ヨーロッパ連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は6日、今年9~11月の世界平均気温は15・30度で、同時期としては1940年からの観測史上最高だったと発表しました。1~11月の世界平均気温も記録を更新し、これまで最高だった2016年を0・13度上回りました。
11月の世界平均気温は14・22度で、これまでの記録だった2020年を0・32度上回りました。世界の月間平均気温は5カ月連続の記録更新です。
コペルニクス気候変動サービスは「2023年は観測史上最も暑い年になる」と指摘。温室効果ガスの濃度が上昇し続ける限り、「気温は上昇し、熱波や干ばつの影響も大きくなる」と警告しました。
今年はアジアや北アメリカ、ヨーロッパ、アフリカが熱波に見舞われ、カナダやギリシャなどで山火事が相次ぎました。6~8月の世界平均気温も16・77度で史上最高。7月の世界平均気温は16・95度で、単月の平均としても最高となりました。
2023年12月6日(水)
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