2023/09/20

🟧新型コロナワクチンの秋接種開始 無料、来年度は自己負担も検討

 新型コロナウイルスのオミクロン型の派生型「XBB・1・5」に対応した改良型ワクチンの無料の秋接種が20日、始まりました。生後6カ月以上の初回接種を終えたすべての人が対象で、高齢者や基礎疾患のある高リスク者は接種が推奨されます。期間は来年3月31日まで。厚生労働省は4月以降の体制を巡り、自己負担が生じる可能性がある「定期接種」への切り替えも検討しています。

 秋接種では、大規模接種会場は減り、病院などが中心となります。20日朝、東京都港区のクリニックにはワクチンを打つ人が続々と訪れました。

 通常は事前予約が必要。原則として自治体から受け取る接種券を持参します。ファイザーとモデルナのワクチンが主に使われ、ファイザー製は生後6カ月以上、モデルナ製は6歳以上が対象で、インフルエンザワクチンも同時接種できます。

 これまで接種したことがない人も、秋接種とは別の枠組みで、本年度中は無料でXBB対応ワクチンを打てます。

 厚労省は予防接種法の「特例臨時接種」に位置付け、全額公費負担としてきました。だがウイルスの性質の変化や、免疫の獲得、抗ウイルス薬の普及に伴い重症者が減ったため、来年3月末に終了する方針です。65歳以上の高齢者ら高リスク者を対象に、秋から冬にかけて年1回とする方向で議論を進めています。

 2023年9月20日(水)

0 件のコメント:

コメントを投稿

🟥将来の妊娠に備えた「卵子凍結」、1回20万円を上限に補助へ 10都道府県程度を予定

 こども家庭庁は2026年度、将来の妊娠に備えた「卵子凍結」を希望する女性に必要な費用を補助する方針を固めた。1回20万円を上限とする。妊娠を保証するものではないことなどを理解してもらうとともに、事業を通して卵巣の病気などに関係するデータも集めたい考えだ。  卵子凍結では、卵子...