20日午前10時すぎ、鳥取県倉吉市関金町で用水路の清掃をしていた50歳代の男性が倒れているのを別の作業員が見付け、119番しました。県中部消防局によりますと、男性は熱中症とみられ、搬送された際、心肺停止の状態だったということです。
鳥取地方気象台によると、倉吉市では20日、午前10時すぎに5月中旬並みの最高気温23度を観測しました。
同県内では前日の19日午後にも、鳥取市の鳥取砂丘で観光客の30歳代男性と80歳代女性が熱中症の疑いで病院に搬送されました。県東部消防局によると男性は搬送時、重症だったということです。
19日午後2時半ごろ鳥取砂丘に観光に来ていた30歳代男性が体調不良を訴え、砂丘の施設の職員と消防に通報がありました。
消防によりますと、搬送の際、男性は熱中症疑いの重症で、意識はありましたがぐったりとした様子だったということです。
また午後4時半ごろ、80歳代女性が砂丘でうずくまっているのを近くにいた他の観光客が発見し、消防に通報しました。女性も熱中症疑いとみられていて、搬送時は軽症で意識はあったということです。
いずれも現在の容体はわかっていません。
19日の最高気温は倉吉市で30・5度、鳥取市で30・4度、岩美町岩井で30・3度など、鳥取県内6地点で7月並みとなる今年最高気温を記録しています。
2025年4月21日(月)
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