パナソニック(東京都港区)は20日、発火する恐れがあるとして、衣類乾燥除湿機を回収・無償交換(リコール)すると発表しました。対象は2003~2021年に発売された163万9232台。
製造打ち切りから8年以内の製品は無料で代替品と交換し、製造打ち切りから8年を超えて、補修用性能部品の保有期間がすぎた製品についてはタイプに応じて現金1万円から2万円で引き取るとしています。
同社によると、2007年から2023年までに、製品内部の除湿ローター付近から発煙・発火する事故が国内で11件、香港で1件発生しました。利用者にけがはなかった、としています。空気中の有機物がヒーターで加熱され発火、内部に延焼したことが原因といいます。
問い合わせは同社(0120・878・420)。受け付けは午前9時~午後6時。5月21日までは土日祝も対応します。
2023年4月20日(木)
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