2022/12/09

🟧モデルナ製コロナワクチン追加接種、対象年齢を18歳以上から12歳以上に引き下げ

 アメリカのモデルナ社製の新型コロナウイルスワクチンについて、厚生労働省の専門家部会は8日、3回目以降の追加接種に使うワクチンの対象年齢を現在の18歳以上から12歳以上に引き下げることを了承しました。今後ワクチン分科会でも議論し、了承されれば実際に12歳から接種を受けられるようになります。

 対象のワクチンは現在主流となっているオミクロン型の派生型「BA・5」対応品、以前流行した「BA・1」対応品、流行初期のウイルスに対応した従来品の3種類。前回接種から3カ月以上の間隔を空けます。

 モデルナ製は遺伝情報の一部である「mRNA」を使ったワクチン。9月に「BA・1」、11月に「BA・5」対応のワクチンがそれぞれ承認され、接種が始まっています。アメリカのファイザー製ワクチンは、すでに12歳以上に使うことができます。

 厚労省によると、有効性について、ワクチンをうった12~17歳の約260人が参加した臨床試験で、感染を防ぐ中和抗体の働きが、ワクチンをうった18歳〜25歳と同程度であることが確認できました。安全性については12~17歳の約1300人のデータで、死亡例や重篤な有害事象はなかったといいます。

 2022年12月9日(金)

0 件のコメント:

コメントを投稿

🟪小中学生の体力調査、中学生男子はコロナ感染拡大前を上回る

 全国の小学5年生と中学2年生を対象に、50メートル走など8つの項目で体力や運動能力を調べる今年度の国の調査で、中学生の男子の合計点は新型コロナウイルスの感染拡大前を上回りました。一方で、小学生の男女は低下傾向にあり、スポーツ庁は運動の機会を増やす取り組みに力を入れていく方針で...