2022/09/05

🟪全国で新たに6万8043人の新型コロナ感染確認 前週比約2万7800人減

 国内では5日午後6時20分の時点で、東京都で7296人、神奈川県で5176人、埼玉県で3952人、福岡県で3578人、大阪府で3559人、兵庫県で3275人、北海道で3237人、愛知県で3235人など全47都道府県と空港検疫で、新たに6万8043人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。

 前週の月曜日(8月29日)より約2万7800人少なく、12日連続で前週の同じ曜日を下回りました。

 また、東京都で31人、千葉県で23人、埼玉県で17人、大阪府で15人、北海道で10人、沖縄県で7人、秋田県で7人、高知県で7人、鹿児島県で7人、京都府で6人、和歌山県で6人、大分県で6人、岐阜県で6人、愛知県で6人、茨城県で6人、宮崎県で5人、栃木県で5人、神奈川県で4人、香川県で4人など計221人の死亡の発表がありました。秋田県は8月24日~9月4日の死者7人をまとめて、累計の死者に追加しました。

 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め1954万5948人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて1954万6660人となっています。

 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が4万1320人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて4万1333人となっています。

 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より4人減って5日時点で519人となっています。

 大阪府は5日、新型コロナウイルスの新たな感染者を3559人確認したと発表しました。感染者数は前週同曜日(5290人)と比べ1731人減りました。府内の感染者の累計は195万8871人。

 新たに70~90歳代の男女15人の死亡が判明し、府内の死者数は累計6131人。

 5日時点の重症者は前日から1人増え63人で、重症病床(593床)の同日の実質使用率(重い持病などを抱える軽症・中等症患者らを含む)は19・1%になりました。軽症・中等症病床には2533人が入院しており、軽症・中等症病床(4171床)の使用率は60・7%となりました。

 新規感染者のうち、感染者と同居して症状があり、PCR検査を受けずに医師の診断で陽性と判断された濃厚接触者は32人でした。自宅療養者は9万4586人。公費によるPCR検査などを1万6334件実施しました。

 2022年9月5日(月)

🟪韓国脱北者団体が北朝鮮へ再び「風船飛ばし」 医薬品や体制批判ビラを結ぶ

 韓国の脱北者団体「自由北韓運動連合」は5日、新型コロナウイルスを克服したと主張する北朝鮮に向け、4日夜に薬やマスクを大型風船で飛ばしたと明らかにしました。

 同団体はこの日、「昨日夜に(北朝鮮に近い)仁川(インチョン)・江華島から鎮痛剤5万錠、ビタミンC3万錠、マスク2万枚を大型風船20個に付けて北に送った」と伝え、写真を公開しました。

 風船には、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記と妹の金与正(キム・ヨジョン)党副部長の顔写真入りの垂れ幕が吊るされています。垂れ幕には「悪性伝染病(新型コロナウイルス感染症)の原因は対北ビラ?公然と殺人テロを犯した金正恩、与正を撲滅しよう!」と記されています。

 同団体は6月5日と28日、7月6日にも体制批判ビラやマスクなどを大型風船で北朝鮮に飛ばしたと明らかにしています。

 これに先立ち、北朝鮮は新型コロナウイルスの流入原因を韓国と境界を接する北朝鮮南部の江原道で発見された対北朝鮮ビラだと主張し、住民に韓国の脱北者団体が飛ばす「見慣れない物」に対する警戒を呼び掛けました。

 自由北韓運動連合の朴相学(パク・サンハク)代表は、「北は新型コロナウイルスを克服したとしているが、これは事実ではなく医薬品が不足している」として、北朝鮮住民を助けるために風船を飛ばしたと説明し、今後も飛ばし続けるとしています。

 一方、韓国市民団体や南北境界地域の住民らは8月に、ビラ散布は住民の生存を脅かしているとして朴代表と自由北韓運動連合の会員を南北関係発展法違反の疑いで警察庁に告発しました。

 2022年9月5日(月)

🇳🇱脳梗塞

●脳梗塞の原因による3タイプ

脳梗塞(こうそく)とは、脳の血管が詰まって血流を止めてしまうため、脳に供給される酸素や栄養が不足して、脳が十分な機能を果たせなくなる病気です。動脈硬化などがあると、脳の細動脈に血栓、凝固塊、脂肪塊、石灰片、腫瘍(しゅよう)塊などが詰まりやすくなり、ある日突然、発症します。

この脳梗塞には「脳血栓」と「脳塞栓」の2通りがありますが、その原因によって次の3タイプに分けられます。

1、アテローム血栓性脳梗塞

太い血管の動脈硬化が原因となります。糖尿病、高血圧、高脂血症などの生活習慣病による動脈硬化によって、脳の太い動脈や頚動脈が詰まるタイプで、特に睡眠時に多く発症します。現在、脳梗塞患者の3割以上を、このタイプが占めると見なされています。

2、ラクナ梗塞

高血圧などによって、脳の細い血管が詰まるのが原因となります。梗塞部が小さいので症状が全く出ないか、出ても比較的軽いのが特徴で、特に睡眠時に多く発症します。脳梗塞患者の約4割を、このタイプが占めるとされています。

3、心原性脳塞栓

心臓にできた血栓が血流に乗って脳に流れて行き、血管が詰まるのが原因となります。心房細動、急性心筋梗塞、心臓弁膜症、心筋症、不整脈などにより、心臓内の血液が停滞してできた血栓や血の塊が脳血管を詰まらせて血流がストップし、脳組織が壊死した 状態に陥るので、重症の脳梗塞を起こします。

突然の発作として起こるタイプで、日中の活動時に多く発症します。脳梗塞患者の約2割を占めると見なされ、 60~70歳代の人に多くみられます。

脳梗塞の症状としては、半身不随、半身麻痺(まひ)、しびれ、感覚の低下、手足の運動障害、意識障害、言語障害、昏睡(こんすい)などが見られます。脳血栓では、症状が数日かけてゆっくり出現することが多いのに対して、脳塞栓では突然、意識障害などが出てきます。

統計学的にみると、「脳梗塞」と「脳出血」、「くも膜下出血」の総称である「脳血管障害」、いわゆる「脳卒中」による死亡者数は、2004年の統計で約12万9000人。2006年現在では、脳卒中の死亡者の70パーセントが脳梗塞、20パーセントが脳出血、10パーセントがくも膜下出血となっています。食生活の欧米化などによって、30数年前には脳梗塞より多かった脳出血が減少し、最近は脳梗塞が増加しております。

脳梗塞を含む脳卒中は、がん、心臓病に次いで、日本人の死亡原因の第3位です。しかし、3大疾病の中でも脳卒中は有病率が増加しており、突然、何かに当たったように発症する怖い病気なのです。脳卒中の「卒」には「突然」、「中」には「当たる」という意味があります。幸いにして一命をとりとめても、寝たきりになったり、手足の麻痺や言語障害などの後遺症が残ったりする、厄介な病気でもあります。

●前ぶれ症状と治療法について

脳梗塞は急に起きますが、発症前に30パーセントの人に一過性脳虚血発作(TIA)と呼ばれる前ぶれ症状が現れます。

TIAの症状としては、運動障害として、ふらふらしてまっすぐ歩けない、感覚障害として、片方の手足のしびれ、片足を引きずる、手足から急に力が抜ける、ものにつまずきやすい、知覚障害として、片方の目が一時的に見えなくなる、物が二重に見える、言語障害として、言葉がで出なかったり・理解できない、バランス感覚の障害として、急にめまいがするようになったなどです。

一時的にでも前ぶれ症状があったら、1分でも早く脳卒中専門医を受診してください。

医師の側でも、脳梗塞が脳血栓によるものか、脳塞栓によるものかを正確に診断するのは困難です。脳梗塞が疑われる場合、病変の起きた部位を確認するために、CT、MRI、脳血管撮影などの検査を行います。心原性脳梗塞の場合は、心房細動が原因となるのでホルター心電図(24時間心電図)をとって調べます。

脳梗塞の治療法としては、急性期には抗血栓療法、脳保護療法、抗脳浮腫療法があります。抗血栓療法には、血小板の働きを抑えて血栓ができるのを防止する抗血小板療法とフィブリンができるのを防止する抗凝固療法があります。

欧米では10年以上前から、組織プラスミノーゲンアクチベータ(tPA)という血栓溶解剤を用いた血栓溶解療法が実施され、日本でも2005年10月より健康保険に導入されました。脳保護療法には活性酸素の働きを防止するエダラボンという薬剤を発症後24時間以内に使用すると後遺症が軽減されます。

脳梗塞を起こした部位が1~2日するとむくみが起こるので、抗脳浮腫療法により脳浮腫の原因となる水分を取り除きます。脳梗塞になって3時間以内の場合は血栓や塞栓を溶かす薬を使って治療します。薬が効いた場合には詰まった脳動脈が再度開通し、血流が流れます。

脳循環の改善薬や血栓・塞栓を予防する薬を使います。発症時にカテーテルを使い血管の血流を再開通させることも可能です。頚動脈の血栓内膜剥離術とバイパス手術により脳血流を改善させる手術も行います。いずれの治療法も脳の血管が詰まって壊死しかけている脳細胞(ケナンブラ)を助けることを目的としております。

●危険因子を取り除く生活改善を

脳梗塞を起こした人が社会復帰するまでの間に、いろいろな訓練が必要になります。これがリハビリテーションです。リハビリテーションの目的は残された機能を最大限に引き上げて、家庭復帰や職場復帰をさせるために行います。

脳梗塞の再発を防ぐには、血液をサラサラにして血栓を作らないようにすることが重要です。そのために抗血小板薬としてアスピリン、塩酸チクロピジン、シロスタゾールなどを用います。またフィブリンができるのを防ぐためにワルファリンカルシウムを用います。ただし、納豆を食べると薬の効果が弱くなるので、注意しましょう。

このほか、肥満、高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病を管理しましょう。食べすぎないよう注意し、適度な運動、禁煙、禁酒が必要です。再発の兆候を見つけるために、1年に1回MRIやMRA、頚動脈エコーなどの検査をして画像診断で脳血管や頚動脈の状態を調べましょう。

突然起こる脳梗塞は、さまざまな危険因子を抱えている人に、ある日発症しかねません。脳梗塞の危険因子としては、60歳以上の人、脳卒中の罹病(りびょう)歴のある家族がいる人、動脈硬化、高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病を持っている人、喫煙、大量飲酒、ストレスなどです。

脳梗塞にならないためには、生活習慣を改善しましょう。塩分を控えめにして1日に10g以内に抑え、ナトリウムの排泄を促すりんご、枝豆、バナナ、カボチャなどの食品を積極的に摂取しましょう。血圧を下げる作用がある乳製品などの食品や、マグネシウムを含む焼きのり、昆布、ごまなどの食品も食べましょう。

逆に、動物性脂肪やコレステロールを多く含む食品は控えめにし、アジ、サバ、イワシなどに多く含まれるEPA、DHAなどの不飽和脂肪酸を積極的にとりましょう。

適度な運動で積極的に体を動かし、太りすぎないように注意しましょう。十分な睡眠と休養、禁煙、節酒を心掛けましょう。夏は脱水症や夏風邪から脳梗塞になる人が多いので、水分を十分補給しましょう。

2022/09/04

🟪東京都、新型コロナ感染者1万人切る 前週比6199人減

 東京都は4日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の9635人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

 1週間前の日曜日より6199人減り、14日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。4日までの7日間平均は1万2655・3人で、前の週の64・8%となりました。

 新規感染者を年代別にみると、30歳代が最も多く、全体の16・6%に当たる1600人でした。次に多かったのは40歳代で、全体の16・1%に当たる1554人でした。65歳以上の高齢者は1029人で、全体の10・7%でした。

 ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが5987人、未接種は1951人でした。

 病床使用率は45・3%。また、都が緊急事態宣言の要請を判断する指標を30~40%としている重症者用病床使用率は27・1%。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者数は、3日より3人増えて35人でした。

 一方、都は、感染が確認された60歳代から90歳代までの男女合わせて31人が死亡したことを発表しました。

 また、確認された感染者のうち、他県内の陽性者登録センターなどを通じて申請があったのは18人で、都外から持ち込まれた検体を都内の医療機関で検査したのは417人でした。

 東京都の累計の感染者数は297万4679人となり、累計の死者数は5439人になりました。

 2022年9月4日(日)

🟪全国で新たに10万7803人が新型コロナ感染 重症者が17人増の523人

 国内では4日午後6時の時点で、東京都で9635人、大阪府で7581人、愛知県で6809人、兵庫県で5795人、神奈川県で5604人、埼玉県で5603人など全47都道府県と空港検疫で、新たに10万7803人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。

 前週の日曜日(8月28日)より約5万人少なく、11日連続で前週の同じ曜日を下回りました。

 また、東京都で31人、大阪府で20人、埼玉県で16人、秋田県で13人、千葉県で10人、熊本県で8人、鹿児島県で8人、北海道で7人、広島県で7人、愛媛県で7人、福岡県で7人、青森県で7人、京都府で6人、宮城県で6人、神奈川県で6人、兵庫県で5人、宮崎県で5人、岐阜県で5人、長崎県で5人など計216人の死亡の発表がありました。秋田県は死者数の公表方法を変更しており、8月5日~9月2日の死者13人をまとめて公表しました。

 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め1947万7962人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて1947万8674人となっています。

 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が4万1099人、クルーズ船の乗船者が13人の、合わせて4万1112人です。

 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より17人増えて4日時点で523人となっています。

 一方、大阪府は4日、新型コロナウイルスの新たな感染者を7581人確認したと発表しました。1日当たりの感染者は前週同曜日(1万1605人)と比べ4024人減りました。

 新たに60~90歳代の男女20人の死亡が判明。年齢別の内訳は60歳代1人、70歳代5人、80歳代9人、90歳代5人。

 府内の感染者の累計は195万5315人、死者は計6116人になりました。

 4日時点の重症者は前日から変わらず62人で、重症病床(593床)の同日の実質使用率(重い持病などを抱える軽症・中等症患者らを含む)は18・9%になりました。軽症・中等症病床には2479人が入院しており、軽症・中等症病床(4171床)の使用率は59・4%となりました。

 新規感染者のうち、感染者と同居して症状があり、PCR検査を受けずに医師の診断で陽性と判断された濃厚接触者は211人でした。自宅療養者は9万7654人。公費によるPCR検査などを2万195件実施しました。

 2022年9月4日(日)

🟪中国、33都市で6500万人に行動制限 党大会を10月に控えコロナ対策を徹底

 中国で新型コロナウイルスの感染が再び拡大し、各地で新型コロナウイルス対策のため厳しい行動制限が続いています。中国メディアによると、33都市で計6500万人超(3日時点)が制限の対象となっています。全住民PCR検査のシステム障害で大行列も発生し、市民の不満が高まっています。

 中国共産党の幹部人事を決める党大会を10月に控え、習近平(シー・ジンピン)指導部は「ゼロコロナ」政策を徹底する方針です。

 国家衛生健康委員会によると、中国本土の感染者数(入国者を除いた市中ベース、無症状含む)は現在、毎日1200人台~1900人台で推移しています。

 中国では変異型のオミクロン型の流行によって今年3月以降、感染が急増。4月に1日当たり2万人台に達したものの、上海市の都市封鎖などで抑え込み、6月下旬に数十人に減りました。だがその後、オミクロン型の新たな派生型で感染力がより強いとされる「BA・5」がまん延し、再び増加に転じました。

 内陸部の大都市、四川省成都市では1日から約2100万人の住民全員を自宅待機としました。期限は示していません。1日夜からスーパーや薬局などを除く商業施設は営業停止になり、各世帯1人が1日1回だけ生活物資を買いに出られます。

 成都市では全住民対象のPCR検査も始まったものの、2日にシステム障害が発生。多くの市民が雨の中で長時間待たされました。インターネット上では「5時間並んだ」「検査のせいで風邪をひく」などといった声が続出し、市当局は陳謝しました。

 南部の広東省深圳市は、移動や飲食店利用などを制限する対象地域を順次拡大しています。世界有数の電気街「華強北」では、電子部品の卸売業が集積する商業ビルが営業を一時的に停止しました。深圳市と同じ広東省にある広州市は深圳から広州へ移動した人について3日間、外出を避けて自宅にとどまるよう指示しました。

 東北部の遼寧省大連市も8月30日から9月3日に、日本企業などのオフィスが集積する主要地域で事実上の都市封鎖(ロックダウン)を実施。直近5日間で約230人の感染者が確認されました。

 1家庭につき1人に1日1回、買い物だけの外出を許可し、地下鉄やバスの運行も停止しました。感染者や濃厚接触者の出たマンションが相次ぎ封鎖されました。企業は原則的に在宅勤務となり、学校や幼稚園も通学禁止となりました。

 大連市と同じ遼寧省にある瀋陽市は8月30日から9月5日に約910万人の全市民にPCR検査を実施します。

 2022年9月4日(日)

🟪イギリス当局、ファイザー・ビオンテック製も承認 オミクロン型対応ワクチン

 イギリスの医薬品規制当局は、アメリカの製薬大手ファイザーなどが開発したオミクロン型に対応した新型コロナウイルスのワクチンを承認したと発表しました。

 イギリスの医薬品規制当局は3日、ファイザーとドイツのビオンテックが開発したオミクロン型の「BA・1」と従来の新型コロナウイルスの2種類に対応する「2価ワクチン」というタイプのワクチンを12歳以上の追加接種(ブースター接種)として承認したと発表しました。

 イギリスでは8月に、アメリカのモデルナが開発したオミクロン型に対応する2価ワクチンも承認されています。

 ワクチンの安全性などを管理するイギリスの医薬品・医療製品規制庁は、「秋の追加接種に向けて2つ目のワクチンが承認されたことをうれしく思う」などとコメントしています。

 オミクロン型に対応したワクチンを巡っては、アメリカの疾病対策センター(CDC)が1日、オミクロン型の「BA・4」と「BA・5」に対応する2価ワクチンを追加接種として使用することを正式に推奨すると発表したほか、日本でも「BA・1」に対応する2価ワクチンの承認申請が出されており、各国で秋以降の追加接種に向けた準備が進んでいます。

 2022年9月4日(日)

🟪小中学生の体力調査、中学生男子はコロナ感染拡大前を上回る

 全国の小学5年生と中学2年生を対象に、50メートル走など8つの項目で体力や運動能力を調べる今年度の国の調査で、中学生の男子の合計点は新型コロナウイルスの感染拡大前を上回りました。一方で、小学生の男女は低下傾向にあり、スポーツ庁は運動の機会を増やす取り組みに力を入れていく方針で...