総務省消防庁は29日、救急車の到着後も搬送先がすぐに決まらない「救急搬送困難事案」が、21~27日の1週間に全国の主な52消防で計4263件あったと発表しました。前週(14~20日)より18%増え、4週連続で増加しました。
うち、発熱など新型コロナウイルス感染が疑われるのは1234件で33%の大幅増となりました。全国的に感染拡大が続いている影響とみられます。コロナ疑いの搬送困難事案が1週間当たり1000件を超えたのは、9月5~11日の週以来となります。
総数を地域別でみると、最も多い東京消防庁が2112件で18%増。次いで大阪市消防局337件(25%増)、横浜市消防局269件(30%増)、札幌市消防局245件(26%増)などとなっています。
医療機関に受け入れ可能かどうか4回以上照会し、救急隊の到着から搬送開始まで30分以上かかった件数を集計しました。
2022年11月30日(水)
0 件のコメント:
コメントを投稿