厚生労働省は24日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で6512人確認されたと発表しました。前週の金曜日より約1万2000人減少。1日当たりの新規感染者が7000人を下回るのは、昨年6月20日(5737人)以来。
また、国内で感染して亡くなった人は、神奈川県で13人、東京都で12人、大阪府で9人、埼玉県で6人、千葉県で5人、愛知県で4人、佐賀県で3人、北海道で3人、高知県で3人、兵庫県で2人、宮城県で2人、山梨県で2人、熊本県で2人、香川県で2人、京都府で1人、和歌山県で1人、宮崎県で1人、岐阜県で1人、岡山県で1人、徳島県で1人、愛媛県で1人、栃木県で1人、福岡県で1人、秋田県で1人、群馬県で1人、茨城県で1人、長崎県で1人、静岡県で1人、鳥取県で1人の合わせて83人、累計で7万2134人となっています。
都道府県別の新規感染者数の最多は東京都の427人。次いで広島県の423人、兵庫県の385人、神奈川県の379人、静岡県の347人、大阪府の342人、茨城県の275人、三重県の247人、北海道の241人と続きました。愛知県は216人、福岡県は131人でした。
また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、24日時点で183人となっています。重症者の数は、23日と比べて11人減りました。
一方、厚生労働省は24日、大阪府内で新たに342人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで大阪府内の感染者の累計は281万508人となりました。
また、9人の死亡が発表され、大阪府内で感染して亡くなった人は合わせて8338人となっています。重症者は23日より1人減って29人です。
大阪府は24日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、感染状況を判断する独自基準「大阪モデル」の警戒水準を、3段階の最低レベル「警戒解除(緑信号)」に引き下げました。病床使用率が23日に7日連続で20%未満となり、要件を満たしていました。
府民には引き続き、ワクチン接種や換気の励行を呼び掛けます。一方、マスク着用は、国の方針に従い、3月13日以降は個人の判断に任せます。
吉村洋文知事は、府庁で記者団の取材に「重症化リスクの高い人への感染を防ぐため、高齢者施設や医療機関を訪問する人は、マスクを着用してほしい」と話しました。
2023年2月24日(金)