2023/04/19

🟩全国で新たに1万2094人感染 新型コロナ、22人死亡

 厚生労働省は19日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で1万2094人確認されたと発表しました。前週の水曜日より約1900人増えました。

 また、国内で感染して亡くなった人は、新潟県で3人、京都府で2人、北海道で2人、東京都で2人、香川県で2人、三重県で1人、兵庫県で1人、千葉県で1人、和歌山県で1人、大阪府で1人、宮城県で1人、山口県で1人、広島県で1人、愛知県で1人、神奈川県で1人、長野県で1人の合わせて22人、累計で77万4286人となっています。

 都道府県別の新規感染者数の最多は東京都で1514人。次いで大阪府の971人、北海道の728人、神奈川県の685人、千葉県の605人、埼玉県の594人、愛知県の526人、兵庫県の444人、福岡県の440人、広島県の399人、京都府の358人、長野県の345人と続きました。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、19日時点で62人となっています。重症者の数は、18日と比べて7人増えました。

 一方、北海道は19日、道内で新たに728人が新型コロナウイルスに感染し、感染していた2人が死亡したと発表しました。日別の感染者数は前週の水曜より86人多く、4日連続で前週の同じ曜日を上回りました。

 発表者別の感染者数は道立保健所管内が387人、札幌市が214人、旭川市が63人、函館市が51人、小樽市が13人。死亡したのは60歳代と80歳代の各1人。

 北海道内の感染者数は延べ134万9878人、死者は計4581人となりました。

 2023年4月19日(水)

🟩東京都で新たに1514人感染 新型コロナ、3日連続で1週間前を上回る

 東京都は19日、新型コロナウイルスの感染者を都内で新たに1514人確認したと発表しました。前週の同じ曜日から180人増え、3日連続で1週間前を上回りました。

 1週間平均の新規感染者数は、19日時点で1166・9人で、前の週に比べて105・5%。

 新規感染者1514人を年代別でみると、0歳11人、1~4歳29人、5~9歳53人、10歳代158人、20歳代295人、30歳代253人、40歳代228人、50歳代237人、60~64歳68人、65~69歳46人、70歳代83人、80歳代42人、90歳以上11人。重症化しやすいとされる65歳以上の高齢者は、182人でした。

 入院患者は553人で、病床使用率は10・7%。人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は、18日より1人増えて7人でした。

 一方、感染が確認された2人が死亡しました。

 東京都の累計は感染者435万8741人、死者8085人となりました。

 2023年4月19日(水)

2023/04/18

🟩熱中症警戒アラート、4月26日から運用開始へ 国会では「熱中症特別警戒情報」の議論も

 熱中症の危険性が極めて高いと予測された場合に発表される「熱中症警戒アラート」は、4月26日から今年の運用が始まります。気象庁と環境省は、情報が出された場合はふだん以上に熱中症の対策を徹底してほしいとしています。

 「熱中症警戒アラート」は2021年から全国での運用が始まったもので、気温や湿度などをもとにした「暑さ指数」を使い、熱中症の危険性が極めて高いと予測された場合に発表されます。

 気象庁と環境省は、今年は4月26日から10月25日まで運用すると発表しました。

 具体的には、全国の府県予報区ごとに前日の午後5時ごろと当日の午前5時ごろ、「暑さ指数」が「33」以上と予測された場合に、環境省のLINEなどを通じて発表されます。

 気象庁によりますと、昨年は4月下旬から10月下旬までの運用期間中に、延べ889回発表したということです。

 昨年8月2日の午前5時には全国の6割以上に当たる38地域に熱中症警戒アラートが出され、埼玉県越谷市と甲府市では最高気温が39・5度に達するなど各地で危険な暑さとなりました。

 気象庁と環境省は情報が出された場合は、不要不急の外出を避けて適切にエアコンを使用するほか、のどがかわく前にこまめに水分補給することや、運動を原則中止するなど、ふだん以上に熱中症の対策を徹底するよう呼び掛けています。

 気象庁は、「熱中症は毎年かなりの人が搬送され亡くなる人もいるが、去年は6月後半と季節外れの時期に高温が続いた。一般的に暑いとされていない時期でも油断せず、熱中症警戒アラートを活用して暑さへの備えをしてほしい」と話しています。

 熱中症による死者が増加傾向にあることなどから、 政府は今国会で熱中症対策を初めて法的に位置付け、 現在の「熱中症警戒アラート」よりも一段高い「熱中症特別警戒情報」などを新たに設ける法律の改正案を提出しています。

 2023年4月18日(火)

🟩81大学病院の医師3割、残業960時間超の見込み 教育・研究に充てる時間不足

 2024年度から本格的に始まる医師の働き方改革を前に、全国医学部長病院長会議は18日、全国の81大学病院の医師の勤務実態に関する調査結果を公表しました。医師の3割に「過労死ライン」を超える時間外労働が見込まれることが判明。同会議は労働時間を短縮するための待遇改善や人材確保、業務の移管・削減が必要だと訴えています。

 文部科学省の委託事業として昨年、全国の81大学病院にアンケートを行いました。

 医師の働き方改革では、医師の休日・時間外労働は原則年960時間まで、地域医療に貢献する病院などは特例として年1860時間までとする残業規制が2024年度から始まります。

 アンケートでは、各大学病院に勤務実態の把握状況や、そのための対策などを聞きました。その結果、大学病院に勤務する医師の約3割に当たる最大約1万5000人について、2024年度の時間外労働が年960時間を上回る見込みとなりました。過労死ラインとされる「月80時間」を超える水準で、すべての大学病院が特例の適用を求める申請を予定しているといいます。

 医師の多くは、大学病院以外でも週数日勤務するなどして地域医療を担っています。一方、労働時間の実態把握は十分ではなく、長時間勤務が常態化していました。医師の睡眠時間が減ることなどで、医療事故が増える懸念もあります。

 また、労働時間の短縮が教育・研究の質の低下や成果の減少などにつながる懸念も示されました。大学病院の医師981人への調査では、研究の中心となる「助教」の医師の15%が、研究に割く時間が週0時間、約半数が1~5時間程度にとどまっていました。少ない人数で当直を回すため、診療の時間が多くなる一方、教育・研究に充てる時間が不足する状況になっています。

 調査を行った全国医学部長病院長会議の横手幸太郎会長は、「働き方改革を進める上で医療機関だけで解決できない問題も多く、大学病院の機能を維持するため、医師も行政も国民も一緒になって取り組む必要がある」と話していました。

 2023年4月18日(火)

🟩全国で新たに1万1589人感染 新型コロナ、前週比約1600人増

 厚生労働省は18日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で1万1589人確認されたと発表した。前週の火曜日より1649人増えました。

 また、国内で感染して亡くなった人は、三重県で7人、北海道で2人、千葉県で2人、埼玉県で2人、石川県で2人、兵庫県で1人、山形県で1人、東京都で1人、群馬県で1人、鹿児島県で1人の合わせて20人、累計で7万4264人となっています。

 都道府県別の新規感染者数の最多は東京都で1696人。次いで大阪府の875人、北海道の804人、神奈川県の784人、愛知県の582人、埼玉県の574人、千葉県の528人、福岡県の422人、新潟県の342人、京都府の292人、岐阜県の239人と続きました。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、18日時点で55人となっています。重症者の数は、17日と比べて2人減りました。

 一方、北海道は18日、道内で新たに804人が新型コロナウイルスに感染し、感染していた2人が死亡したと発表しました。日別の感染者数は前週の火曜日より141人多く、3日連続で前週の同じ曜日を上回りました。

 発表者別の感染者数は道立保健所管内が450人、札幌市が252人、旭川市が53人、函館市が35人、小樽市が14人。死亡したのは60歳代と80歳代の各1人。

 北海道内の感染者数は延べ134万9150人、死者は計4579人となりました。

 2023年4月18日(火)

🟩新型コロナ、脳内で免疫の働きをする神経細胞に感染  慶応大など発表

 新型コロナウイルスは、脳の中で免疫の働きをする種類の神経細胞に感染しやすいことがわかったという実験結果を、慶応大学などの研究チームが発表しました。感染した後に起きる神経の異常や後遺症の原因解明につなげたいとしています。

 これは、慶応大学の岡野栄之(ひでゆき)教授(神経科学)らの研究チームが神経科学の国際的な専門雑誌に発表しました。

 研究チームは、新型コロナの脳への影響を調べようと、人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から、3種類の神経細胞と脳の一部を再現した「オルガノイド」という細胞の固まりを作り、ウイルスが感染するかどうか調べる実験を行いました。

 その結果、従来型とデルタ型、それにオミクロン型の特徴を人工的に再現したウイルスは、いずれも脳の中で免疫の働きをするミクログリアという神経細胞に感染したということです。

 一方で、ほかの神経細胞やオルガノイドには感染しませんでした。

 新型コロナに感染した人では、記憶障害や「もや」がかかったように感じて思考力が落ちる「ブレインフォグ」などが出ることがありますが、こうした異常が出る理由はわかっていませんでした。

 研究チームは、新型コロナウイルスはミクログリアに多くあるタンパク質を足掛かりに感染しているとみていて、感染後の症状や後遺症の原因の解明につなげたいとしています。

 岡野教授は、「今回の結果とブレインフォグなどの症状が具体的にどうつながるのか、さらに研究を進めたい」と話しています。

 2023年4月18日(火)

🟩東京都で新たに1696人感染 新型コロナ、前週火曜より206人増

 厚生労働省は18日、東京都内で新たに1696人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の火曜日より206人増えました。

 1週間平均の新規感染者数は、18日時点で1141・1人で、前の週に比べて104・9%。

  新規感染者1696人を年代別でみると、0歳8人、1~4歳35人、5~9歳44人、10歳代142人、20歳代311人、30歳代272人、40歳代279人、50歳代297人、60~64歳91人、65~69歳47人、70歳代105人、80歳代54人、90歳以上11人。重症化しやすいとされる65歳以上の高齢者は217人でした。

 入院患者は570人で、病床使用率は11・0%。人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は、17日より1人増えて6人でした。

 一方、感染が確認された1人が死亡しました。

 東京都の累計は感染者435万7227人、死者8084人となりました。

 2023年4月18日(火)

🟩歯科医の倒産・休廃業が最多 1~10月で126件、後継者不足や材料高が打撃に

 歯科医院の倒産が相次いでいます。帝国データバンクの調査によると、今年1〜10月の倒産(負債額1000万円以上)と休廃業・解散を合わせた件数は前年同期の1・8倍の126件。すでに2023年の年間累計104件を抜き、2000年の集計開始以降の年間最多を更新しました。歯科医の高齢化...