今年9月から始まった新型コロナウイルスのオミクロン型に対応したワクチンの接種を受けた人の数は国内で858万人余り、割合は6・8%となりました。
オミクロン型に対応したワクチンの接種は、従来のワクチンで2回目までを終えた12歳以上の人を対象に9月から始まり、厚生労働省は年内に希望する人への接種を行うとしています。
政府が7日公表した最新の状況によりますと、これまでに国内でオミクロン型に対応したワクチンの接種を受けた人は858万2671人で、全人口に対する接種率は6・8%となりました。このうち65歳以上の高齢者は189万2709人で、接種率は5・3%でした。
従来のワクチンやオミクロン株対応ワクチンでこれまでに接種を受けた人は、1回目では1億429万2063人(全人口の81・4%)、2回目では1億293万8354人(全人口の80・4%)、3回目では8354万9369人(全人口の66・3%)、4回目では4250万8809人、5回目では73万4050人となっています。
また、5歳から11歳の子供を対象にした従来のワクチンの接種のうち、今年9月から始まった3回目の接種を受けた人は27万6223人で全体の3・8%でした。
1回目を受けた人は166万9224人で全体の22・8%、2回目の接種を受けた人は159万7969人で全体の21・8%でした。
このほか、10月から始まった生後6カ月から4歳の乳幼児を対象にした従来のワクチンの接種で、1回目の接種を受けた人は615人でした。
実際はこれ以上に接種が進んでいる可能性があり、今後、増加することがあります。
2022年11月8日(火)