札幌市立の小中学校で、今季の季節性インフルエンザによる欠席者が累計2万人に達したことが8日、市教育委員会のまとめでわかりました。過去10年で2万人を超えるのは初めて。
市教委保健給食課が学級・学年閉鎖、休校措置を取った学校の欠席者を年度別に集計しました。学級閉鎖は過去10年で最も早い9月5日以降に相次ぎ発生し、これまで小学校で1万4830人、中学校で5429人の計2万259人が欠席しました。
過去10年で最多だった2019年度の計1万3290人を大幅に上回っています。2020、2021年度は新型コロナウイルスの感染拡大があり、インフルエンザによる学級閉鎖はありませんでした。
北海道教育委員会によると、道内の小中高などでは11月27日~12月3日の1週間で、262校が学級閉鎖、97校が学年閉鎖、18校が休校の措置を取りました。
札幌市保健所は、インフルエンザの流行は続くとみて、感染対策の徹底を呼び掛けています。
2023年12月10日(日)
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