石川県白山市の化学メーカーDICの工場敷地内から国の指針値を超える有機フッ素化合物「PFAS(ピーファス)」が検出された問題で、県は3日、工場から約500メートルの範囲にある井戸の水質を調査した結果、19カ所で指針値を超えるPFASの代表物質「PFOA(ピーフォア)」と「PFOS(ピーフォス)」が検出されたと発表した。健康被害は確認されていないという。
県によると、市内で2月21日までに採水した井戸53カ所のうち、19カ所で指針値の超過を確認。最大は、指針値で1リットル当たり50ナノグラム(ナノは10億分の1)のところ、3・6倍の180ナノグラムが検出された。19カ所のうち飲み水に使っているのは2カ所(2世帯)で、水道と併用しているという。
県は指針値を超えた井戸は引き続き飲用を控えるよう呼び掛け、それらの井戸から約500メートルの範囲でさらに水質調査を実施する。
DICの工場では、同社が1~2月に敷地内の地下水を自主的に調査し、最大で指針値の2000倍に当たる9万9600ナノグラムのPFOAとPFOSが検出されていた。
また県は3日、白山市の浄水場で2月に油を検知し13市町への水の供給を一時停止した問題について、原因は不明として調査を終了したと明らかにした。
2026年3月4日(水)
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