2022/07/22

■東京都の新型コロナ感染者3万4995人 2日連続で最多、病床使用率は44・7%

 東京都は22日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の3万4995人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

 初めて3万人を超えた21日より、さらに3000人余り増え、2日連続で過去最多となりました。1週間前の金曜日と比べると約1・8倍で1万5936人増え、感染の急激な拡大が続いています。22日までの7日間平均は前の週の165・0%で、初めて2万人を超えて、2万1099・6人となり、こちらも過去最多となりました。

 22日に確認された3万4995人を年代別にみると、20歳代が7235人と最も多く、30歳代が6128人、40歳代が5897人と続きました。65歳以上の高齢者は2736人でした。

 ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが2万1369人、未接種は6058人でした。

 病床使用率は44・7%。都が緊急事態宣言の要請を判断する指標を30~40%としている重症者用病床使用率は16・0%でした。

 また、人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っているとする都基準の重症の患者は、21日と同じ15人でした。

 一方、都は、20歳代と60歳代から90歳代の男女合わせて7人が死亡したことを発表しました。

 東京都の累計の感染者数は188万738人となり、累計の死者数は4614人になりました。

 東京都内で新型コロナウイルスの感染確認が急増する中、小池百合子知事は記者会見で、行動制限の必要性を問われたのに対し、「感染状況などをモニタリングし、必要な対策を先手先手で行っていきたい」と述べ、状況を注視する考えを示しました。


 2022年7月22日(金)

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