2022/09/27

🟧東京都で6316人の新型コロナ感染確認 前週の月曜より2247人増

 東京都は26日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の6316人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

 1週間前の月曜日より2247人増え、4日ぶりに前週の同じ曜日を上回りました。26日までの7日間平均は6293・4人で、前の週の77・2%となりました。

 都によると、感染者の「全数把握」見直しに伴い、これまで数日後に提出されることがあった休日分の発生届を速やかに提出するよう医療機関に求めたため、26日公表の新規感染者が増えた可能性があります。

 26日に発表された新規感染者を年代別にみると、最多は30歳代の1119人で、20歳代の1109人、40歳代の1077人、10歳代の854人と続きました。65歳以上は468人でした。

 ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが3939人、未接種は1167人でした。

 病床使用率は23・8%。また、都が緊急事態宣言の要請を判断する指標を30~40%としている重症者用病床使用率は17・1%。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者数は、前日から4人増えて20人でした。

 一方、都は、感染が確認された60歳代と、80歳代から90歳代の男女合わせて6人が死亡したことを発表しました。

 また、確認された感染者のうち、都外から持ち込まれた検体を都内の医療機関で検査したのは266人でした。他県内の陽性者登録センターなどを通じた申請はありませんでした。

 東京都の累計の感染者数は314万9428人となり、累計の死者数は5792人になりました。

 2022年9月26日(月)

2022/09/26

🇹🇷乳輪肥大

乳房全体から比べて乳輪の面積が大きすぎる状態

乳輪肥大とは、乳房全体から比べて乳輪の面積が大きすぎる状態。乳暈(にゅううん)肥大とも呼ばれます。

乳輪の大きさは、乳房と同じように個人差があるので、明確な標準はありません。一般的には、乳輪の標準的な大きさは、4センチから5センチといわれています。そのため、5センチ以上になると、乳輪としては大きいといえるかと思われます。乳輪が大きい人だと7センチから8センチほどで、10センチ以上の人もおり、小さい人ならば3センチくらいです。

また、同じ人だから左右の乳房の乳輪が同じ大きさとも限りません。乳房の大きさ自体が左右対照的ではなく、それに比例して乳輪も右と左で大きさが違うことがあります。そのため、片方だけ大きいのがかえって気になるということも起こり得ます。

一概にはいえないものの、乳房が大きいほど、乳輪も大きくなる傾向があります。

遺伝的な要素も乳輪の大きさに関係しています。そのため、両親どちらか、または祖父母など直系の親族に乳輪の大きい人がいれば、生まれ付きで乳輪が大きくても何ら不思議はありません。

しかし、年齢とともに乳輪が大きくなる場合もあります。その原因はいくつかあります。

まずは、乳房が発育して大きくなるにつれ、一緒に乳輪が大きくなるなることが1つ。

もう1つが、妊娠による乳輪の大きさの変化です。妊娠すると女性の体は変化していき、乳輪が大きくなったり黒ずんできたりもします。

妊娠すると、母乳が出るように体が準備を始めることで乳房が大きくなるのですが、乳房が大きくなるほど乳輪も大きくなりがちです。また、新生児が確実に乳房を探せるように、乳首や乳輪の色が濃くなります。乳輪の色が濃くなることで、実際に大きくなったわけではなくても、乳輪が目立って大きくなった感じを受けることもあります。

大半の人は、出産、授乳時期をすぎると、乳輪の大きさや色が元に戻ります。ただし、妊娠前より大きくなった、あるいは大きくなったまま戻らないという人も中にはいます。

さらに、自律神経の乱れも、乳輪が大きくなる原因の一つだと考えられています。自律神経というのは1日中休まず働いている神経で、交感神経と副交感神経が昼夜交互に活動的になります。不規則な生活習慣や、過度なストレスを抱え込むことによって、その2つの神経がうまく機能しなくなると体内のホルモンバラスが崩れ、それが乳輪の肥大化につながります。

乳輪が大きいことで悩んでいる人は、少なくありません。乳輪が大きいと温泉など人前で裸になる場面で気になる、性パートナーと結ばれる時に相手の反応が気になるなどの悩みがあり、本人にとっては深刻で強いストレスになっていることもあります。

美容的な問題により乳輪を小さくしたいと望むのであれば、乳腺(にゅうせん)外科、形成外科、あるいは美容整形外科を受診し、乳輪縮小術という形成手術によって整えることを考えてみてもよいのではないかと思われます。

乳輪肥大の検査と診断と治療

乳腺外科、形成外科、美容整形外科の医師による診断では、視診、触診で判断します。

乳腺外科、形成外科、美容整形外科の医師による乳輪縮小術には、乳輪外側をドーナツ型に丸く切除して乳輪のサイズを調整する外側法と、乳頭基部の円周を切開して乳輪を縮める内側法の2つがあります。

手術後の傷が目立ちにくいのは内側法ですが、外側法でも時間の経過で次第に目立たなくなります。内側法では切除できる乳輪の範囲が限られているのに対して、外側法では比較的広範囲の乳輪を切除することが可能なので、乳輪のサイズを希望通りに調整しやすいという違いがあります。

現在の乳房、乳輪、乳頭の大きさや状態から、医師の側が適した方法を提案します。どちらの方法も、乳腺を傷付けることもなく、授乳にも影響ありません。

手術は1時間ほどで、局部麻酔を行うため痛みを感じることはありません。眠っている状態での手術を希望する場合は、静脈麻酔も行っています。

手術当日は、患部を濡らさないようにすれば、シャワーが可能です。1週間から10日後に抜糸を行い、その後は入浴が可能です。

乳輪を縮める際に皮膚を寄せ集めて縫合しますので、2カ月程度、傷の赤みや突っ張り感を伴う場合があります。数カ月かけて、薄茶色から白っぽい線と変化し改善します。乳頭や乳輪は、人体の中でも傷跡が目立ちにくい部位の一つのため、ほかの部位に比べて、手術後比較的短い時間で傷跡がほとんどわからなくなります。

🟧新型コロナ感染者の全数把握、全国一律で簡略化開始 発生届、高齢者らに限定

 新型コロナウイルス感染者の発生届について、高齢者や妊婦などリスクの高い人に対象を限定する全数把握の簡略化が26日、全国一律で始まりました。感染者の8割を占めるとされる若い軽症者は住所や氏名などの詳細な届け出が不要になり、医療機関や保健所の事務負担が軽減されると期待されます。

 感染動向の監視に支障が出ないようにするため、厚生労働省は医療機関などに日ごとに診断した感染者の年代別の人数を報告するように求めます。

 政府は、新型コロナとの共存に向けた移行策として位置付けています。療養の考え方を転換し、高齢者など重症化リスクのある人に適切な医療を提供することに重点を置きます。

 2022年9月26日(月)

🟧エボラ出血熱の死者21人に上る ウガンダ、被害拡大へ懸念

 東アフリカのウガンダ保健省は25日、20日に流行宣言をしたエボラ出血熱を巡り、感染による死者が疑い例を含めて計21人に上ったと発表しました。今回の流行は有効なワクチンが確立していないウイルス株によるもので、被害拡大への懸念が高まっています。

 エボラ出血熱の最近の流行では、コンゴ(旧ザイール)東部で2018年8月から2020年6月にかけて2200人以上が死亡した事例があります。

 ロイター通信によると、今回のウガンダでの流行は2012年に広がった「スーダン株」と同じ系統のウイルス。この株に対しては既存のワクチンが十分に有効かどうかの検証がされていません。

 2022年9月26日(月)

🟧ヤフーが「女性の健康検定」受検を幹部に義務付け 企業での導入は初めて

 ヤフー(東京都千代田区)は執行役員以上の幹部に、女性の健康に関する基礎知識や対処法に関する検定の受検を義務付けます。特有の症状や体調についての悩みに幹部が正しく応えられるようにして、女性が働きやすい環境を整える狙いがあります。企業の持続的な成長のため、人材の多様性(ダイバーシティー)確保に向けた取り組みを広げます。

 民間団体の「女性の健康とメノポーズ協会」(東京都新宿区)が2012年に開始した「女性の健康検定」の受検を義務付けます。ダイバーシティーへの関心の高まりを受け、ここ数年で企業や団体の導入が増えています。合格すると「女性の健康推進員」という資格を得ることができます。

 執行役員以上の幹部26人が対象で、すでに6月の検定で、小沢隆生社長を含めた常務以上の6人が受検し合格しています。残りの役員は11月の試験で合格を目指します。

 デリケートな女性の健康問題を扱う場合、理解や配慮に欠けた言動がハラスメントと受け止められる可能性があります。現在、ヤフー社員の33%は女性。正しい知識を身に着けることで、適切なアドバイスや対処法をとることができます。ヤフーによると、企業が幹部に同検定の受検を義務付けるのは初だといいます。

 ヤフーはこれまでもダイバーシティー関連の社内研修を設けるほか、社内で啓発イベントなどを実施してきました。国内のどこでも自由に住める制度や、育児休暇を取りやすくする制度も導入するなど、社員それぞれの事情に応じて働きやすい職場となる取り組みを進めています。

 2022年9月25日(月)

2022/09/25

🟧ワクチン接種記録保存を小平市が30年、我孫子市が10年に延長 新型コロナの健康被害に備えて

 新型コロナウイルスのワクチン接種記録について、東京都小平市と千葉県我孫子市が国が法令で定める保存期間(5年)を独自に延長したことが判明しました。小平市は30年、我孫子市は10年としました。

 過去の薬害では、医師の診療記録であるカルテの廃棄が救済の壁となったケースもあり、両市はワクチン接種で将来、健康被害が発生するような事態になった場合に備えての措置と説明しています。

 厚生労働省によると、市町村は予防接種法施行令に基づき、接種を受けた人の住所、氏名、生年月日、性別、接種実施日などを記載した「予防接種台帳」を作り、5年間保存しなければなりません。国の「ワクチン接種記録システム」(VRS)が接種券から読み取ったデータや、接種を実施した医療機関から自治体に送られる「予診票」の情報が予防接種台帳の元データになります。

 予防接種台帳の保存期間は各自治体の判断で延長できるものの、厚労省は「延長した自治体は把握していない」としており、多くの自治体が5年保存で運用しているとみられます。また、VRSには接種を受けた人の氏名や投与されたワクチンのメーカーなどが、予診票には接種当日の体調やワクチン製造番号なども記録され、予防接種法や医師法に基づき「原本」となるこれらのデータも保存期間は5年間と規定されています。

 こうした運用状況で、もし接種から5年を超えてワクチンの副作用による健康被害が発生しても、自治体や国、医療機関は法令に従い、5年で予防接種台帳やVRSのデータ、予診票を廃棄してしまっている恐れがあります。厚労省は接種を受けた人に対し、接種後に交付される接種済み証を各自で保管するよう呼び掛けているものの、廃棄・紛失していた場合、接種を証明する公的資料がなくなる可能性があります。

 小平市は6月に市議から接種記録の保存期間の問題を指摘され、市の公文書管理規則に基づき接種台帳の保存期間を課税台帳などと同じ30年とすることを決めました。

 また、我孫子市も6月に市議会で市議から受けた質問を切っ掛けに、医療機関から送られてくる予診票の保存期間を市の文書管理規定で「永年」の次に長い「10年」としました。同市は「何か起きた時のための保険」と説明しています。

 2022年9月25日(日)

🟧全国で4万6788人が新型コロナ感染 32日連続で前週下回る

 国内では25日午後6時の時点で、東京都で5621人、大阪府で4549人、愛知県で3480人、神奈川県で2864人、千葉県で2502人、北海道で1997人、埼玉県で1982人など、全47都道府県と空港検疫で、新たに4万6788人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。

 1日当たりの新規感染者は前週の日曜日(18日)より1万7245人少なく、前週の同じ曜日を下回るのは32日連続となりました。

 また、死亡の発表は、東京都で9人、京都府で6人、愛知県で5人、千葉県で4人、熊本県で4人、大阪府で3人、福岡県で3人、北海道で2人、宮城県で2人、滋賀県で2人、宮崎県で1人、山口県で1人、岐阜県で1人、広島県で1人、徳島県で1人、神奈川県で1人、福井県で1人、鳥取県で1人、鹿児島県で1人の、合わせて49人ありました。

 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め2107万8047人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて2107万8759人となっています。

 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が4万4405人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて4万4418人となっています。

 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より1人増えて25日時点で239人となっています。

 一方、大阪府は25日、新たに4549人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。1日当たりの感染者は前週の同じ日曜日(18日)より264人増えました。前週の同じ曜日より増加したのは8月23日以来。大阪府内の感染者の累計は208万1168人となりました。

 また、90歳代の男女3人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて6400人となりました。

 重症者は24日から1人増えて34人です。

 府内の病床使用率は27・0%。重症病床に限ると5・7%でした。

 2022年9月25日(日)

🟧春節による移動で日本への影響懸念 中国で拡大の「ヒトメタニューモウイルス感染症」

 呼吸器感染症の「ヒトメタニューモウイルス(hMPV)感染症」は、国内外で例年患者報告がある疾患で、風邪に似た軽い症状ですむことが多いものの、人によっては重症化リスクを伴います。ワクチンや特効薬が存在しないのも特徴です。流行が伝えられる中国では1月28日から春節(旧正月)に伴う...