2023/04/05

🟩塩野義製薬のコロナ飲み薬「ゾコーバ」、アメリカで迅速審査へ

 塩野義製薬は4日、新型コロナウイルス感染症の飲み薬「ゾコーバ」について、アメリカの食品医薬品局(FDA)から迅速審査の指定を受けたと発表しました。まだ承認申請はしていないものの、FDAとの間でより多くの協議ができるようになり、実用化に向けた手続きの加速が期待されます。

 ゾコーバは国内で昨年11月に緊急承認され、今年3月末に国費購入の配分から通常の医薬品と同様の一般流通に切り替わりました。塩野義製薬は海外展開も目指しており、アメリカのほか中国や韓国の規制当局とも協議を続けています。

 アメリカでの承認には治験データの拡充が求められる可能性があります。塩野義製薬は現在、入院患者対象の治験と、重症化リスクのある患者対象の治験の2つを欧米各国で進めています。

 2023年4月5日(水)

🟩東京都で新たに1204人感染 新型コロナ、前週比202人増

 厚生労働省は5日、東京都内で新たに1204人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の水曜日より202人増え、5日連続で1週間前を上回りました。

 1週間平均の新規感染者数は、5日時点で938・7人で、前の週に比べて115・5%。

 新規感染者1204人を年代別でみると、0歳13人、1~4歳22人、5~9歳14人、10歳代75人、20歳代233人、30歳代208人、40歳代188人、50歳代203人、60~64歳61人、65~69歳46人、70歳代85人、80歳代48人、90歳以上8人。重症化しやすいとされる65歳以上の高齢者は187人でした。

 入院患者は459人で、病床使用率は8・8%。人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は、4日と同じ3人でした。

 一方、感染が確認された80歳代の男性1人が死亡しました。

 東京都の累計は感染者434万2832人、死者8065人となりました。

 2023年4月5日(水)

🟩全国で新たに9500人感染 新型コロナ、前週比1100人増

 厚生労働省は5日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で9500人確認されたと発表しました。前週の水曜日より約1100人増えました。

 また、国内で感染して亡くなった人は、兵庫県で4人、大阪府で4人、埼玉県で3人、三重県で1人、北海道で1人、宮城県で1人、山口県で1人、山形県で1人、山梨県で1人、東京都で1人、神奈川県で1人、福岡県で1人、長崎県で1人の合わせて21人、累計で7万4002人となっています。

 都道府県別の新規感染者数の最多は東京都で1204人。次いで大阪府の615人、神奈川県の595人、北海道の559人、愛知県の511人、千葉県の441人、埼玉県の394人、広島県の391人、兵庫県の380人、福岡県の316人と続きました。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、5日時点で56人となっています。重症者の数は、4日と比べて2人増えました。

 2023年4月5日(水)

2023/04/04

🟩新型コロナとインフルエンザ、ウイルス同時検出キット発売 キヤノンメディカル

 キヤノンメディカルシステムズ(栃木県大田原市)は4日までに、1回の検体採取で新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスを同時に検出できるキットを発売しました。

 同社によると、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの症状は酷似しているため、診断で検査が欠かせません。1回の検体採取で両ウイルスを同時に検出できるようにして、患者や医療従事者の負担軽減を図りました。

 発売したのは「Rapiim SARS-CoV-2-N/Flu(ラピーム・サーズ・コブ・ツー・エヌ・フル)」。新型コロナウイルスの検出性能を同社の従来品と比較したところ、感度は同等で測定時間は3分短縮の12分。ウイルス量が多ければ、4分で陽性を判定できるといいます。

 インフルエンザウイルスの場合でも、約2〜4倍の高感度化を実現しました。ウイルス量が少ない検体でも陽性判定が可能で、早期診断、早期治療に役立つとしています。

 キットは10回分入りで税別4万2000円。

 2023年4月4日(火)

🟩コロナ5類移行後、羽田など一部空港でウイルス検査とゲノム解析 発熱者など対象に

 政府は3日、新型コロナウイルスの感染症法上の分類を5類に移行する5月8日以降、利用者が多い成田、羽田、中部、関西、福岡の5空港で入国者に発熱やせきなどの症状がある場合、任意でウイルス検査とゲノム解析を実施すると発表しました。

 水際対策は分類移行に伴って終了する予定で、5月8日以降はワクチン接種証明の提示が不要となります。ただ、海外での新たな変異型ウイルスの発生と国内流入を早期に発見するため、症状がある人に限った検査は必要だと判断しました。

 一方、中国からの入国者に対して強化している水際対策は、4月5日午前0時から緩和します。中国本土からの直行便による全入国者に対しては、これまで出国前72時間以内の陰性証明の提示を求めてきました。今後は、他国からの入国者と同様に、ワクチン3回接種証明の提示があれば陰性証明は不要とします。最大2割程度を対象に無作為に抽出して行っている検査は継続します。いずれも5月7日まで。

 2023年4月4日(火)

🟩全国で新たに9406人感染 新型コロナ、14人死亡

 厚生労働省は4日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で9406人確認されたと発表しました。前週の火曜日より約1300人増えました。

 また、国内で感染して亡くなった人は、長野県で3人、兵庫県で2人、北海道で2人、埼玉県で2人、富山県で1人、山口県で1人、福岡県で1人、秋田県で1人、高知県で1人の合わせて14人、累計で7万3981人となっています。

 都道府県別の新規感染者数の最多は東京都で1357人。次いで北海道の663人、神奈川県の637人、大阪府の625人、愛知県の598人、埼玉県の435人、千葉県の401人、福岡県の329人、岐阜県の254人、兵庫県の251人と続きました。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、4日時点で54人となっています。重症者の数は、3日と比べて4人増えました。

 2023年4月4日(火)

🟩東京都で新たに1357人感染 新型コロナ、前週比356人増

 厚生労働省は4日、東京都内で新たに1357人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の火曜日より356人増えました。

 1週間平均の新規感染者数は、4日時点で909・9人で、前の週に比べて125・9%。

 新規感染者1357人を年代別でみると、0歳11人、1~4歳20人、5~9歳16人、10歳代104人、20歳代269人、30歳代243人、40歳代196人、50歳代243人、60~64歳65人、65~69歳36人、70歳代88人、80歳代43人、90歳以上23人。重症化しやすいとされる65歳以上の高齢者は190人でした。

 入院患者は462人で、病床使用率は8・8%。人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は、3日より1人減って3人でした。

 死亡が確認された人の発表はありませんでした。

 東京都の累計は感染者434万1628人、死者8064人となりました。

 2023年4月4日(火)

🟪小中学生の体力調査、中学生男子はコロナ感染拡大前を上回る

 全国の小学5年生と中学2年生を対象に、50メートル走など8つの項目で体力や運動能力を調べる今年度の国の調査で、中学生の男子の合計点は新型コロナウイルスの感染拡大前を上回りました。一方で、小学生の男女は低下傾向にあり、スポーツ庁は運動の機会を増やす取り組みに力を入れていく方針で...