厚生労働省は9月30日、イギリスの製薬大手アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの使用を終了したと発表しました。同日までに供給を受けたすべてのワクチンが有効期限を迎えたためで、供給を受けた約5770万回分のうち、約1350万回分が廃棄されました。
アストラゼネカ製ワクチンは世界でも最速ペースで実用化され、厚労省は2020年12月、同社と1億2000万回分の供給を受ける契約を結びました。1、2回目の接種に使われたものの、海外で接種後にまれに血栓ができる事例が報告されたこともあり、国内では接種対象を40歳以上に限定するなど活用が進まず、自治体に配送したのは約20万回分で、接種実績は約12万回分にとどまりました。
一方で、ワクチンが不足するアジア各国などへの無償提供は進み、約4400万回分を提供しました。
約6230万回分は購入をキャンセルしました。今後、キャンセル分の契約金は、必要な経費を除いた上で、返金される予定だといいます。企業との秘密保持契約に基づき、厚労省は購入額や今後返金されるキャンセル分の額を公表していません。
2022年10月1日(土)
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