東京都内の新型コロナウイルスの感染者数は前の週の1・08倍と4週続けて増えており、専門家は、重症化リスクの高い高齢者などに早めのワクチン接種を検討するよう呼び掛けています。
都は20日、新型コロナの感染状況について、モニタリング項目を発表しました。
それによりますと、定点把握の対象になっている都内419の医療機関のうち、413カ所から報告があり、感染者数は7月10日から16日までの1週間で合わせて3407人で、1医療機関当たりでは8・25人となりました。
これは前の週の7・58人の1・08倍と、4週続けて増えています。
また、7月17日時点での入院患者数は、前の週の1176人から157人増えて1333人となり、こちらも4週続けて増えています。
専門家は、「入院患者数は4週連続で前週から増加しているが、医療提供体制への大きな負荷は今のところみられない」としています。
2023年7月20日(木)
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