2023/01/02

🟪オーストラリア、中国からの入国者にコロナ検査義務付け

 オーストラリア連邦政府は1日、新型コロナウイルスの感染が爆発的に拡大している中国からの入国者に対して、出発前48時間以内のPCR検査の陰性証明書提出を義務付けると発表しました。中国政府が海外渡航制限を解除する1月8日の午前0時1分から施行します。

 オーストラリアは現時点で、どの国・地域に対しても陰性証明書の提出などの水際対策を行っていません。アンソニー・アルバニージー首相は昨年12月29日、中国からの入国者に規制を実施しない考えを示していましたが、方針を転換。中国からの入国者に対しては、日本を始めアメリカやイギリスなど主要国はすでに水際対策を発表しており、オーストラリアも追随した格好です。

 マーク・バトラー連邦保健相は、「包括的な情報が不足しているため、数多くの国がさまざまな(水際)対策を実施している。中国からの旅行者を制限するのではなく、中国の感染状況についての情報を集めることが重要だ」と述べ、中国政府が感染情報を十分に開示していないことに不満を示しました。

 オーストラリアのコロナ対策についてバトラー保健相は、「現時点ではうまくいっている」とした上で、「中国からの渡航再開は、オーストラリアにとって差し迫った脅威にはならない」と語りました。

 国内の教育・観光産業は、中国人の渡航が再び活発化することに期待しているといいます。オーストラリア政府も両国間の人の往来が再開すること自体は歓迎しています。バトラー保健相は、中国人にとって1年で最大の旅行シーズンである春節(旧正月=今年は1月22日)に向け、国内の中国系住民がコロナ禍で長く会えなかった本国の家族や友人と再会できるよい機会になる、との認識も示しました。

 2023年1月2日(月)

🟪新型コロナ、全国で新たに7万6264人感染 死者208人、重症者595人

 厚生労働省によりますと、2日に発表した国内の新たな新型コロナウイルス感染者は空港の検疫などを含め7万6264人となっています。1週間前の月曜日(昨年12月26日)より約1000人減りました。

 また、国内で亡くなった人は、東京都で25人、大阪府で14人、島根県で12人、静岡県で12人、愛媛県で9人、愛知県で8人、茨城県で8人、三重県で7人、兵庫県で7人、千葉県で7人、福岡県で7人、香川県で7人、山口県で6人、岡山県で6人、石川県で6人、佐賀県で5人、和歌山県で5人、岩手県で5人、広島県で5人、神奈川県で5人、京都府で4人、宮城県で4人、熊本県で4人、群馬県で4人、高知県で4人、北海道で3人、宮崎県で3人、栃木県で3人、長崎県で3人、青森県で3人、徳島県で2人、福井県で2人、鹿児島県で2人、富山県で1人合わせて208人、累計で5万7721人となっています。

 都道府県別の新規感染者は、東京都が7537人で最も多く、次いで神奈川県が4987人、大阪府が4980人、愛知県が4252人、福岡県が3424人、埼玉県が3189人、千葉県が3164人、広島県が3008人と続きました。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、2日時点で595人となっています。重症者の数は、1日と比べて3人増えました。

 一方、厚生労働省は2日、大阪府内で新たに4980人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで、大阪府内の感染者の累計は255万6578人となりました。

 また、14人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて7181人となっています。重症者は1日から2人増えて69人です。

 中国で新型コロナウイルスの感染が急拡大していることを受けて昨年12月30日から、中国からの入国者を対象に行われている臨時的な水際措置によって、空港の検疫での感染確認は増加の傾向が続いています。

 厚労省によりますと、空港の検疫所で1月1日に感染が確認された人数は84人で、多くは中国から成田空港や関西空港などに到着した人たちだということです。

 昨年12月31日は32人、12月30日は92人と、以前と比べて増加の傾向が続いています。

 2023年1月2日(月)

🟪東京都で新たに7537人が新型コロナ感染 累計400万人超に

 東京都は2日、新型コロナウイルスの感染者を都内で新たに7537人確認したと発表しました。1週間前の月曜日(昨年12月26日)より891人減り、前の週の同じ曜日を下回るのは6日連続です。70~90歳代の男女24人の死亡も発表されました。

 2日までの週平均の感染者は1万4730・7人で、前週(1万7201・9人)の85・6%でした。

 2日の新規感染者を年代別にみると、20歳代の1566人が最多で、次いで30歳代1434人、40歳代1377人。65歳以上は507人、10歳未満は473人でした。

 都内の病床使用率は56・3%。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者は、前日と同じ45人でした。

 都内の累計感染者数は400万6090人となり、400万人を超えました。

 2023年1月2日(月)

2023/01/01

🟪新型コロナ、全国で新たに8万6924人感染 死者は247人、重症者は592人

 厚生労働省によりますと、1月1日に発表した国内の新たな新型コロナウイルス感染者は、空港の検疫などを含め8万6924人となっています。

 また、国内で感染して亡くなった人は、東京都で24人、大阪府で20人、北海道で17人、福岡県で14人、神奈川県で11人、茨城県で10人、兵庫県で9人、長野県で9人、山口県で8人、岩手県で8人、熊本県で8人、三重県で7人、京都府で7人、千葉県で7人、宮崎県で7人、広島県で6人、愛知県で6人、佐賀県で5人、埼玉県で5人、大分県で5人、岐阜県で5人、岡山県で5人、青森県で5人、宮城県で4人、秋田県で4人、群馬県で4人、香川県で4人、愛媛県で3人、栃木県で3人、長崎県で3人、高知県で3人、和歌山県で2人、富山県で2人、滋賀県で2人、石川県で2人、鹿児島県で2人、徳島県で1人の合わせて247人、累計で5万7513人となっています。

 都道府県別の新規感染者は、東京都が9186人で最も多く、次いで大阪府が6214人、神奈川県が5514人、愛知県が4547人、埼玉県が3791人、福岡県が3565人、広島県が3527人と続きました。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、1月1日時点で592人となっています。重症者の数は、12月31日と比べて4人増えました。

 一方、厚生労働省は1月1日、大阪府内で新たに6214人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで、大阪府内の感染者の累計は255万1598人となりました。

 また、20人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて7167人となっています。重症者は12月31日と変わらず67人です。

 中国で新型コロナウイルスの感染が急拡大していることを受けて、12月30日から、中国からの入国者を対象に臨時的な水際措置が取られたことで、空港の検疫での感染確認が急増しています。

 厚生労働省によりますと、空港の検疫所で感染が確認された人数は、30日が92人、31日が32人で合わせて124人に上り、29日が4人、28日が2人だったのに対して大幅に増えています。

 ほとんどが、中国から成田空港や関西空港などに到着した人たちだということです。

 2023年1月1日(日)

🟪餅をのどに詰まらせ20~80歳代の3人救急搬送、2人が重体 東京都内

 東京消防庁は1日、元日(午後3時時点)に東京都内で餅をのどに詰まらせた20~80歳代の男女3人が救急搬送され、うち2人が意識不明の重体となったと発表しました。正月は餅を食べる機会が多くなるため、東京消防庁は、食べる際は細かく切り、急がずゆっくり食べるよう注意を呼び掛けています。

 発表によると、意識不明となっているのは70歳代と80歳代の男性。このうち日野市内の80歳代男性は午前8時ころ、自宅で雑煮を食べた際、餅をのどに詰まらせ、家族が通報したといいます。

 例年、高齢者や子供が搬送されるケースが多く、東京消防庁は「お年寄りや乳幼児と餅を食べる際は、家族は注意を払ってほしい」としています。

 2023年1月1日(日)

🟪新型コロナ、東京都で9186人感染 5日連続前週下回る

 東京都は1月1日、新型コロナウイルス感染者を新たに9186人確認したと発表しました。1週間前の日曜日より6217人減りました。前の週の同じ曜日を下回るのは5日連続です。30歳代~100歳以上の25人の死亡も発表しました。

 1日までの週平均の感染者は1万4858・0人で、前週(1万7133・4人)の86・7%でした。

 1日の新規感染者を年代別にみると、20歳代の1796人が最多で、次いで40歳代1731人、30歳代1721人。重症化しやすいとされる65歳以上の高齢者は、769人でした。

 病床使用率は55・8%。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者は、前日と同じ45人でした。

 2023年1月1日(日)

🟪モロッコ、中国からの入国禁止 コロナ感染者急増で国籍問わず

 モロッコ外務省は1日までに、新型コロナウイルス感染者が急増している中国からの渡航者の入国を、国籍を問わず3日から禁止するとの声明を出しました。国内の感染拡大を防ぐためで、期限は追って通知するとしています。

 声明は昨年12月31日付。モロッコ外務省は例外的な措置とし、2国間の戦略パートナーシップに影響しないと強調しました。

 モロッコには中国から毎年、多くの観光客らが訪れています。

 モロッコの対岸のスペインのほか、フランスやイギリスなどは、出発前に受けた新型コロナウイルスの検査の陰性証明の提示を義務付けるにとどまっています。

 2023年1月1日(日)

🟪小中学生の体力調査、中学生男子はコロナ感染拡大前を上回る

 全国の小学5年生と中学2年生を対象に、50メートル走など8つの項目で体力や運動能力を調べる今年度の国の調査で、中学生の男子の合計点は新型コロナウイルスの感染拡大前を上回りました。一方で、小学生の男女は低下傾向にあり、スポーツ庁は運動の機会を増やす取り組みに力を入れていく方針で...