流通大手のイオンは、プライベートブランドの2リットル入りの飲料水、約86万本を自主回収すると発表しました。キャップの外側から異臭がすることを確認したためで、これまでのところ健康への被害の連絡はないとしています。
イオンが自主回収を行うのは、プライベートブランドのペットボトル入りの飲料水「トップバリュベストプライス 国内で採水した天然水」(2リットル)で、賞味期限が再来年の2月と3月の商品のうち、特定のロットの86万1552本です。
この商品は、岐阜県関市にある委託先の工場で製造され、ことし2月27日から4月1日までの間、首都圏と関西、中部などの1都11県にある、スーパーの「まいばすけっと」や、ディスカウントストアの「ザ・ビッグ」などで販売されました。
会社によりますと、3月27日以降、商品を購入した複数の客から「カビのようなにおいがする」と問い合わせがあり、会社が調べたところ、キャップの外側から異臭がすることを確認したということです。
このため、4月1日に販売を中止しました。
会社によりますと、これまでの調査では細菌は検出されておらず、健康への被害の連絡はないとしています。会社は原因の調査を進めています。
イオンは、「お客さまにご心配とご迷惑をおかけしますことを重ねておわび申し上げます」としています。
問い合わせ先の電話番号は、フリーダイヤル0120-28-4196で、日曜日を除く午前10時から午後5時まで受け付けています。
2024年4月4日(木)
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