北朝鮮は6日、「4日午後6時から5日午後6時までの24時間に、6人の発熱者が発生し、原因を究明している」と明らかにしました。
韓国の通信社「聯合ニュース」によると、北朝鮮の国営「朝鮮中央通信」はこの日、国家非常防疫司令部の集計を引用し「6人の有熱者が発生した」と報道しました。
国家非常防疫司令部の関係者であるリュ・ヨンチョル氏はこの日、国営テレビ放送局「朝鮮中央TV」に出演し、「平安北道(ピョンアンプクト)の定州(チョンジュ)市と咸鏡南道(ハムギョンナムド)の新興(シンフン)郡で、37~39度の熱が出ている疑いのある対象者たちがそれぞれ3人ずつ発生した」と語りました。
続けて、「非常防疫機関から迅速軌道防疫班と迅速診断治療班を現地に派遣し、原因究明作業を行っている」と説明しました。
発熱者たちが新型コロナウイルス感染症によるものなのか、水系感染症などほかの要因によるものなのかを確認しているものとみられます。
北朝鮮で発熱者が発生したのは、報道基準で7月29日以降8日ぶり。北朝鮮は、8月4日からは新規の発熱者はもちろん治療を受けている患者もいないと主張してきました。
一方、韓国の中央防疫対策本部は6日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から11万666人増え、累計2038万3621人になったと発表しました。
前日(5日)の11万2901人より2235人減少したものの、5日連続で10万人を超えました。この日の新規感染者のうち海外からの入国者は573人で、市中感染者は11万93人でした。
重症者は313人、新たな死者は45人でした。
2022年8月6日(土)
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