防衛省は、アメリカ軍横田基地内で泡消火剤が漏れ出たケースについて、アメリカ軍に問い合わせたところ、これまでの3件に加えて4件あったことが確認されたと発表しました。
防衛省はこれまで、アメリカ軍横田基地内で、有害性が指摘されている有機フッ素化合物の「PFAS(ピーファス)」などが含まれる泡消火剤が漏れ出たのが3件あったとしています。
マスコミがアメリカ軍に対し情報公開請求を行った結果、ほかに4件あったことがわかっており、防衛省がアメリカ側に問い合わせた結果、25日までに、そのことが確認されたということです。
内訳は、3年前に3回、昨年に1回で、アメリカ軍はPFASなどの含まれていない泡消火剤への交換を進めていて、開示された報告書によりますと、今回の泡消火剤にはこれらは含まれていない上、いずれも基地の外には流出していないとしています
防衛省環境政策課は、「これ以上の漏出はないと認識している。今後も関係自治体と相談しながら、必要に応じて対応していきたい」と話しています。
2023年7月28日(金)