厳しい暑さが続く中、東京都内でこの夏、熱中症の疑いで医療機関に搬送された人は合わせて8341人と、昨年の夏をすでに上回り、2年連続で過去最多となったことがわかった。
東京消防庁は、年齢や場所にかかわらず症状を訴える人が相次いでいるとして、対策の徹底を呼び掛けている。
東京消防庁によると、都内で今年6月以降に熱中症の疑いで搬送された人は8月31日までに速報値で8341人に上った。
これは昨年の6月から9月までの搬送者の数(7996人)より340人余り多く、2年連続で過去最多となった。
搬送者のうち、1人が死亡、47人が重篤、192人が重症、3125人が中等症、4976人が軽症となっている。
年代別では高齢者が多いものの、10歳代や20歳代の若い世代も含まれているということである。
東京消防庁は厳しい暑さが続く中、年齢や場所にかかわらず症状を訴える人が相次いでいるとして、のどが渇く前にこまめに水分を補給することや、室内では冷房や扇風機を適切に使用することなど、対策の徹底を呼び掛けている。
2025年9月1日(月)
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