世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長は2日、世界人口の少なくとも90%は感染やワクチン接種により新型コロナウイルスに対してある程度の免疫を獲得していると推定されるものの、懸念される変異型ウイルス(VOC)が新たに出現する余地はまだ残っていると警告しました。
テドロス事務局長は会見で、「新型コロナのパンデミック(世界的な大流行)の緊急対応期は終わったと言える状況にかなり近付いたが、まだそこまでには至っていない」「監視、検査、ウイルス解析、ワクチン接種にすきがあれば、致死率が非常に高い新たな変異型ウイルスが発生する好条件がそろうことは今後もあり得る」と述べました。
2022年12月4日(日)
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