新型コロナウイルスに感染し自宅で療養している人は、8月31日の時点で、前の週から約17万人減って139万人余りだったことが、厚生労働省のまとめでわかりました。
厚労省によりますと、新型コロナウイルスに感染して自宅で療養している人は8月31日午前0時の時点で、全国で合わせて139万1061人でした。
これまでで最も多かった前の週(8月24日時点)の156万1288人から、17万227人減りました。前の週は、お盆期間による人の移動の影響などで、全国の新規感染者数が増加していました。
都道府県別では、大阪府が最も多く12万7496人(前週比2万4863人減)、愛知県が10万2032人(同1万2070人減)、東京都が9万3407人(同3万4931人減)などとなっています。
また、病院や宿泊施設といった療養場所が決まっていない「療養先調整中」は26万5837人。そのうち入院が必要なのに受け入れ先が決まっていない人は3244人で、前の週から410人増えました。
流行「第7波」では、新型コロナに感染した後に搬送先が見付からず自宅で死亡した高齢者もいるため、厚労省は、全国の自治体に医療提供の体制などを強化するよう求めています。
2022年9月3日(土)
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