(木)

🟪「がん予防」うたう再生医療で敗血症、厚労省がクリニック運営法人などに改善命令

 医療法人輝鳳(きほう)会(東京都豊島区)が運営する医療機関で自由診療の再生医療を受けた2人が敗血症となった事案で、厚生労働省は24日、再生医療安全性確保法に基づき、輝鳳会と都内の医療機関代表2人に対し、再発防止策の策定などを求める改善命令を出しました。調査では複数の法令違反や...