2023/01/20

🟪全国の新型コロナ感染者、新たに9万6392人確認 死者は451人

 厚生労働省は19日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で9万6392人確認されたと発表しました。1週間前の木曜日から半減しました。

 また、国内で感染して亡くなった人は、東京都で30人、福岡県で30人、愛知県で29人、神奈川県で29人、大阪府で28人、兵庫県で26人、埼玉県で24人、千葉県で22人、北海道で14人、広島県で14人、静岡県で13人、三重県で12人、長野県で12人、岐阜県で11人、京都府で10人、長崎県で10人、青森県で10人、大分県で9人、岡山県で8人、愛媛県で8人、秋田県で8人、茨城県で8人、岩手県で7人、栃木県で7人、熊本県で7人、群馬県で6人、鹿児島県で6人、奈良県で5人、宮崎県で5人、山口県で5人、徳島県で5人、滋賀県で5人、宮城県で4人、山梨県で4人、佐賀県で3人、和歌山県で3人、富山県で3人、福井県で3人、香川県で3人、石川県で2人、島根県で1人、高知県で1人、鳥取県で1人の合わせて451人、累計で6万4220人となっています。

 主な都道府県の新規感染者数は、北海道2190人、千葉県4057人、埼玉県4447人、東京都7719人、神奈川県人5634、静岡県4755人、愛知県6378人、大阪府6237人、兵庫県4745人、福岡県4399人など。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、19日時点で681人となっています。重症者の数は18日と比べて、8人減りました。

 一方、厚生労働省は19日、大阪府内で新たに6237人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで大阪府内の感染者の累計は272万404人となりました。

 また、28人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて7664人となっています。重症者は、18日より2人多い91人です。

 2023年1月20日(金)

2023/01/19

🟪「国立健康危機管理研究機構」発足へ 感染症研究所と国際医療研究センターを統合

 政府は新型コロナウイルスを含む感染症対策を担っている国立感染症研究所と、国立国際医療研究センターを統合し、名称を「国立健康危機管理研究機構」とする方針を固めました。機構は特殊法人とします。23日召集の通常国会に設置法案と関連法案を提出します。

 同機構は、感染症の情報分析や研究、危機対応や総合診療の機能などを担います。緊急時には、厚生労働相の監督の下、ウイルスの分析のため検体の採取や、専門的な入院治療を実施します。国際的な感染症の危機には、診断や治療法の開発に取り組みます。海外の研究機関と協力し、新薬開発に取り組む、臨床試験の拠点となります。

 政府は新たな感染症の危機に備えるため、アメリカの疾病対策センター(CDC)をモデルにした新たな専門家組織「日本版CDC」の構想を示し、2025年度以降の設置を目指していました。

 また、政府が2023年度中に内閣官房に設置を目指す感染症対策の司令塔「内閣感染症危機管理統括庁」について、新たなパンデミック(世界的大流行)の発生など有事の人員体制も判明しました。

 平時は専任の職員38人ですが、有事には専任101人に増員し、各省庁と併任する職員も加わり300人規模で対処します。初動対応を一元的に担うとともに、省庁を横断する課題に対処します。平時には、パンデミックを想定した訓練や、各府省庁の準備状況を確認します。

 2023年1月19日(木)

🟪メロン果汁2%ジュースなのに「100%」と表示、キリンビバレッジに課徴金1915万円

 メロン果汁が2%程度しか入っていないのに、ジュースのパッケージに「100% メロンテイスト」などと表示したのは景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、消費者庁は18日、飲料大手「キリンビバレッジ」(東京都中野区)に1915万円の課徴金納付命令を出しました。

 発表によると、同社は2020年6月~2022年4月、「トロピカーナ 100% まるごと果実感 メロンテイスト」のパッケージに大きくメロンのイラストを描き、「厳選マスクメロン」など、原材料の大部分がメロン果汁であると誤解させるような表示をしました。

 実際は約98%がブドウとリンゴ、バナナの果汁で、消費者庁は昨年9月6日、キリンビバレッジに再発防止を求める措置命令を出し、同社はパッケージを変更していました。

 景品表示法では、不当表示期間などの売上額の3%に相当する額を課徴金として算出するよう定めています。

 違反の表示をした製品の売り上げは、約6億3850万円。キリンホールディングスは18日、「表示のチェック体制を強化し、再発防止に努める」とコメントしました。

 2023年1月19日(木)

🟪世界最高齢のフランス人女性死去 118歳、修道女

 世界最高齢と認定されたフランスの修道女、シスター・アンドレ(本名リュシル・ランドンさん)が17日、南部の町トゥーロンで亡くなりました。118歳でした。

 トゥーロン市長は同日、「世界最高齢のシスター・アンドレが亡くなった」とツイッターで発表しました。

 ランドンさんが入居していたトゥーロンの高齢者施設の広報担当者によると、現地時間の17日午前2時、施設で眠っている間に息を引き取りました。「これは大きな悲しみですが、本人はそうなることを望んでいました。最愛のきょうだいのもとに行くことが、彼女の願いでした。これは彼女にとっての自由なのです」とコメントしています。

 ギネスワールドレコーズ社の2022年4月の発表によると、ランドンさんは日露戦争が始まった1904年2月11日にフランス南部で生まれ、プロテスタントの家庭で男兄弟の中で育ちました。パリで裕福な家の家庭教師を経験し、カトリックに改宗、26歳で洗礼を受けました。比較的高齢の41歳で修道女となり、シスター・アンドレを名乗りました。フランス中部ビシーの病院で31年働いた後、トゥーロンに移りました。2021年には新型コロナウイルスに感染したものの、命に別条はありませんでした。

 2022年2月11日に118歳の誕生日を迎えた時は、フランスのエマニュエル・マクロン大統領から手書きのバースデーカードを受け取りました。マクロン大統領はランドンさんの誕生以来、18人目のフランス大統領。ローマ・カトリック教会の最高指導者ローマ教皇は10人目になります。

 長らくヨーロッパ最高齢とされてきたランドンさんは、それまでの世界最高齢だった日本人の田中カ子(かね)さんが2022年4月に119歳で死去したことを受け、世界最高齢と認定されました。この際に記者団の取材に応じ、「人々は仕事が体を痛めると言うが、私の場合は体を生き生きとさせる。108歳まで働いたのだから」と語ったといいます。

 史上最高齢と認定されているのもやはりフランス人女性で、ギネス記録によると、1875年2月21日に生まれたジャンヌ・ルイーズ・カルマンさんの生涯は、122年と164日に及びました。

 2023年1月19日(木)

🟪国内の新型コロナ感染、計12万5108人 449人死亡、689人重症

 厚生労働省によりますと、18日に発表した国内の新たな新型コロナウイルス感染者は、空港の検疫などを含め12万5108人となっています。

 また、国内で新型コロナウイルスに感染して亡くなった人は、大阪府で30人、東京都で28人、埼玉県で25人、福岡県で24人、三重県で21人、北海道で20人、岡山県で20人、兵庫県で18人、千葉県で18人、神奈川県で17人、熊本県で14人、静岡県で13人、鹿児島県で13人、宮崎県で12人、愛媛県で12人、群馬県で11人、岐阜県で10人、栃木県で10人、大分県で9人、滋賀県で9人、京都府で8人、茨城県で7人、香川県で7人、高知県で7人、奈良県で6人、宮城県で6人、広島県で6人、愛知県で6人、福島県で6人、佐賀県で5人、岩手県で5人、徳島県で5人、新潟県で5人、長崎県で5人、青森県で5人、鳥取県で5人、山梨県で4人、沖縄県で4人、石川県で3人、和歌山県で2人、富山県で2人、山口県で2人、秋田県で2人、島根県で1人、福井県で1人の合わせて449人、累計で6万3769人となっています。

 都道府県別の新規感染者が最も多かったのは、東京都の9187人。続いて、愛知県の8573人、大阪府の8246人、兵庫県の6987人、静岡県の6516人、神奈川県の6496人、福岡県の6473人、埼玉県の5599人、千葉県の5596人でした。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、18日時点で689人となっています。重症者の数は、17日と比べて1人減りました。

 一方、厚生労働省は18日、大阪府内で新たに8246人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで、大阪府内の感染者の累計は271万4167人となりました。

 また、30人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて7636人となっています。重症者は17日と同じ89人です。

 2023年1月19日(木)

2023/01/18

🟪東京都のコロナ病床使用率、1カ月ぶりに50%未満 感染者9187人、死者30人

 東京都は18日、新型コロナウイルスの感染者を新たに9187人確認したと発表しました。1週間前の水曜日より7585人減りました。40歳代から100歳以上の計30人の死亡も発表しました。

 18日までの週平均の感染者は9772・0人で、前週(1万5520・3人)の63・0%でした。週平均の感染者が1万人を下回るのは、昨年11月25日以来。

 18日の新規感染者の年代は30歳代の1537人が最多で、20歳代1504人、40歳代1434人など。65歳以上は1190人でした。発表人数以外に、医師の陽性判定を受けていない感染者も少なくないとみられます。

 入院患者は3754人で、「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者は、前日と変わらず44人でした。

 全体の病床使用率は49・9%で、50%未満となったのは12月12日以来。

 累計は感染者420万1873人、死者7303人となりました。

 2023年1月18日(水)

🟪新型コロナの後遺症リスク、インフルエンザより高い 名古屋工業大が研究

 新型コロナウイルスに感染した人は、季節性インフルエンザに感染した人と比べ、発熱などの主症状が治まった後も、せきや呼吸困難、頭痛などの後遺症で医療機関の受診に至るリスクが高いことが、名古屋工業大学などの研究でわかりました。新型コロナは、季節性インフルエンザより後遺症とされる症状のリスクが高いとしています。

 名古屋工業大学の平田晃正教授らの研究チームは、2019年1月から3月にかけて医療機関を受診した約29万人分のレセプト(診療報酬明細書)の記録をもとに、季節性インフルエンザに感染した人と感染していない人で医療機関を受診する人の割合がどの程度異なるか調べました。

 その結果、年間の医療費が20万円未満の重い持病がないとみられる人たちで、季節性インフルエンザに感染してから2カ月以内に、せきや頭痛で受診するリスクは、感染していない人に比べて1・8倍程度で、けん怠感ではほぼ変わりませんでした。

 一方、2022年1月から3月にかけての感染拡大の第6波で新型コロナに感染した人と、感染していない人で比較すると、せきで受診するリスクは8・20倍、呼吸困難は7・92倍、味覚や嗅覚の障害は5・97倍、けん怠感は3・64倍、頭痛は2・87倍などと、季節性インフルエンザの場合より高かったということです。

 平田教授は「第6波の時は、感染やワクチンの接種によって免疫を持った人が多くなっていたと考えられるが、それでもインフルエンザに比べて後遺症とされる症状のリスクが高くなっている。新型コロナに感染した後のリスクについて今後も注意して調べる必要がある」と話しています。

 2023年1月18日(水)

🟪「健康寿命」ほぼ横ばいで推移、厚労省発表 男性72・57歳、女性75・45歳

 厚生労働省は24日、介護を受けたり寝たきりになったりせずに日常生活を送れる期間を示す「健康寿命」が、2022年は男性72・57歳、女性75・45歳だったと公表しました。前回調査の2019年(男性72・68歳、女性75・38歳)から、ほぼ横ばいで推移しました。  健康寿命は3年...