東京都で13日、新型コロナウイルスの感染者が新たに810人報告されました。1週間前の月曜日より295人減り、前の週の同じ曜日を下回るのは27日連続です。
また、昨年6月20日(828人)以来、約8カ月ぶりに新規感染者が1000人を下回った12日(799人)に続き、2日連続で1000人を下回りました。
直近7日間の移動平均は1885・6人で、前の週に比べて60・8%
13日の年代別の感染者は、30歳代が157人で最多を占めました。40歳代が149人、20歳代が125人と続き、65歳以上の高齢者は61人で全体の7・5%でした。
病床使用率は29・1%で、入院中は1603人。人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は、12日より1人減って21人でした。
一方、感染が確認された8人が死亡しました。東京都の感染者の総数(累計)は429万9296人となりました。
東京都は新規感染者数の減少傾向を受け、9日のモニタリング会議で、感染状況の警戒レベルを4段階のうち下から2番目の「感染状況の推移に注意が必要」に引き下げました。
ただ、現在の感染者数は昨年9月の全数把握見直しに伴い、医療機関受診者と、自主検査の後、陽性者登録センターに届け出た人に限られます。
国立国際医療研究センターの大曲貴夫医師は、「報告に表れない感染者が多数潜在している可能性がある」としています。
2023年2月14日(火)
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