2月から3月にかけて、鳥取県米子市の和菓子店で販売されたいちご大福などを食べた99人が、下痢やおう吐などの症状を訴え、一部の人からノロウイルスが検出されたことから、米子保健所は食中毒と断定し、この和菓子店を5日間の営業停止処分としています。
食中毒が発生したのは米子市尾高町の和菓子店「清月」です。
米子保健所によりますと、2月26日から3月2日までに、この和菓子店が運営する米子市内の2店舗で販売された、いちご大福や練り切りなどを食べた99人が、下痢やおう吐、それに発熱などの症状を訴えたということです。
保健所が調査した結果、複数の人からノロウイルスが検出されたということですが、重症の人はおらず全員が快方に向かっているということです。
また、この和菓子店で製造を担当していた従業員1人と、いちご大福のあんからもノロウイルスが検出されたということです。
米子保健所は、ノロウイルスが原因の食中毒と断定し、この和菓子店を食品衛生法に基づいて8日までの5日間、営業停止処分としています。
米子保健所は、調理や食事の前、それにトイレに行った後は手洗いを徹底するとともに、下痢などの症状がある場合は調理を控えるよう呼び掛けています。
2025年3月7日(金)
0 件のコメント:
コメントを投稿