東京都は13日、都内でスギ花粉の飛散開始を確認したと発表しました。飛散開始日は9日です。
過去10年平均の2月15日より6日早く、昨年の2月10日より1日早い観測となりました。東京都内でもいよいよ、スギ花粉の本格的なシーズンがスタートしました。
飛散開始日とは、1月以降に1平方センチメートル当たり1個以上のスギ花粉を、2日以上連続して観測した最初の日のことです。都は、都内12カ所でスギなどの花粉を観測していて、このうち立川市、多摩市、青梅市の観測所で9日に2日連続して、1平方センチメートル当たり1個以上のスギ花粉が観測されたため、「2月9日からスギ花粉の飛散開始」となりました。
都は、1月の気温が高かったため、スギの花の開花が進み、例年よりも飛散の開始が早かったのではないかと分析しています。
今年、都内で飛散するスギとヒノキの花粉の量は、過去10年で2番目に多く飛散した昨年の8割程度で、例年並みとなる見込みです。
都は、各地の観測結果をホームページで掲載し、花粉の飛散の多い日に外出する際は、マスクや眼鏡を着用するなどの対策を呼び掛けています。
2024年2月14日(水)
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