2022/11/03

🟧新型コロナ、全国で新たに6万7473人感染 前週から2万4000人増

 厚生労働省は3日、新型コロナウイルスの感染者が全国で新たに6万7473人確認されたと発表しました。前週の木曜日より約2万4000人増え、12日連続で前週の同じ曜日を上回っています。

 また、国内で亡くなった人は北海道で13人、大阪府で7人、愛知県で6人、沖縄県で5人、広島県で4人、兵庫県で3人、和歌山県で2人、宮城県で2人、東京都で2人、滋賀県で2人、神奈川県で2人、秋田県で2人、京都府で1人、千葉県で1人、埼玉県で1人、大分県で1人、奈良県で1人、宮崎県で1人、山形県で1人、岐阜県で1人、岡山県で1人、岩手県で1人、愛媛県で1人、栃木県で1人、石川県で1人、福岡県で1人、群馬県で1人、茨城県で1人、青森県で1人、香川県で1人、鹿児島県で1人の合わせて69人、累計で4万6850人となっています。

 都道府県別の新規感染者は、北海道7257人、東京都6686人、愛知県4037人、大阪府3781人、埼玉県3196人、長野県2253人、千葉県2219人など。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、3日時点で146人となっています。重症者の数は2日と比べて5人増えました。

 10月31日に行われた自主検査を除くPCR検査などの数は、速報値で6万880件でした。

 一方、厚生労働省は3日、大阪府内で新たに3781人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

 これで大阪府内の感染者の累計は217万8559人となりました。

 また、7人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて6624人となりました。重症者は2日より2人増えて17人です。

 2022年11月3日(木)

🟧6カ月から4歳向けの新型コロナワクチン接種を推奨 日本小児科学会が見解

 生後6カ月から4歳向けの新型コロナワクチンについて、日本小児科学会は「接種を推奨する」との見解を示しました。

 日本小児科学会は日本小児科医会とともに2日、オンラインで会見を開き、第7波で子供の感染者が急増し、これまで少なかった重症者や死亡者が増えたと報告しました。

 その上で、10月下旬から接種が始まった6カ月から4歳向けのアメリカのファイザー社製の新型コロナワクチンについて、基礎疾患の有無にかかわらず「すべての小児に接種を推奨する」との見解を示しました。

 理由としては、オミクロン型への感染で熱性けいれんなどを合併する子供が増えたことや脳症、心筋炎などの重症例も報告されているためとしています。

 オンライン会見では、「BA・2」流行期における、このワクチンの発症予防効果が6カ月から23カ月までで75・8%、2歳から4歳では71・8%との研究結果が紹介されました。

 日本小児科学会などはインフルエンザと新型コロナの同時流行も見据えて、「この年代はマスクの着用も難しい場合があるのでワクチンで予防してほしい」と呼び掛けています。

 2022年11月3日(木)

2022/11/02

🟧オミクロン派生型「XBB」、兵庫県で初確認 神戸市の男女2人が感染

 神戸市は、「XBB」と呼ばれるタイプの、新型コロナウイルスのオミクロン型の新たな変異ウイルスが市内で2例確認されたと発表しました。この変異ウイルスが兵庫県内で確認されるのは初めてです。

 神戸市の発表によりますと、同居する70歳代の男女合わせて2人が10月下旬、PCR検査で新型コロナウイルスに感染していることがわかり、その後、市がゲノム解析を行ったところ、「XBB」と呼ばれるオミクロン型の新たな変異ウイルスへの感染が確認されたということです。

 この変異ウイルスは10月下旬以降、首都圏や鹿児島県で確認されていますが、兵庫県内で確認されるのは初めてです。

 「XBB」はオミクロン型の2つの派生型の遺伝情報が組み合わさってできたとされ、9月にシンガポールで初めて報告され、インドやバングラデシュなどで広がっています。

 2人のうち男性は発症前2週間以内に海外への渡航歴があり、女性はこの男性の濃厚接触者だということです。2人とも発熱と倦怠感の症状があったということですが、いずれも軽症で、男性はすでに回復して療養期間を終えており、女性は現在、自宅で療養中だということです。

 神戸市の担当者は、「現時点ではこの変異ウイルスの重症度や治療薬の有効性について明らかな知見はないが、従来と変わらず、マスクの着用や手の消毒などの感染予防策を徹底するようにしてほしい」と呼び掛けています。

 2022年11月2日(水)

🟧東京都、6346人の新型コロナ感染確認 2日連続で6000人超

 東京都は2日、新型コロナウイルスの感染者を6346人確認したと発表しました。前週の水曜日より1999人多く、11日連続で前週の同じ曜日を上回りました。6000人を超すのは2日連続。70歳代の女性と80歳代の男性計2人の死亡も発表されました。

 2日までの1週間の感染状況は、1日当たりの感染者数が4307・7人で前週(3307・0人)の130・3%。

 新規感染者6346人のうち、867人は医療機関を受診せずに自主検査などで陽性と判明し、都の「陽性者登録センター」に登録した患者です。

 2日発表の新規感染者は、年代別では20歳代の1101人が最多で、次いで40歳代の1085人、30歳代の1058人、10歳代の875人など。重症化しやすいとされる65歳以上は584人でした。

 1654人が入院していて、そのうち「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者は前日より2人多い18人でした。

 重症者用の病床使用率は前日と変わらず8・8%、全体の病床使用率は1・0ポイント上がって29・2%でした。

 2022年11月2日(水)

🟧新型コロナ、全国で新たに7万396人感染 前週より2万人増 

 厚生労働省は2日、新型コロナウイルスの感染者が全国で新たに7万396人確認されたと発表しました。前週の水曜日より約2万人増え、11日連続で前週の同じ曜日を上回っています。

 また、国内で感染して亡くなった人は、北海道で11人、群馬県で7人、埼玉県で6人、大阪府で6人、奈良県で4人、宮城県で3人、東京都で3人、栃木県で3人、京都府で2人、兵庫県で2人、山形県で2人、福岡県で2人、秋田県で2人、茨城県で2人、静岡県で2人、佐賀県で1人、千葉県で1人、和歌山県で1人、大分県で1人、富山県で1人、岐阜県で1人、徳島県で1人、滋賀県で1人、熊本県で1人、石川県で1人、長崎県で1人、青森県で1人、香川県で1人の合わせて70人、累計で4万6781人となっています。

 都道府県別の新規感染者は、北海道7895人、東京都6346人、愛知県3989人、大阪府3868人、神奈川県3639人、埼玉県3413人など。

 新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、2日時点で141人となっています。重症者の数は、1日と比べて5人増えました。

 10月31日に行われた自主検査を除くPCR検査などの数は、速報値で6万880件でした。

 一方、北海道は2日、新たに7895人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表。2日連続で7000人超となりました。患者11人の死亡も公表しました。

 新規感染者数の内訳は北海道集計分が3879人、札幌市が2938人、旭川市が555人、函館市が364人、小樽市が159人。これで北海道内の感染者の累計は85万2422人となりました。

 2日時点の入院患者数は前日から32人多い759人で、重症者は7人でした。同日時点の病床使用率は32・9%で1週間前から増加しました。重症者向けの病床使用率は5・6%でした。確保病床数は1603床で、このうち90床が重症者向け。

 一方、厚生労働省は2日、大阪府内で新たに3868人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

 これで大阪府内の感染者の累計は217万4778人となりました。

 また、6人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて6617人となりました。重症者は1日より3人増えて15人です。

 2022年11月2日(水)

🟧中国・丹東市ロックダウン、コロナ感染者1人 中朝貿易に影響の可能性

 中国遼寧省丹東市の中心部で1日、新型コロナウイルス対策として事実上のロックダウン(都市封鎖)が始まりました。10月30日に感染者1人が見付かり、31日に実施したPCR検査でも新たに感染が疑われるケースが見付かったためとしています。

 丹東市の発表によると、1日午前5時から4日午前5時までの間、住民の外出を原則禁止し、バスの運行やタクシーの営業を止めます。期間中、住民のPCR検査を毎日実施し、感染拡大の早期封じ込めを図ります。

 丹東市は鴨緑江を挟んで北朝鮮の新義州市と隣接している貿易拠点で、9月26日に定期運行が再開した鉄道貨物輸送にも影響する可能性があります。

 2022年11月2日(水)

🟧男性の42%、女性の57%に新型コロナ後遺症 茨城県調査

 茨城県は、新型コロナウイルスの罹患(りかん)後症状(後遺症)に関するアンケートで、回答者の約半数が療養後もせきや倦怠感などの症状があったと発表しました。男女別では男性よりも女性に多くみられ、30歳代から40歳代の女性では65%に上りました。

 調査は、1~3月の感染「第6波」に新型コロナ陽性が判明し、アンケート送付時点の6月14日で療養を終えた4万424人を対象に実施。2441人(男性1129人、女性1321人)が回答しました。

 回答者のうち、後遺症があると答えたのは約半数に当たる1222人。男女別では男性の42%、女性の57%が療養後に何らかの症状があると答え、特に30歳代、40歳代の女性では65%で後遺症がみられました。20歳未満では、男女ともに3割弱で後遺症がみられました。

 症状は男女ともに「せき」(男女計で総回答の41%)、「倦怠感」(同39%)の順で多く、「咽頭痛」(同37%)、「発熱」(同35%)、「頭痛」(同29%)、「たん」(同28%)、「食欲の低下」(23%)と続き、「味覚障害」や「抑うつ」、「睡眠障害」、「嗅覚障害」なども約1割でみられました。

 後遺症の大半は新型コロナ発症日と同じ週に出始めるものの、「抑うつ」や「胸痛」などの約1割、「記憶障害」の約2割、「脱毛」の約4割は発症日から1カ月後以降に出始めるなど症状で差がみられました。

 「せき」や「集中力の低下」、「睡眠障害」、「嗅覚障害」の3割以上、「抑うつ」の4割以上、「記憶障害」、「脱毛」の5割以上が1カ月以上継続しています。

 また、症状があったと回答した人の9割以上が複数の症状を経験し、男性の4分の1が「4~6種類」、男女ともに4分の1が「7~9種類」を経験しています。

 このほか、後遺症と既往歴、喫煙や飲酒との関連性はみられませんでした。茨城県は「誰でも罹患後症状の可能性がある」と分析しています。

 一方、「罹患後症状外来(後遺症外来)」を実施する医療機関83カ所の認知度は全年代平均で21%。後遺症があった人のうち、「症状の回復」や「受診先が不明」などの理由から実際に医療機関を受診したのは26%にとどまっています。調査結果を受け、茨城県は「情報発信の在り方や相談体制の強化を検討していく」としています。

 2022年11月2日(水)

🟪小中学生の体力調査、中学生男子はコロナ感染拡大前を上回る

 全国の小学5年生と中学2年生を対象に、50メートル走など8つの項目で体力や運動能力を調べる今年度の国の調査で、中学生の男子の合計点は新型コロナウイルスの感染拡大前を上回りました。一方で、小学生の男女は低下傾向にあり、スポーツ庁は運動の機会を増やす取り組みに力を入れていく方針で...