職場高血圧とは、医療機関の診察室で医師が測る外来血圧では正常の範囲内なのに、忙しい職場にいる時に、高血圧値まで血圧が上がっている状態のことです。
職場の緊張感や焦燥感、人間関係の悩みなどが要因となって、血圧を上げています。最近は就業時間が長く、1日8時間以上の勤務は当たり前ですから、血圧の高い状態が1日の3分の1以上を占めるわけで、血管もボロボロになりやすくなります。
職場でのタバコも、血圧を上げる一因となります。喫煙者はタバコを吸っている間はリラックスしているつもりですが、体の中はニコチンのせいで血管が収縮し、血圧が上がります。
20~40代の男性に職場高血圧は多く、中間管理職や、肥満ぎみの人は、特に危険性が高まります。
こういう日中にストレスの多い人がなりやすい日中上昇タイプでは、血圧上昇の管理、生活習慣の管理が重要となります。
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