2022/09/08

🟪全国で11万2404人の新型コロナ感染を確認 前週の木曜より3万7472人減

 国内では8日午後10時10分の時点で、東京都で1万640人、大阪府で8291人、愛知県7174人、埼玉県で5948人、福岡県で5555人、北海道で5332人、兵庫県で5198人など全47都道府県と空港検疫で、新たに11万2404人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。

 前週の木曜日(9月1日)より3万7472人少なく、15日連続で前週の同じ曜日を下回りました。

 また、東京都で30人、大阪府で20人、兵庫県で18人、千葉県で14人、福岡県で13人、神奈川県で12人、愛知県で11人、鹿児島県で9人、宮城県で7人、北海道で6人、沖縄県で6人、群馬県で6人、京都府で5人、大分県で5人、長崎県で5人など、計227人の死亡の発表がありました。

 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め1990万205人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて1990万917人となっています。

 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が4万2114人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて4万2127人です。

 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より3人減り8日時点で471人となっています。

 大阪府は8日、新型コロナウイルスの新たな感染者を8291人確認したと発表しました。感染者数は前週同曜日(1万1095人)と比べ2804人減りました。府内の感染者の累計は198万8847人。

 新たに70~90歳代の男女20人の死亡が判明し、府内の死者数は累計6205人。

 8日時点の重症者は前日から4人減の52人で、重症病床(593床)の同日の実質使用率(重い持病などを抱える軽症・中等症患者らを含む)は16・2%になりました。軽症・中等症病床には2092人が入院しており、軽症・中等症病床(4147床)の使用率は50・4%となりました。

 新規感染者のうち、感染者と同居して症状があり、PCR検査を受けずに医師の診断で陽性と判断された濃厚接触者は270人でした。自宅療養者は7万8339人。公費によるPCR検査などを2万2591件実施しました。

 2022年9月8日(木)

🟪東京都で1万640人が新型コロナ感染 前週比3811人減、30人死亡

 東京都は8日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の1万640人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

 1日当たりの新規感染者は2日連続で1万人を超えたものの、1週間前の木曜日(9月1日)より3811人減り、18日続けて前の週の同じ曜日を下回りました。新規感染者の直近1週間平均は1万799・9人で、前の週の71・8%となりました。

 8日の新規感染者を年代別にみると、最多は30歳代の1882人で、40歳代の1808人、20歳代の1661人と続きました。10歳未満は1582人、65歳以上は1010人でした。

 ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが6570人、未接種は2196人でした。

 病床使用率は41・6%。また、都が緊急事態宣言の要請を判断する指標を30~40%としている重症者用病床使用率は25・0%。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者数は、前日より2人増えて31人でした。

 一方、都は、感染が確認された60歳代から100歳以上までの男女合わせて30人が死亡したことを発表しました。

 また、確認された感染者のうち、都外から持ち込まれた検体を都内の医療機関で検査したのは298人でした。他県内の陽性者登録センターなどを通じた申請はありませんでした。

 東京都の累計の感染者数は301万5669人となり、累計の死者数は5556人になりました。

 2022年9月8日(木)

🟪梅毒感染者、2年連続で過去最多更新 全国で8155人に達し、年1万人を超す恐れ

 性感染症の梅毒の2022年感染者数(4日まで)が全国で8155人に達し、現在の調査方法となった1999年以降で過去最多を更新しました。最多だった2021年の7983人を約8カ月で上回り、年間1万人を超えるペースで増加が続いており、専門家は「まん延が続けば、感染に気付かないまま重大な合併症につながるケースも増える恐れがある」と警鐘を鳴らしています。

 梅毒は2011年ごろから増え始め、2020年にいったん減少したものの、昨年再び増加し、過去最多を更新したばかりでした。全国の報告数(速報値)は、東京都感染症情報センターが8日に公開した国の集計結果から判明しました。

 梅毒は「梅毒トレポネーマ」という細菌が、性行為などによって性器や口などの粘膜から侵入して感染します。感染後2~3週間で性器などに赤みやしこりができます。2~3カ月後には手のひらや腹部など全身に発疹が出ますが、痛みやかゆみがないことがほとんどです。症状の出方は多様で、こうした症状は数週間から数カ月で自然に消えることがありますが、治ったわけではなく感染は続いています。

 抗菌薬を4週間飲み続けるか、1回注射することで治療可能ですが、治っても何度も感染することがあります。発疹をアレルギーや風疹などと間違えることがあり、梅毒感染に気付かず放置すると、数年から十数年をかけて、脳や心臓、神経などを侵し、重大な合併症を引き起こして命を落とすこともあります。コンドームの使用で感染のリスクを下げられます。

 国立感染症研究所によると、今年の報告数(8月28日までの速報値)は都道府県別で東京都の2268人が最も多く、大阪府1020人、愛知県447人、福岡県323人と続きました。急増の背景にはネット交流サービス(SNS)やマッチングアプリを介した不特定多数との性行為が指摘されています。

 日本性感染症学会理事の重村克巳・神戸大准教授は、「梅毒は発疹など典型的な症状ばかりでなく、人によってまちまちな『非典型例』が多い病気だ」と指摘。診断する側も見落としかねず、患者側も症状から自己判断すると検査につながらない可能性があります。感染症のまん延を食い止めるには適切な診断と治療が欠かせず、重村医師は「陰部に赤みがあるなど心配な場合は医療機関を受診してほしい。また、治療中の人は薬の服用を途中でやめたりせず、医療機関で治ったことを確認することも大切だ」と語りました。

 2022年9月8日(木)

🇬🇷出血性膀胱炎

出血を伴う膀胱炎で、多くは子供が罹患

出血性膀胱(ぼうこう)炎とは、肉眼で見えるほど尿に血が混じっており、白く濁る膿尿(のうにょう)の症状がない膀胱炎。急性出血性膀胱炎とも呼ばれます。

この出血性膀胱炎の原因は、ウイルスや細菌の感染、抗がん剤の投与、食物や薬のアレルギーなどですが、ウイルス性のものが多く、一般的に出血性膀胱炎といえばウイルスが原因とされます。

子供がかかりやすく、アデノウイルスによるものが一番多くみられます。アデノウイルスは夏風邪のウイルスの一種で、プール熱や流行性結膜炎などの原因としても知られています。このアデノウイルスによる出血性膀胱炎では、排尿時に痛みがあり、真っ赤な血尿が出ます。肉眼的血尿、排尿痛のほか、頻尿、残尿感や、微熱程度の発熱がある場合もあります。

また、白血病の治療に使われる抗がん剤のエンドキサンなどの投与によって、出血性膀胱炎を起こすことがあります。

子供が出血性膀胱炎にかかった場合、症状を口でいうことができないことがあります。トイレに行く様子がおかしかったり、おしっこをしてもじもじしているようなら、膀胱炎を疑ったほうがよいでしょう。基本的には自然治癒を待つことが多いのですが、出血性膀胱炎による血尿であることを判断し、別の大きな疾患であることを否定するためにも、小児科を受診することが勧められます。

医師による出血性膀胱炎の診断では、尿検査を行って、尿を赤くしているものが血液かどうかを調べたり、膀胱炎の時に出てくる細胞が現れているかどうかを確認します。また、尿のウイルスの種類を検査し、原因となるウイルスを検査することもあります。

アデノウイルスに効く薬は今のところないため、アデノウイルスによる出血性膀胱炎も安静と十分な水分摂取を心掛けて、自然治癒を待ちます。一般的に、肉眼的血尿の症状は数日で改善され、尿検査でも血尿は10日間ほどでなくなります。排尿痛、頻尿、残尿感も1週間以内になくなります。細菌性尿路感染症と区別が付くまで、抗生剤を内服することもあります。

抗がん剤など薬剤による出血性膀胱炎の場合、軽い血尿には止血剤を使用したり、原因の薬剤を中止することで改善されます。症状が重い場合、血尿中で血液が塊となり、尿閉を起こしたり、膀胱委縮が起こることもあります。薬を服用中は、水分を多めに取り、たくさん排尿し、膀胱炎を予防することが大切です。

🟪大阪大発の製薬ベンチャー、アンジェスが新型コロナワクチン開発中止

 大阪大学発の製薬ベンチャー「アンジェス」(大阪府茨木市)は7日、武漢型を標的にした新型コロナウイルスワクチンの開発を中止すると発表しました。今後は、オミクロン型を標的にした新型コロナワクチンをアメリカのスタンフォード大学と開発します。

 山田英社長は、「臨床試験(治験)中の中間解析結果を確認し、メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンの有効性を上回ることは厳しいと判断した」と話しています。

 アンジェスは2020年3月、コロナワクチンの開発を始めると表明。ウイルスの遺伝情報をDNAを使って体内に送り込む「DNAワクチン」を開発していました。2020年6月に第1段階の治験を始めたものの、期待通りの効果を得るのが難しいと判断しました。薬剤濃度を上げた追加治験を始め、第2段階の治験を進めていました。

 2020年4月に吉村洋文・大阪府知事が「(2020年)9月にも実用化したい」と発言したことで注目を集めました。開発中止で、大阪大学やタカラバイオなどとの共同研究も終えます。

 アンジェスは研究開発や生産体制整備のため、日本医療研究開発機構(AMED)や厚生労働省から計74億5000万円の補助金を受け取っていますが、返還の義務はないといいます。

 スタンフォード大学と開発するオミクロン型を標的にしたワクチンは、鼻から投与するDNAワクチン。「室温で保存できる可能性があるほか、鼻粘膜を通して抗体を作り、鼻腔からの感染や感染拡大を防ぐことが期待できる」といいます。2年後の治験入りを目指します。

 2022年9月8日(木)

🟪全国で12万9793人が新型コロナ感染 247人死亡、474人重症

 国内では7日午後6時25分の時点で、東京都で1万3568人、大阪府で9601人、愛知県8717人、埼玉県で6802人、兵庫県で6244人、神奈川県で5400人、北海道で5180人など全47都道府県と空港検疫で、新たに12万9793人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。

 前週の水曜日(8月31日)より3万9962人少なく、14日連続で前週の同じ曜日を下回りました。

 また、東京都で29人、大阪府で26人、埼玉県で18人、兵庫県で17人、神奈川県で17人、北海道で15人、愛知県で15人、千葉県で13人、福岡県で10人、熊本県で7人、宮城県で6人、群馬県で6人、奈良県で5人など、計247人の死亡の発表がありました。

 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め1978万7847人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて1978万8559人となっています。

 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が4万1887人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて4万1900人となっています。

 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より38人減って7日時点で474人となっています。

 一方、大阪府は7日、新型コロナウイルスの新たな感染者を9601人確認したと発表しました。感染者数は前週同曜日(1万3675人)と比べ4074人減りました。府内の感染者の累計は198万559人。

 新たに70~90歳代の男女26人の死亡が判明し、府内の死者数は累計6185人。

 7日時点の重症者は前日から3人増の56人で、重症病床(593床)の同日の実質使用率(重い持病などを抱える軽症・中等症患者らを含む)は16・7%になりました。軽症・中等症病床には2214人が入院しており、軽症・中等症病床(4154床)の使用率は53・3%となりました。

 新規感染者のうち、感染者と同居して症状があり、PCR検査を受けずに医師の診断で陽性と判断された濃厚接触者は279人でした。自宅療養者は8万2316人。公費によるPCR検査などを2万9168件実施しました。

 2022年9月8日(木)

🟪東京都、新型コロナ1万3568人感染 累計感染者数300万人超に

 東京都は7日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の1万3568人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

 1週間前の水曜日より1860人減り、17日続けて前の週の同じ曜日を下回りましたが、新規感染者は4日ぶりに1万人を上回りました。7日までの7日間平均は1万1344・3人で、前の週の69・6%となりました。

 新規感染者を年代別に見ると、30歳代が2390人と最も多く、40歳代が2261人、10歳未満が2155人と続きました。65歳以上の高齢者は1340人でした。

 ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが8216人、未接種は2792人でした。

 また、人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は、6日より3人減って29人でした。

 一方、都は、感染が確認された30歳代と、50歳代から100歳以上までの男女合わせて29人が死亡したことを発表しました。

 確認された感染者のうち、他県内の陽性者登録センターなどを通じて申請があったのは1人で、都外から持ち込まれた検体を都内の医療機関で検査したのは240人でした。

 東京都の累計の感染者数は300万人を超えて300万5029人となり、累計の死者数は5526人になりました。

 2022年9月7日(水)

🟪小中学生の体力調査、中学生男子はコロナ感染拡大前を上回る

 全国の小学5年生と中学2年生を対象に、50メートル走など8つの項目で体力や運動能力を調べる今年度の国の調査で、中学生の男子の合計点は新型コロナウイルスの感染拡大前を上回りました。一方で、小学生の男女は低下傾向にあり、スポーツ庁は運動の機会を増やす取り組みに力を入れていく方針で...