2022/11/28

🟧WHO、サル痘の名称を「mpox」に変更

 世界保健機関(WHO)は28日、今年に入ってヨーロッパやアメリカを中心に流行している「サル痘(monkey pox)」について、新たな名称として「mpox(エム痘)」を使うと発表しました。今回の流行の際、人種差別的な表現が使われたことや、動物福祉などの観点から、新たな名称を公募していました。

 サル痘は、1958年にポリオワクチン製造のために世界各地から霊長類が集められたデンマークの実験施設で、サルに天然痘のような症状が出たことを切っ掛けに、その名前が付けられました。ただ、自然界では、サルではなくアフリカに生息する齧歯(げっし)類が宿主と考えられていることから、誤解を招く恐れがありました。

 WHOは、今後1年間は両方の名前を同時に使用するものの、「monkey pox」という用語は段階的に減らすといいます。WHOは2015年、偏見を避けるため動物や国・地域などの固有名詞を病名に付さないという指針を出しています。

 WHOによると、今年1月から11月26日までに、世界の感染者数は8万1000人を超え、55人が亡くなっています。死者はナイジェリアなどアフリカを中心に多く、アフリカ以外でもスペインやブラジルで確認され、アメリカでも免疫機能が低下していた1人が死亡したと発表されました。日本では今年7月以降、7人の患者が確認されています。

 2022年11月28日(月)

🟧新型コロナ、東京都で新たに5767人感染 前週比1148人増加

 東京都は28日、都内で新たに新型コロナウイルスの感染者が5767人確認され、7人が死亡したと発表しました。1日当たりの新規感染者数は、前週月曜日の4619人よりも1148人多くなりました。前週の同じ曜日を上回るのは、4日連続です。

 直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は、1万552・4人で、前週比は120・7%。

 新規感染者の年代別は、40歳代が1103人で最多。65歳以上の高齢者は351人でした。

 入院患者は3033人で、このうち「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者は、27日と同じ17人でした。

 重症者用の病床使用率は27日から2・6ポイント上がって13・8%、全体の病床使用率は0・4ポイント上がって39・8%でした。

 累計は感染者349万6240人、死者6169人となりました。

 2022年11月28日(月)

🟧新型コロナ、全国で4万9117人感染 前週より6700人増加

 厚生労働省は28日、新型コロナウイルスの感染者が全国で新たに4万9117人確認されたと発表しました。1週間前の月曜日から約6700人増加し、4日連続で前週を上回りました。

 また、国内で感染して亡くなった人は、北海道で12人、愛知県で10人、大阪府で8人、岐阜県で6人、東京都で6人、和歌山県で5人、三重県で4人、山梨県で4人、徳島県で4人、神奈川県で4人、群馬県で4人、茨城県で4人、京都府で3人、千葉県で3人、広島県で3人、栃木県で3人、佐賀県で2人、兵庫県で2人、宮崎県で2人、長崎県で2人、宮城県で1人、山口県で1人、岡山県で1人、岩手県で1人、愛媛県で1人、熊本県で1人、福井県で1人、福岡県で1人、青森県で1人、香川県で1人、高知県で1人、鳥取県で1人の合わせて103人、累計で4万9281人となっています。

 主な都道府県別の新規感染者数は、東京都5767人、神奈川県4066人、北海道3509人、広島県2628人、埼玉県2364人、茨城県2149人、大阪府2102人、千葉県2005人、愛知県1826人など。

 新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、28日時点で322人となっています。重症者の数は、27日と比べて14人増えました。

 一方、厚生労働省は28日、大阪府内で新たに2102人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

 これで、大阪府内の感染者の累計は227万5542人となりました。

 また、8人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて6736人となっています。重症者は、27日と変わらず22人です。

 2022年11月28日(月)

2022/11/27

🟧新型コロナ、全国で9万8476人感染 142人死亡、308人重症

 厚生労働省は27日、新型コロナウイルスの感染者が全国で新たに9万8476人確認されたと発表しました。1週間前の日曜日から2万719人増加し、3日連続で前週を上回りました。

 また、国内で亡くなった人は、北海道で33人、大阪府で9人、愛知県で9人、秋田県で7人、東京都で6人、茨城県で6人、宮城県で5人、岐阜県で5人、広島県で5人、神奈川県で5人、京都府で4人、群馬県で4人、青森県で4人、兵庫県で3人、埼玉県で3人、富山県で3人、山形県で3人、山梨県で3人、岩手県で3人、徳島県で3人、栃木県で3人、石川県で3人、和歌山県で2人、岡山県で2人、静岡県で2人、高知県で2人、熊本県で1人、福井県で1人、福岡県で1人、長崎県で1人、香川県で1人の合わせて142人、累計で4万9178人となっています。

 都道府県別で新規感染者が最多だったのは東京都の1万346人で、神奈川県6684人、愛知県6316人、北海道5954人、埼玉県5395人、大阪府4465人、愛知県4299人と続きました。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、27日時点で308人となっています。重症者の数は、26日と比べて5人増えました。

 一方、厚生労働省は27日、大阪府内で新たに4465人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

 これで大阪府内の感染者の累計は227万3440人となりました。

 また、9人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて6728人となっています。重症者は26日と変わらず22人です。

 2022年11月27日(日)

🟧新型コロナ、東京都で1万346人の感染確認 前週より2569人増加

 東京都は27日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1万346人確認したと発表しました。前週の日曜日(20日)より2569人増加し、前の週の同じ曜日を上回るのは3日連続です。50歳代から80歳代の男女6人の死亡も発表しました。

 27日までの週平均の感染者数は1日当たり1万388・4人で、前週(8659・4人)の120%でした。

 27日の新規感染者を年代別にみると、最多は40歳代の1824人で、20歳代の1731人、30歳代の1653人、50歳代の1430人と続きました。重症化しやすいとされる65歳以上は1031人でした。

 入院しているのは2988人で、このうち「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者は前日と同じ17人でした。

 重症者用の病床使用率は前日と同じ11・2%、全体の病床使用率は0・3ポイント上がって39・4%でした。

 2022年11月27日(日)

🟧中国の新型コロナ感染者4日連続で最多 上海市、北京市で封鎖解除求め抗議活動

 中国では26日、新型コロナウイルスの感染者が4日連続で過去最多を更新しました。こうした中、上海市など各地で厳しい行動制限などを伴う「ゼロコロナ」政策に反対する抗議活動が起き、国民の不満が表面化しています。

 中国政府によりますと、26日に確認された新型コロナウイルスの感染者は首都北京市で初めて4000人を超えるなど3万8172人(入国者除く、無症状含む)となり、4日連続で過去最多を更新しました。

 このうち、最大の経済都市上海市では、厳しい行動制限などを伴う「ゼロコロナ」政策に反対する抗議活動が起きました。

 インターネット上には、大勢の市民が「PCR検査はいらない」と一斉に声を上げる映像などが相次いで投稿されています。

 中国では、11月24日に新疆ウイグル自治区のウルムチで11人が死亡した火事について、感染対策で逃げ道が封鎖され救助が遅れたという情報が広がりました。

 ロイター通信が配信した映像には、ウルムチという名前がついた上海の通りに犠牲者を追悼する人たちが集まり、「立ち上がれ、奴隷になりたくない人々よ」という中国の国歌の一節が書かれた紙を持って抗議する様子が映っています。

 このほか、北京市など各地で「ゼロコロナ」政策に反対する抗議活動が起き、国民の不満が表面化しています。

 2022年11月27日(日)

2022/11/26

🟧中国の新型コロナ感染者3日連続で最多 各地で抗議活動

 中国では新型コロナウイルスの感染者が3日連続で過去最多を更新し、「ゼロコロナ」政策のもと、厳しい行動制限などを伴う感染対策がとられています。

 中国政府によりますと、25日に確認された新型コロナウイルスの感染者は、首都・北京市で初めて2000人を超えたほか、すべての省や自治区などを合わせて約3万4000人(入国者除く、無症状含む)となり、3日連続で過去最多を更新しました。

 中国では「ゼロコロナ」政策のもと、厳しい行動制限などを伴う感染対策がとられていますが、これに対して人々の不満が高まっていて、このうち新疆ウイグル自治区の中心都市、ウルムチ市で人々が抗議活動を行っているとする映像が25日からインターネット上に相次いで投稿されました。

 中国のSNS微博やツイッターに出回った映像では、市役所前など複数の場所に多数の市民が集まり、大声で「封鎖を解除しろ」「人民に奉仕せよ」とスローガンを叫んでいました。武装した警察官と市民がにらみ合い、一部では、当局との衝突も起きた模様です。少数民族のウイグル族への締め付けを強める自治区で、大規模なデモは極めて異例。ただ、今回デモに参加したのは漢族が中心とみられます。

 ウルムチ市では8月から断続的に3カ月以上も外出規制が続き、不満がたまっていました。

 ウルムチでは24日、高層マンションで起きた火事で10人が死亡した後、感染対策で逃げ道が封鎖され、火災現場に消防車が近付けず救助が遅れたという情報が広がりましたが、地元政府は記者会見を開いて否定していました。

 インターネット上には、内陸部の重慶市などほかの地域でも厳しい対策に不満を訴えているとする映像が出回っており、各地で抗議活動が起きています。

 2022年11月26日(土)

🟪今年の日本の平均気温、近海の平均海面水温、統計史上最高の見通し  気象庁が発表

 気象庁は25日、2024年の日本の平均気温が統計のある1898年以降で最も高くなる見込みだと発表しました。11月末時点で平年(1991〜2020年の平均)を1・64度上回り、これまで最高だった昨年のプラス1・29度を上回ることが確実となりました。  日本近海の平均海面水温も1...