千葉市は23日、同市美浜区の食品輸入業者「清水物産ホールディングス」が中国から輸入したスナック菓子から、国内で使用が禁止されている食品添加物が検出されたと発表しました。千葉市保健所は同日、同社に回収と廃棄を命じました。
違反のあった菓子は「フライドポテト うすしお味」(1袋45グラム)で、今年3月31日以降に輸入された12万袋が回収の対象になります。すでに流通しているものの、健康被害は確認されていません。
検出された添加物は酸化防止剤の「TBHQ」で、菓子1キロ・グラム当たり0・0011グラムが検出されました。千葉市保健所は、人が生涯食べ続けても、直ちに健康への影響はない値だとしています。
19日に茨城県のサンプリング検査で違反が判明し、翌20日に千葉市に連絡がありました。千葉市保健所の担当者は、この菓子が手元にある場合は食べずに同社へ連絡するよう呼び掛けています。
2025年6月24日(火)
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