2022/12/18

🟧3年ぶり横浜港出港の国際クルーズ船、乗客2人が新型コロナ感染

 新型コロナウイルスの影響で2020年3月から運航が停止され、15日に3年ぶりに横浜港から出港した国際クルーズ船の乗客2人が新型コロナウイルスに感染していることが、確認されました。

 沖縄県などによりますと、17日午前、乗客乗員合わせて472人が乗った国際クルーズ船「にっぽん丸」の運航会社「商船三井客船」から、乗客2人が新型コロナに感染したことが確認されたと連絡があったということです。

 「にっぽん丸」は15日に横浜港を出て石垣島やシンガポール、インド洋のモーリシャスなどを巡るクルーズに出たばかりで、乗船時のPCR検査では全員の陰性が確認されていましたが、石垣島に寄港する前に17日朝、船内で行った検査で感染が明らかになったということです。

 2人のうち、77歳の女性の乗客は発熱の症状があり、64歳の男性の乗客は無症状で、それぞれの客室に隔離されているということです。ほかの乗客に濃厚接触者はいないといいます。

 事前に沖縄県と商船三井客船で決めていた対応方針に基づき、2人は17日夕方に那覇港で下船する予定でしたが、波が高く船が港に接岸できませんでした。

 商船三井客船によりますと、18日に改めて那覇港に接岸して2人を降ろした後、石垣島に向けて出港し、クルーズを続けるということです。

 2022年12月18日(日)

🟧東京都で1万3646人が新型コロナに感染 年代別最多は40歳代の2256人

 東京都は18日、新型コロナウイルス感染者を新たに1万3646人確認したと発表しました。1週間前の日曜日より1483人多く、前の週の同じ曜日を上回るのは13日連続です。70~90歳代の男女11人の死亡も発表しました。

 18日までの週平均の感染者数は1日当たり1万5754・6人で、前週(1万2888人)の122・2%でした。

 18日の新規感染者の年代別は、40歳代の2256人が最多で、30歳代の2223人、20歳代の2190人と続きました。10歳未満は1714人でした。重症化しやすいとされる65歳以上の高齢者は1272人でした。

 入院患者は3966人で、このうち「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者は前日と同じ32人でした。

 重症者用の病床使用率は1・6ポイント上がって24・8%、全体の病床使用率は0・1ポイント上がって54・0%となっています。

 東京都の累計は感染者377万3168人、死者6507人となりました。

 2022年12月18日(日)

🟧新型コロナ、全国で13万6237人感染 前週から1万7000人増加

 厚生労働省は18日、新型コロナウイルスの感染者が全国で新たに13万6237人確認されたと発表しました。前の週の日曜日から約1万7000人増加し、13日連続で前の週の同じ曜日を上回っています。

 また、国内で感染して亡くなった人は、北海道で25人、愛知県で19人、大阪府で16人、東京都で15人、埼玉県で9人、神奈川県で9人、福岡県で9人、茨城県で8人、千葉県で7人、宮城県で7人、和歌山県で6人、岩手県で6人、栃木県で6人、熊本県で6人、長崎県で6人、佐賀県で5人、大分県で5人、岐阜県で5人、広島県で5人、京都府で4人、兵庫県で4人、島根県で4人、滋賀県で4人、秋田県で4人、青森県で4人、香川県で4人、奈良県で3人、山口県で3人、愛媛県で3人、群馬県で3人、静岡県で3人、鳥取県で3人、宮崎県で2人、富山県で2人、山形県で2人、山梨県で2人、徳島県で2人、岡山県で1人、石川県で1人の合わせて232人、累計で5万3319人となっています。

 主な都道府県別の新規感染者数は、東京都1万3646人、神奈川県8898人、愛知県7892人、大阪府7612人、福岡県7515人、埼玉県7214人、千葉県6430人、兵庫県5982人などとなっています。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、18日時点で482人となっています。重症者の数は17日と比べて変わりませんでした。

 一方、厚生労働省は18日、大阪府内で新たに7612人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで、大阪府内の感染者の累計は241万5567人となりました。

 また、16人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて6923人となっています。重症者は17日より1人減って45人です。

 2022年12月11日(日)

2022/12/16

🟧「BA・1」対応ワクチンの副反応、従来型で起きる割合と大差なし 厚労省

 新型コロナウイルスのオミクロン型のうち「BA・1」に対応するワクチンの副反応について、従来型のワクチンと比較した分析の結果を厚生労働省の研究班が発表し、副反応が起きる割合に大きな差はないとしています。

 厚労省の研究班は、「BA・1」対応ワクチンの3回目から5回目の追加接種と、従来型ワクチンの3回目の接種について、接種から1週間までに副反応が起きた割合を比較・分析した結果を発表しました。

 副反応を症状ごとにみますと、「全身のけん怠感」は、従来型ワクチンではファイザーで69%、モデルナで75・6%だったのに対し、「BA・1」対応ワクチンではファイザーで64・6%、モデルナで77・8%でした。

 「頭痛」は、従来型ワクチンではファイザーで55・1%、モデルナで64・5%だったのに対し、「BA・1」対応ワクチンではファイザーで43・7%、モデルナで60%でした。

 また、「37度5分以上の発熱」は、従来型ワクチンではファイザーで39・7%、モデルナで62・9%だったのに対し、「BA・1」対応ワクチンではファイザーで29・1%、モデルナで53・3%でした。

 研究班は、「BA・1」対応ワクチンの調査対象者は従来型と比べてまだ少ないものの、現時点では副反応が起きる割合に大きな差はないとしており、「感染や重症化を防ぐ効果が期待されるのでオミクロン型対応ワクチンの接種を検討してほしい」としています。

 また、厚生労働省はオミクロン型対応のワクチンを接種した17人の男女が死亡したと医療機関から新たに報告を受けたことを明らかにしました。

 17人の内訳は、「BA・1」対応のファイザーのワクチンを接種した58歳から71歳の男女3人、「BA・1」対応のモデルナのワクチンを接種した90歳の男性1人、「BA・5」対応のファイザーのワクチンを接種した27歳から97歳の男女13人です。

 オミクロン型に対応したワクチンを接種後に死亡した事例について、これまでに国が発表したのは合わせて19人になりました。

 また、5歳から11歳の子供を対象にした3回目のワクチン接種で12月13日、11歳の男子児童が死亡したと発表しました。

 子供を対象にした3回目のワクチン接種で死亡した事例について、国が発表したのは合わせて3人になりました。

 2022年12月16日(金)

🟧インフルエンザ患者数がじわりと増加 岩手県で流行入り、厚労省集計

 新型コロナウイルスとの同時流行が懸念されているインフルエンザについて、全国の医療機関から12月11日までの1週間に報告された患者の数は全国で1238人でした。

 流行期入りの水準を大きく下回っていますが、患者数は前の週から増えており、専門家は引き続き注意を呼び掛けています。

 厚生労働省によりますと、12月11日までの1週間に全国およそ5000カ所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、前の週より602人多い1238人でした。

 インフルエンザは、1医療機関当たりの1週間の患者数が全国で1人を超えると「全国的な流行期」入りとされていますが、今の時点では0・25人と大きく下回っています。

 新型コロナウイルスが感染拡大して以降、一昨年と昨年はインフルエンザの感染が広がりませんでしたが、12月5日から11日までの1週間では43の都道府県で患者が報告され、1医療機関当たりの患者数は、岩手県が1・57人で、県は「流行が始まった」と発表しています。

 このほか、大阪府が0・65人、富山県が0・58人、東京都と熊本県が0・50人などとなっています。

 感染症に詳しい東邦大学の舘田一博教授は、「今週に入り、岩手で流行入りが発表されたほか、大阪や東京でも流行の兆候が見られ、コロナとの同時流行が現実的に起きるリスクが高まっている」と話しています。

 2022年12月16日(金)

🟧全国で新たに15万3602人が新型コロナに感染 前週比2万6000人増

 厚生労働省は16日、新型コロナウイルスの感染者が全国で新たに15万3602人確認されたと発表しました。前週の金曜日より約2万6000人多く、11日連続で前週を上回りました。

 また、国内で感染して亡くなった人は、北海道で29人、東京都で21人、神奈川県で18人、愛知県で17人、大阪府で14人、埼玉県で12人、新潟県で10人、宮城県で9人、茨城県で8人、広島県で7人、福岡県で7人、群馬県で7人、岡山県で6人、青森県で6人、佐賀県で5人、兵庫県で5人、千葉県で5人、熊本県で5人、静岡県で5人、三重県で4人、和歌山県で4人、大分県で4人、岐阜県で4人、岩手県で4人、徳島県で4人、栃木県で4人、滋賀県で4人、秋田県で4人、京都府で3人、奈良県で3人、石川県で3人、福島県で3人、富山県で2人、山口県で2人、山形県で2人、愛媛県で2人、長崎県で2人、高知県で2人、宮崎県で1人、香川県で1人、鳥取県で1人の合わせて259人、累計で5万2823人となっています。

 都道府県別で最多の東京都は新たに1万6273人が確認されました。次いで神奈川県が1万61人、愛知県が9258人、大阪府が8725人、埼玉県が8333人、福岡県7497人、千葉県が7027人、兵庫県が6090人、北海道が5592人と続きました。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、16日時点で491人となっています。重症者の数は、15日と比べて30人増えました。

 一方、厚生労働省は16日、大阪府内で新たに8725人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。直近1週間の感染者数は前の1週間と比べておよそ1・3倍で、感染拡大が続いています。これで、大阪府内の感染者の累計は239万8792人となりました。

 また、14人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて6895人となっています。重症者は、15日より4人増えて46人です。

 2022年12月16日(金)

🟧東京都で1万6273人が新型コロナに感染 11日連続前週増

 東京都は16日、新型コロナウイルス感染者を新たに1万6273人確認したと発表しました。1週間前の金曜日より2717人多く、11日連続で前週の同じ曜日を上回りました。また、60歳代から90歳代の男女23人の死亡も発表しました。

 16日までの週平均の感染者数は1日当たり1万5191・0人で、前週(1万2467・1人)の121・8%でした。

 新規感染者を年代別にみると、最多は30歳代の3009人で、次いで20歳代2936人、40歳代2887人など。重症化しやすいとされる65歳以上は1404人でした。

 入院しているのは3909人で、このうち「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者は、前日から3人増えて33人でした。

 重症者用の病床使用率は前日と同じ23・5%、全体の病床使用率は1・2ポイント上がって53・4%でした。

 2022年12月16日(金)

🟪新型コロナ、沖縄県が独自で注意喚起へ 流行時に「拡大準備情報」を発出 

 沖縄県は19日、新型コロナウイルス感染症の流行が疑われる場合、県独自で「新型コロナ感染拡大準備情報」を発出すると発表しました。新型コロナについては、過去の感染データの蓄積が乏しいことなどから、国がインフルエンザのような注意報や警報の発令基準を設けていない一方、重症化する高齢者...