2023/08/16

🟧埼玉県の新型コロナ感染者16・36人で11週連続で増加 千葉県は17・63人で2週連続減

 埼玉県内の新型コロナウイルスの新たな感染者の数は、1医療機関当たり16・36人と11週連続で増加しており、県は「体調に不安がある時は、高齢者など重症化しやすい人と会うことは控えてほしい」と呼び掛けています。

 埼玉県が16日に発表した新型コロナの感染状況によりますと、8月7日から13日までの1週間に定点把握の対象となっている261の医療機関のうち、報告があった212の医療機関の新たな感染者数は3468人でした。

 1医療機関当たりで16・36人となり、前の週と比べて、約1割増えて11週連続で増加しています。

 年代別では、50歳代が506人と最も多く、次いで10歳未満が468人、10歳代が458人、40歳代が439人、20歳代が437人などとなっています。

 埼玉県は「夏休みやお盆の時期は、普段会わない人との接触も多く感染リスクが高くなる。体調に不安がある時は、重症化しやすい高齢者などと会うことは控えてほしい。増加傾向が続きそうなので、引き続き注視していく」と話しています。

 一方、千葉県は16日、県内173の定点医療機関から1週間(8月7日~13日)に報告された新型コロナウイルスの感染者数が1医療機関当たり17・63人で、前週の約0・98倍(0・28人減)になったと発表しました。前週を下回るのは2週連続。総数は3050人でした。

 16保健所別では、松戸など7保健所で平均報告数が増え、9保健所で減少しました。

 前週の県全体の平均報告数について、県は17・92人から17・91人に訂正しました。

 県の週報によると、保健所別では松戸が最多の24・29人、次いで長生が23・71人、印旛が23・12人。

 2023年8月16日(水)

0 件のコメント:

コメントを投稿

🟩「国立健康危機管理研究機構」が発足 感染症対策の研究機関統合

 感染症の対策を担当しにてきた国の2つの研究機関が統合され、「国立健康危機管理研究機構」(JIHS<ジース>)として4月1日に発足しました。科学的な知見をもとに、政府に感染症対策について助言を行うほか、基礎研究と治療法の開発などを一体的に行い、新たな感染症の流行に備えることを目...