世界保健機関(WHO)は、7月31日までの1週間の新型コロナウイルスの新規感染者数をまとめ、日本は137万9099人と、2週連続、世界で最も多くなりました。
WHOは新型コロナウイルスの世界全体の状況を取りまとめていて、3日、新たな報告書を発表しました。
それによりますと、7月25日から31日までの1週間の新規感染者数は世界全体で656万5679人と、前の週より9パーセント減少しました。
一方、日本は137万9099人と、前の週と比べて42パーセント増え、2週連続世界で最も多くなり、世界全体の新規感染者数の21%を占めました。
日本に次いで多いのが、アメリカで92万3366人、韓国が56万4437人、ドイツが45万人などとなっています。
WHOは、世界各地で調査方針が変更され、検査数も減少していることから、実際の感染者数はさらに多い可能性もあるとしています。
累計感染者数の42%を占める世界最多のWHOヨーロッパ地域事務局管内(旧ソ連諸国やトルコを含む)では、行動制限の撤廃に伴い、出入国時に課されていたウイルス検査が行われなくなっている国が多くなっています。WHOは検査に伴うウイルスの遺伝子解析数が減ることで、変異型ウイルスが出現した際に速やかに察知できない可能性が高まっているとして、懸念を示しています。
2022年8月4日(木)
0 件のコメント:
コメントを投稿