長野県は19日、中央アフリカや西アフリカを中心に広がる感染症「エムポックス(サル痘)」の感染者が県内で初めて確認されたと発表した。県は感染者の詳細を明らかにしていない。
エムポックスは、水膨れを伴う発疹のほか、発熱、寒気、倦怠(けんたい)感、頭痛、筋肉痛といった症状が出る。患者が使った寝具や皮膚の病変、体液、血液に触れたり、飛沫(まつ)に長時間さらされたりすると感染する可能性があるといい、多くは発症後2〜4週間で回復する。
県内の感染者は現在、回復傾向にあるという。県は「感染が疑われる場合は、最寄りの医療機関に相談してほしい」と呼び掛けている。
2025年11月20日(木)
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