2023/02/25

🟪東京都で新たに1182人感染 新型コロナ、死者7人

 厚生労働省は25日、東京都内で新たに1182人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の土曜日より36人増えました。前の週の同じ曜日を上回るのは6日ぶりです。

 1週間平均の新規感染者数は25日時点で975・6人で、前の週に比べて71・4%。

 新規感染者1182人を年代別でみると、0歳8人、1~4歳26人、5~9歳44人、10歳代93人、20歳代189人、30歳代190人、40歳代191人、50歳代175人、60~64歳76人、65~69歳39人、70歳代78人、80歳代58人、90歳以上15人。重症化しやすいとされる65歳以上の高齢者は190人でした。 

 入院患者は944人で、人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は、24日より1人減って11人でした。

 重症者用の病床使用率は24日より0・5ポイント下がって9・8%、全体の病床使用率は24日より0・8ポイント下がって17・9%となっています。 

 一方、感染が確認された7人が死亡しました。

 東京都の累計は感染者431万2638人、死者7960人となりました。

 2023年2月25日(土)

🟪強制不妊、静岡地裁も国に賠償命令 先天性の聴覚障害で1970年に手術

 旧優生保護法のもとで不妊手術を強制されたとして静岡県内に住む聴覚障害のある80歳代の女性が国に賠償を求めた裁判で、静岡地方裁判所は原告の訴えを認め、国に賠償を命じました。

 静岡県内に住む聴覚障害のある80歳代の女性は、1970年に旧優生保護法に基づいた不妊手術を強制されたとして、国に3300万円の賠償を求めていました。

 24日の判決で、静岡地方裁判所の増田吉則裁判長は、国の賠償責任を認め、原告に1650万円を支払うよう命じました。

 裁判で原告側は、子供を産み育てる権利を奪われるなど強度の人権侵害を受け、旧優生保護法は憲法に違反すると主張したのに対し、国側は手術から20年以上が経過し、賠償を求める権利が消滅しているなどとして、訴えを退けるよう求めていました。

 全国で起こされている同様の裁判で、国の賠償責任を認める司法判断は昨年の大阪と東京の高等裁判所、それに先月の熊本地方裁判所の判決に続き4件目です。

 判決について厚生労働省は、「国の主張が認められなかったものと認識している。今後、判決の内容を精査し関係省庁と協議した上で適切に対応したい」とコメントしています。

 2023年2月25日(土)

2023/02/24

🟪福岡県の老舗旅館、湯の交換週1回のはずが年2回 最大3700倍のレジオネラ属菌を検出

 福岡県筑紫野市の老舗旅館「二日市温泉 大丸別荘」が、週1回以上必要な浴場の湯の取り換えを年2回しか行わず、調査で基準値の最大3700倍のレジオネラ属菌が検出されていたことが24日、明らかになりました。旅館は湯の交換頻度を虚偽申告していた疑いがあり、福岡県は公衆浴場法に基づく罰則の適用も視野に入れて調べています。

 ホームページによると、旅館は江戸時代の慶応元(1865)年創業。二日市温泉の中でも老舗の旅館として知られ、昭和天皇が宿泊されたこともあるとしています。

 福岡県によると、昨年8月の筑紫保健福祉環境事務所の検査で、大浴場で基準値の約2倍に相当するレジオネラ属菌が検出されました。この際、旅館側は湯の交換頻度や消毒用塩素注入は適正だと説明。さらにこの後10月の自主検査でも菌は基準値以下だったと県に届け出ました。

 しかし、11月の福岡県の再検査で基準値の最大3700倍の菌を検出。旅館側は今年1月下旬、交換は年2回の休館日のみで、塩素注入も怠っていたと福岡県に改めて報告。違反状態は4年ほど前から続けていたといいます。福岡県は昨年末、旅館に改善指導をしました。

 レジオネラ属菌は、河川や湖水などの自然界に生息する細菌で、感染すると「レジオネラ症」を引き起こすことがあります。同症を巡っては、国内では入浴施設などを発生源とした感染例が多数報告されており、過去には死亡した人もいます。

 厚生労働省によると、レジオネラ症の潜伏期間は、2~10日。同症の主な病型として重症の肺炎を引き起こす「レジオネラ肺炎」と、一過性で自然に改善する「ポンティアック熱」が知られています。

 レジオネラ肺炎は、全身の倦怠(けんたい)感や頭痛などに始まり、咳や38度以上の高熱といった症状もみられるようになります。抗菌薬で治療が可能ですが、早期診断と早期治療が重要なのはいうまでもありません。

 また、大酒家、喫煙者、透析患者、移植患者や免疫機能が低下している人は、レジオネラ肺炎のリスクが高いとの報告もあります。

 2023年2月24日(金)

🟪東京都で新たに427人が新型コロナ感染 500人下回るのは昨年1月5日以来

 厚生労働省は24日、東京都内で新たに427人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の金曜日より845人減りました。前の週の同じ曜日を下回るのは5日連続です。

 1日の新規感染者が500人を下回るのは、感染第6波の拡大初期に当たる2022年1月5日(388人)以来、1年1カ月ぶり。

 直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は970・4人で、前週比は66・7%。7日間平均が1000人を下回るのは、2022年1月11日以来となりました。

 新規感染者427を年代別でみると、0歳2人、1~4歳14人、5~9歳12人、10歳代45人、20歳代83人、30歳代81人、40歳代76人、50歳代61人、60~64歳17人、65~69歳8人、70歳代18人、80歳代5人、90歳以上5人。重症化しやすいとされる65歳以上の高齢者は36人でした。

 入院患者は989人で、病床使用率は18・7%。人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は、23日より2人増えて12人でした。

 一方、感染が確認された12人が死亡しました。

 東京都の累計は感染者431万1456人、死者7948人となりました。

 2023年2月24日(金)

🟪全国で新たに6512人が新型コロナ感染 7000人下回るのは昨年6月20日以来

 厚生労働省は24日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で6512人確認されたと発表しました。前週の金曜日より約1万2000人減少。1日当たりの新規感染者が7000人を下回るのは、昨年6月20日(5737人)以来。

 また、国内で感染して亡くなった人は、神奈川県で13人、東京都で12人、大阪府で9人、埼玉県で6人、千葉県で5人、愛知県で4人、佐賀県で3人、北海道で3人、高知県で3人、兵庫県で2人、宮城県で2人、山梨県で2人、熊本県で2人、香川県で2人、京都府で1人、和歌山県で1人、宮崎県で1人、岐阜県で1人、岡山県で1人、徳島県で1人、愛媛県で1人、栃木県で1人、福岡県で1人、秋田県で1人、群馬県で1人、茨城県で1人、長崎県で1人、静岡県で1人、鳥取県で1人の合わせて83人、累計で7万2134人となっています。

 都道府県別の新規感染者数の最多は東京都の427人。次いで広島県の423人、兵庫県の385人、神奈川県の379人、静岡県の347人、大阪府の342人、茨城県の275人、三重県の247人、北海道の241人と続きました。愛知県は216人、福岡県は131人でした。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、24日時点で183人となっています。重症者の数は、23日と比べて11人減りました。

 一方、厚生労働省は24日、大阪府内で新たに342人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで大阪府内の感染者の累計は281万508人となりました。

 また、9人の死亡が発表され、大阪府内で感染して亡くなった人は合わせて8338人となっています。重症者は23日より1人減って29人です。

 大阪府は24日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、感染状況を判断する独自基準「大阪モデル」の警戒水準を、3段階の最低レベル「警戒解除(緑信号)」に引き下げました。病床使用率が23日に7日連続で20%未満となり、要件を満たしていました。

 府民には引き続き、ワクチン接種や換気の励行を呼び掛けます。一方、マスク着用は、国の方針に従い、3月13日以降は個人の判断に任せます。

 吉村洋文知事は、府庁で記者団の取材に「重症化リスクの高い人への感染を防ぐため、高齢者施設や医療機関を訪問する人は、マスクを着用してほしい」と話しました。

 2023年2月24日(金)

2023/02/23

🟪全国で新たに1万5193人感染 新型コロナ、128人死亡

 厚生労働省は23日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で1万5193人確認されたと発表しました。前週の木曜日から約6000人減りました。

 また、国内で感染して亡くなった人は、東京都で27人、愛知県で15人、神奈川県で10人、大阪府で8人、福岡県で7人、沖縄県で6人、千葉県で5人、群馬県で5人、京都府で4人、広島県で4人、北海道で3人、埼玉県で3人、山口県で3人、岩手県で3人、静岡県で3人、和歌山県で2人、山梨県で2人、岡山県で2人、愛媛県で2人、福島県で2人、三重県で1人、兵庫県で1人、大分県で1人、宮城県で1人、島根県で1人、徳島県で1人、滋賀県で1人、熊本県で1人、茨城県で1人、長崎県で1人、香川県で1人、鹿児島県で1人の合わせて128人、累計で7万2051人となっています。

 都道府県別の新規感染者数の最多は東京都の1072人。次いで大阪府の925人、愛知県の773人、神奈川県の731人、北海道の626人、兵庫県の621人、福岡県の607人、埼玉県の595人、静岡県の557人と続きました。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、23日時点で194人となっています。重症者の数は、22日と比べて18人減りました。

 一方、厚生労働省は23日、大阪府内で新たに925人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで大阪府内の感染者の累計は281万166人となりました。

 また、8人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて8329人となっています。重症者は、22日より4人減って30人です。

 2023年2月23日(木)

🟪東京都で1072人感染 新型コロナ、15人死亡

 厚生労働省は23日、東京都内で新たに1072人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の木曜日より382人減りました。

 1週間平均の新規感染者数は、23日時点で1091・1人で、前の週に比べて70・5%。

 新規感染者1072人を年代別でみると、0歳8人、1~4歳51人、5~9歳41人、10歳代96人、20歳代175人、30歳代171人、40歳代179人、50歳代143人、60~64歳54人、65~69歳25人、70歳代62人、80歳代43人、90歳以上24人。重症化しやすいとされる65歳以上の高齢者は154人でした。

 入院患者は1009人で、病床使用率は19・1%。人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は、22日と同じ10人でした。

 一方、感染が確認された15人が死亡しました。

 東京都の累計は感染者が431万1029人、死者は7941人となりました。

 2023年2月23日(木)

🟪今年の日本の平均気温、近海の平均海面水温、統計史上最高の見通し  気象庁が発表

 気象庁は25日、2024年の日本の平均気温が統計のある1898年以降で最も高くなる見込みだと発表しました。11月末時点で平年(1991〜2020年の平均)を1・64度上回り、これまで最高だった昨年のプラス1・29度を上回ることが確実となりました。  日本近海の平均海面水温も1...