2022/11/06

🟧東京都、新たに6264人の新型コロナ感染を確認 前週から2577人増加

 東京都は6日、新型コロナウイルスの新規感染者を6264人確認したと発表しました。前週の日曜日(10月30日)より2577人増え、2日連続で1週間前を上回りました。感染が確認された70歳代女性1人の死亡も発表されました。

 東京都の直近1週間の感染者の平均は5556人で、前週と比べて149・3%になっています。新規感染者6264人のうち、1170人は医療機関を受診せずに自主検査などで陽性と判明し、都の「陽性者登録センター」に登録した患者です。

 6日に発表された新規感染者を年代別にみると、最多は20歳代の1108人で、次いで40歳代の1041人、10歳代の975人、30歳代の912人の順でした。重症化しやすいとされる65歳以上は576人でした

 1860人が入院しており、そのうち「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者は前日と同じ18人でした。

 重症者用の病床使用率は前日から0・2ポイント下がって9・8%、全体の病床使用率は0・3ポイント上がって33・2%でした。

 2022年11月6日(日)

🟧新型コロナ、6日は全国で新たに6万6397人感染 前週より2万5000人以上増加

 厚生労働省は6日、新型コロナウイルスの感染者が空港検疫などを含め全国で新たに6万6397人確認されたと発表しました。前週の日曜日より2万5000人以上増加しました。

 また、国内で感染して亡くなった人は、北海道で11人、埼玉県で4人、千葉県で3人、大阪府で3人、宮城県で3人、秋田県で3人、静岡県で3人、山口県で2人、山形県で2人、京都府で1人、山梨県で1人、岐阜県で1人、岡山県で1人、岩手県で1人、徳島県で1人、愛知県で1人、東京都で1人、栃木県で1人、群馬県で1人、青森県で1人、高知県で1人の合わせて46人、累計で4万7027人となっています。

 都道府県別の新規感染者は、東京都6264人、北海道5427人、神奈川県4243人、愛知県3827人、埼玉県3353人、大阪府3343人、長野県2888人、広島県2528人など。

 新型コロナウイルスへの感染が確認された人で人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、6日時点で170人となっています。重症者の数は5日と比べて、8人増えました。

 11月3日に行われた自主検査を除くPCR検査などの数は、速報値で2万5759件でした。

 一方、厚生労働省は6日、大阪府内で新たに3343人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

 これで大阪府内の感染者の累計は218万7597人となりました。

 また、3人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて6633人となりました。

 重症者は、5日より2人増えて24人です。

 2022年11月6日(日)

2022/11/05

🟧新型コロナ、東京都で7967人の感染確認 前週より3846人増加

 東京都は5日、新型コロナウイルスの感染者を都内で新たに7967人確認したと発表しました。前週の土曜(10月29日)より3846人増え、2日ぶりに1週間前を上回りました。70歳代男性の死亡も発表されました。

 東京都の直近1週間の感染者の平均は5188・0人で、前週と比べて144・3%になっています。新規感染者7967人のうち、1305人は医療機関を受診せずに自主検査などで陽性と判明し、都の「陽性者登録センター」に登録した患者です。

 5日に発表された新規感染者を年代別にみると、最多は20歳代の1386人で、次いで40歳代の1357人、30歳代の1195人、10歳代の1148人と続いています。重症化しやすいとされる65歳以上は778人でした。

 1838人が入院しており、そのうち「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者は前日と同じ18人でした。

 重症者用の病床使用率は前日から0・5ポイント下がって10・0%、全体の病床使用率は1・1ポイント上がって32・9%となりました。

 2022年11月5日(土)

🟧新型コロナ、5日は全国で新たに7万4170人感染 前週より3万人多く

 厚生労働省は5日、新型コロナウイルスの感染者が全国で新たに7万4170人確認されたと発表しました。前週の土曜日より約3万人多くなりました。

 また、国内で感染して亡くなった人は、北海道で8人、千葉県で6人、愛知県で5人、岐阜県で4人、沖縄県で4人、福島県で4人、群馬県で4人、兵庫県で3人、山形県で3人、茨城県で3人、京都府で2人、岩手県で2人、東京都で2人、神奈川県で2人、福岡県で2人、秋田県で2人、青森県で2人、静岡県で2人、三重県1人、佐賀県で1人、宮城県で1人、宮崎県で1人、富山県で1人、山口県で1人、岡山県で1人、新潟県で1人、栃木県で1人、熊本県で1人、鳥取県で1人、鹿児島県で1人の合わせて72人、累計で4万6981人となっています。

 都道府県別の新規感染者は、東京都7967人、北海道7463人、愛知県5101人、神奈川県4644人、埼玉県4294人、大阪府4159人、千葉県2859人、宮城県2223人など。

 新型コロナウイルスへの感染が確認された人で人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、5日時点で、162人となっています。重症者の数は4日と比べて、1人増えました。

 11月3日に行われた自主検査を除くPCR検査などの数は、速報値で2万5759件でした。

 一方、厚生労働省は5日、大阪府内で新たに4159人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

 これで大阪府内の感染者の累計は218万4254人となりました。

 死亡した人の発表はありませんでした。府内で感染して亡くなった人は合わせて6630人となっています。

 重症者は4日と変わらず22人です。

 2022年11月5日(土)

🟧喫煙者のたばこの煙に8割以上が不快感 受動喫煙に懸念、内閣府世論調査

 内閣府がたばこに関して行った世論調査で、喫煙者のたばこの煙について8割以上の人が不快に思っている実態が明らかになりました。不快を覚えた場所は複数回答で、路上が最多の約7割に上りました。厚生労働省の担当者は、「健康増進法の改正を踏まえ、受動喫煙の防止という意識が高まっていると感じる」と話しています。

 アンケートは今年8〜9月、全国の18歳以上の3000人に無作為に郵送し、1556人から回答を得ました。

 「喫煙者のたばこの煙について不快に思いますか」との質問には、56・7%が「不快に思う」、26・5%が「どちらかといえば不快に思う」と答え、これらの合計は83・2%。男性ではこれらの合計が75%余り、女性では89%余りに上りました。2019年7月の前回調査では合計78・4%でした。

 さらに、不快に思った場所を聞いたところ、「路上」が70・2%(前回53・3%)と最多で、「食堂やレストランなど主に食事を提供する店舗」が50・9%(同62・4%)、「居酒屋やバーなどの酒を提供する店」が39・9%、「屋外喫煙所の近く」が39・4%と続きました

 受動喫煙対策のため多数の人が利用する施設が原則禁煙となった改正健康増進法は2020年4月に全面施行されましたが、今回の回答者の約48%は引き続き受動喫煙対策の強化を政府に求めており、そのうち約6割が路上や公園など屋外で喫煙できる場所を減らすことを求めました。

 2022年11月5日(土)

2022/11/04

🟧アメリカやヨーロッパでオミクロン派生型「BQ・1」増加、アジアでは「XBB」

 新型コロナウイルスのオミクロン型の新たな派生型の拡大が、海外で鮮明となってきました。アメリカやヨーロッパでは直近の主流だった「BA・5」に変異が加わった「BQ・1」や「BQ・1・1」が計26~27%に増加。シンガポールやインドでは「BA・2」由来の変異型2種の遺伝子が混ざった組み換えウイルスである「XBB」が広がっています。地域によって派生型の流行が異なる複雑な状況になり、感染再拡大などの先行きは見通せません。

 イギリス保健安全局は10月20日時点のイングランド地方で「BQ・1・1」が12%、「BQ・1・1」を除く「BQ・1」系統が14%などと推定しています。「BA・5」から置き換わりが進んでおり、「BQ・1」や「BQ・1・1」は1週間の増加スピードが「BA・5」の1・5~1・6倍程度と分析しています。

 アメリカでも疾病対策センター(CDC)は10月23~29日の新規感染のうち、「BQ・1」が14%、「BQ・1・1」が13%などと推定しています。「BA・5」は50%まで低下しました。

 「BQ・1・1」は「BQ・1」にさらに変異が加わった派生型で、「BQ・1」系統はフランス、デンマークなどヨーロッパでも増加しており、ヨーロッパ疾病予防管理センター(ECDC)は11月中旬~12月上旬にはヨーロッパの新規感染の50%以上、2023年初めには80%以上を占めると予測しています。

 一方、シンガポールやインド、バングラデシュなどでは組み換えウイルスである「XBB」が拡大しています。「XBB」はシンガポールで最初に見付かり、「BA・2」に変異が加わった2種類の派生型の遺伝子配列の一部が置き換わったウイルス。2種類の派生型に同時に感染した人の体内で生まれたと考えられます。

 現在広がっている派生型に共通するのは、新たに獲得した変異によって免疫をすり抜ける「免疫逃避」の性質が一段と強いとみられること。中国の北京大学やアメリカのオハイオ州立大学などの研究報告によると、さまざまな種類が見付かっている派生型の中でも「BQ・1」系統や「XBB」は特に免疫逃避が強いため、ワクチンや感染でできた抗体が効きにくく、再感染やワクチン接種後のブレークスルー感染が起こりやすい可能性があります。

 もともとオミクロン型はデルタ型よりも免疫をすり抜けやすく、その性質によって世界で爆発的に拡大しました。世界でオミクロン型の流行が続く中、免疫をすり抜ける変異を獲得した派生型が各地で誕生し、勢力拡大を競っているような状況です。

 「BQ・1」や「BQ・1・1」、「XBB」は東京都や宮城県、神奈川県など国内でも見付かっています。第8波は「BA・5」から新たな派生型へと置き換わりが進む形で起こる可能性もあります。

 変異の多さから「BQ・1・1」はギリシャ神話に登場する冥界の番犬「ケルベロス」、「XBB」は上半身がワシで下半身がライオンという伝説上の生き物「グリフォン」の俗称で呼ばれることもあるものの、いずれもオミクロン型から派生したウイルスであることに変わりはありません。

 現時点で重症化リスクは大きく変わらないとみられており、アメリカのファイザーやアメリカのモデルナが開発したオミクロン型対応ワクチンの追加接種にも一定の効果が期待されます。

 2022年11月4日(金)

🟧オミクロン派生型「BQ・1」「XBB」、東京都内で計100件超確認

 新型コロナウイルスのオミクロン型から派生した新系統が国内外で確認され始め、世界保健機関(WHO)が警戒を呼び掛けています。日本で現在主流の「BA・5」よりも感染力が強い可能性があり、東京都は新系統に対応した独自のPCR検査を10月28日より始めるなど対策を強化しています。

 新系統は、海外で夏ごろに確認された「BQ・1」と「XBB」。BQ・1はBA・5の派生で、アメリカやヨーロッパなどで増えています。アメリカでは10月末時点で、BQ・1の系統が3割弱を占めました。

 一方のXBBは、第6波で流行した「BA・2」由来の変異型2種の遺伝子が混ざったもので、アジアを中心に拡大中です。シンガポールでは10月中旬時点で、感染者の約5割がXBBと推定されています。

 日本でも、検疫以外に東京都や宮城県、神奈川県などで検出され始めました。東京都内では10月下旬、XBBが初めて見付かり、11月4日までに計17件確認。BQ・1の系統も計92件確認しました。

 北京大などの研究では、ワクチン接種などによって増えた「中和抗体」が、新系統のウイルスには効きにくくなっていると指摘。WHOは2日、「注意深く監視する必要がある」との見解を発表しました。

 ただ、新系統がBA・5よりも重症化リスクが高いという報告は現時点ではありません。中山哲夫・北里大特任教授(臨床ウイルス学)は、「過度に恐れる必要はなく、オミクロン型対応ワクチンの接種を進めれば、第7波のような爆発的な増加は起きないのではないか」と指摘しています。

 2022年11月4日(金)

🟪小中学生の体力調査、中学生男子はコロナ感染拡大前を上回る

 全国の小学5年生と中学2年生を対象に、50メートル走など8つの項目で体力や運動能力を調べる今年度の国の調査で、中学生の男子の合計点は新型コロナウイルスの感染拡大前を上回りました。一方で、小学生の男女は低下傾向にあり、スポーツ庁は運動の機会を増やす取り組みに力を入れていく方針で...