2024/05/05

🟧15歳未満の子供の推計人口は過去最少1401万人 43年連続減少

 総務省によりますと、15歳未満の子供の数は4月1日現在で1401万人と、43年連続の減少となりました。

 総務省の推計によりますと4月1日現在で、国内で暮らす15歳未満の子供は、男子が718万人、女子が683万人の合わせて1401万人となっています。

 昨年と比べると33万人減っていて、1982年から43年連続の減少で過去最少を更新しました。

 年齢別でみると、0~2歳が235万人と最も少なく、3~5歳が257万人、6~8歳が288万人と続きました。最多だった12~14歳は317万人で、少子化に歯止めがかからない現状が改めて浮き彫りになった。

 また、総人口に占める子供の割合も昨年より0・2ポイント低い11・3%と過去最低となり、1975年から50年連続の低下となりました。

 子供の数を都道府県別でみますと、昨年10月1日現在で最も多かったのは東京都の151万3000人で、神奈川県の103万1000人が続きました。100万人を超えたのは2都県のみで、大阪府は98万4000人と比較可能な1950年以降で初めて100万人を割りました。最も少なかったのは鳥取県の6万5000人でした。子供の数は47都道府県のすべてで減少しました。

 一方、子供の割合を都道府県別でみますと、昨年10月1日現在で最も高いのは沖縄県で16・1%、次いで滋賀県が13%、佐賀県が12・9%などとなっています。逆に最も低いのは秋田県で9・1%、次いで青森県の10%、北海道の10・1%などとなっています。

 人口4000万人以上の主要国で子供が総人口に占める割合(日本以外は2023年推計値)を比較すると、日本は韓国の11・2%に次いで低くなりました。アメリカ(17・7%)、イギリス(17・2%)などと比べても、日本の少子高齢化の状況が際立っています。

 2024年5月5日(日)

2024/05/04

🟧鳥インフルエンザ、哺乳動物から人へ初感染か アメリカ・テキサス州の酪農場

 アメリカ南部テキサス州で確認された高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)感染者について、アメリカ疾病対策センター(CDC)のチームは3日、酪農場の労働者で、感染した乳牛との接触でうつったと考えられると発表しました。人以外の哺乳類から人に感染した世界初の報告例になるとみています。

 ゲノム解析では哺乳類の細胞で増えやすくなる変異もみられたものの、基本的には鳥の間で広がるウイルスの特徴を維持しており、人への感染リスクは低くなっています。ただ、かかった場合は重症化することがあるため、感染した動物や殺菌前の生乳などに触れる機会を減らす対策が必要だと指摘しました。

 CDCは同日、アメリカの医学誌に論文を発表しました。

 2024年5月4日(土)

2024/05/03

🟧世界初の「歯生え薬」9月に治験開始へ 子供向け、2030年実用化目指す 

 生まれ付き永久歯が少ない「先天性無歯症」の患者の歯を生やす「歯生え薬」について、人への安全性を確かめる臨床試験(治験)を9月に始めると、北野病院(大阪市)や京大発の創薬ベンチャー「トレジェムバイオファーマ」(京都市)などが2日、発表しました。治験は京大医学部付属病院で実施し、2030年の実用化を目指します。世界初の試みといいます。

 薬は先天性無歯症の子供を対象に開発。生まれ付きの歯の数が通常より6本以上少ない場合は遺伝性とみられ、全人口の約0・1%が発症するといいます。これまでは成長してから人工の歯を埋め込むインプラント手術などを行うしかありませんでした。

 研究チームによると、薬は歯の成長を抑制するタンパク質「USAG―1」の働きをなくす抗体薬。機能を抑えることで、永久歯のもととなる「歯の芽」の成長を促します。

 治験は9月から来年8月ごろまで実施。今回は安全性の確認のため、30歳以上65歳未満で奥歯のない健康な男性を対象とします。25人に薬剤を腕などに点滴で投与、5人には偽薬(プラセボ)を使い、副作用の有無などを調べます。

 将来は虫歯などで歯を失った人にも応用したい考えです。

 2024年5月3日(金)

🟧マダニ感染症に注意、屋外活動増加で長崎県が呼び掛け

 ゴールデンウイーク期間中や夏場にかけて屋外活動の機会が増えることから、長崎県はマダニなどによる感染症への注意を呼び掛けています。重症化すると死亡するケースもあり、農作業やレジャーの際は肌の露出を減らし、かまれたら無理に引き抜かずに医療機関で処置するよう促しています。

 長崎県内では今年1月から4月26日までに、マダニやツツガムシが媒介する感染症に8人がかかりました。

 マダニによる感染症は、発熱や嘔吐(おうと)などの症状がある重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の4人と、高熱や発疹を伴う日本紅斑熱の3人。発熱や発疹、倦怠感などの症状が現れる、ツツガムシによる「つつが虫病」に1人が感染しました。

 マダニ類は草むらなどに生息するため、県地域保健推進課は、屋外で活動する際は長袖を着用し、サンダルなどを避け、活動後はかまれていないか確認するよう呼び掛けています。

 2024年5月3日(金)

2024/05/02

🟧4月の日本全体の平均気温が過去最高を更新 各地で高温の記録更新

 今年の4月の日本全体の平均気温が、過去最高を更新しました。気象庁は4月の天候まとめを発表し、4月の日本全体の平均気温は、統計開始以降最も高かった1998年をおよそ0・8度上回り、過去最高を更新しました。

 日本付近は暖かい空気に覆われやすく、低気圧や前線に向かって暖かい空気が流れ込む日もあったため、4月の平均気温は全国的にかなり高くなりました。

 また、4月下旬には広い範囲で30度以上の真夏日を観測するなど、各地で高温の記録を更新しています。

 地域別でみると、平年に比べて北日本でプラス3・2度、東日本でプラス2・7度、沖縄・奄美でプラス2・6度と、各地域で1946年の観測開始以降、4月として1位の高温となりました。

 西日本は平年に比べてプラス2・4度で観測史上3番目に高い記録で、中国地方でみると平年に比べてプラス2・4度となり、観測史上2番目に高い記録となりました。

 各観測地点別でみると、全国153地点のうち半数以上の87地点で過去最高を記録しています。

 2024年5月2日(木)

2024/05/01

🟧アメリカ、大麻の危険性を「低レベル」に分類へ 進む規制緩和

 アメリカの司法省は4月30日、連邦レベルで大麻の規制を緩和するようジョー・バイデン政権に提言しました。司法省傘下の麻薬取締局(DEA)は、乱用リスクがより低い薬物に大麻を分類する方針。バイデン大統領も規制緩和に前向きで、アメリカのメディアは「歴史的な転換になる」と指摘しました。

 11月の大統領選に向け、バイデン大統領は大麻合法化を求める声が強い若年層の支持拡大につなげることを狙います。2020年の前回大統領選では、大麻の使用を犯罪と見なさないと訴えていました。

 連邦法は大麻をヘロインや合成麻薬LSDと同じ「1類」としています。食品医薬品局は昨年8月、DEAに対し、大麻を解熱鎮痛剤などと同じ「3類」にするよう提言していました。

 分類変更が認められても、直ちに全面的な合法化につながるわけではないものの、「生産や研究に対する規制が緩和され、医師による処方が可能になる」とアメリカ紙ニューヨーク・タイムズは報じています。

 2024年5月1日(水)

2024/04/30

🟧小林製薬「紅麹」サプリ摂取、延べ266人が入院 医療機関の受診者は延べ1528人に

 小林製薬の紅麹(べにこうじ)の成分を含むサプリメントを摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題で、厚生労働省は、29日の時点で延べ266人が入院したことが小林製薬からの報告で明らかになったと発表しました。

 小林製薬の紅麹の成分を含むサプリメントに関しては、摂取した後、腎臓の病気を発症するなどして、これまでに5人が死亡し、全国で健康被害の訴えが相次いでいます。

 厚労省は健康被害の状況について、小林製薬から報告された29日時点の人数を明らかにしました。

 それによりますと、体調に異変を感じるなどして、延べ1528人が医療機関を受診し、延べ266人が入院したということです。医療機関を受診した人は1500人を超えました。

 小林製薬への相談数はおよそ10万3000件に上り、10万件を超えました。

 また、3月29日に設置された厚労省と消費者庁のコールセンターに、4月29日までに合わせて4716件の相談が寄せられたということです。

【コールセンター】 電話番号0120-388-687 午前9時から午後9時まで 土日や祝日も相談を受け付けます。

 厚労省は各地の保健所などとも連携して被害の確認を進めるとともに、引き続き健康被害の原因について調べることにしています。

 2024年4月30日(火)

🟥みちのく記念病院の「みとり医」、自分の氏名わからず署名できず 青森県警、「しかるべき処分」の意見つけ書類送付

 2023年3月、青森県八戸市のみちのく記念病院で患者同士の殺人が起き、それを病院が 隠蔽(いんぺい)していた衝撃的な事件。県警は医師法違反(無診察治療)の疑いで同病院に勤務していた男性医師(86)の捜査書類を青森地検に送付し、起訴を求めない「しかるべき処分」の意見をつけた。一...