厚生労働省は20日、都内で新たに1449人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の木曜日より268人増えました。
1週間平均の新規感染者数は、20日時点で1205・1人で、前の週に比べて108・0%。
新規感染者1449人を年代別でみると、0歳19人、1~4歳14人、5~9歳29人、10歳代147人、20歳代319人、30歳代217人、40歳代224人、50歳代227人、60~64歳69人、65~69歳47人、70歳代68人、80歳代51人、90歳以上18人。重症化しやすいとされる65歳以上の高齢者は184人でした。
入院患者は579人で、病床使用率は11・3%。人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は、19日より2人減って5人でした。
一方、感染が確認された1人が死亡しました。
東京都の累計は感染者436万190人、死者8087人となりました。
東京都は20日、新型コロナの感染状況と医療提供体制について、専門家によるモニタリング項目の分析結果を公表し、4段階ある警戒レベルのうち、いずれも下から2番目を維持しました。
新規感染者数の7日間平均は19日時点で1166人と、前の週の約105%となっており、4週連続で100%を上回りました。
また、入院患者数は前の週より38人多い553人となり、2週連続で前の週より増えました。
専門家は、「現時点では感染拡大のスピードは速くないが、動向を注視する必要がある」として、警戒を呼び掛けています。
2023年4月20日(木)
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