岐阜県本巣市の養鶏場で、死んでいた鶏から検出されたウイルスが、致死率の高い高病原性鳥インフルエンザ(H5亜型)と判明し、殺処分が行われることが決まりました。
岐阜県によりますと、18日午前、本巣市にある養鶏場から「死ぬ鶏が増えている」などと県に通報があり、簡易検査で鳥インフルエンザの陽性が確認されました。
その後の遺伝子検査で致死率の高い高病原性鳥インフルエンザと確認されたことから、県と国はこの養鶏場で飼育されている約1万5000羽の殺処分を決定しました。国内の養鶏場での発生は今季9例目。
県は感染拡大防止のため、養鶏場から半径10キロ圏内にある33農場・養鶏場の計約1万7000羽の搬出を制限します。殺処分から埋却、消毒までの防疫措置は22日までに完了する見込み。19日朝、畜産関係車両の消毒ポイントを本巣市内など3カ所に設けました。
2024年11月19日(火)